モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、「三菱デリカD:5にゴルフバッグが一体何個積めるのか?」、特に「家族でゴルフに行く際に、人と荷物がしっかり乗るのか?」といった点が気になっているのではないでしょうか。

引用 : 三菱自動車HP
私も実際にデリカD:5を所有し、何度もゴルフ場へ足を運んでいるので、その積載能力や使い勝手については知り尽くしています。気になる気持ちはよくわかります。
この記事を読み終える頃には、あなたのデリカD:5のゴルフバッグ積載に関するあらゆる疑問が解決しているはずです。
記事のポイント
- デリカD:5の広大な荷室空間の実力
- 乗車人数別のゴルフバッグ積載シミュレーション
- ゴルフバッグを効率良く積むための実践的テクニック
- ゴルフライフを豊かにするデリカD:5専用アクセサリー

三菱デリカD:5のポテンシャルを再確認!積載能力の基礎知識
まずは、デリカD:5がなぜこれほどまでにアウトドアやレジャーシーンで支持されるのか、その根幹にある積載能力の基礎から見ていきましょう。特にゴルフバッグのような大きくて長い荷物を積む際には、荷室の寸法やシートアレンジの多彩さが重要になります。

引用 : 三菱自動車HP
「唯一無二のオールラウンダー」デリカD:5の基本情報と魅力
ご存知の通り、三菱デリカD:5はミニバンの快適な居住空間と、SUVの力強い走破性を融合させた、他に類を見ないオールラウンドミニバンです。現行モデルは2007年の登場から熟成を重ね、特に2019年のビッグマイナーチェンジでディーゼルエンジンに一本化され、内外装デザインも洗練されました。
私がデリカD:5を数ある愛車の中でも特に気に入っている理由は、まさにこの「オールラウンダー」としての資質です。平日は家族の送迎や買い物でミニバンとしての利便性を享受し、週末になればキャンプやゴルフ、時には雪道へと繰り出すSUVとしての頼もしさを発揮してくれます。
ゴルフ場へのアクセスは、時に舗装されていない道や急な坂道を通ることも少なくありません。そんな時、デリカD:5の電子制御4WDシステムと最低地上高がもたらす安心感は絶大です。雨でぬかるんだ駐車場でもスタックする心配なく、ストレスフリーでプレーに集中できる。これは他のミニバンでは決して味わえない、デリカD:5だけの特権と言えるでしょう。
驚異のキャパシティ!デリカD:5の荷室寸法を徹底解剖
デリカD:5の積載能力を語る上で欠かせないのが、広大な荷室空間です。具体的な数値を把握することで、ゴルフバッグをどのように積むか、より明確なイメージが湧くはずです。
項目 | 数値(後期モデル参考値) | 備考 |
---|---|---|
荷室開口部・最大高 | 約1,130mm | 地上から荷室フロアまでの高さも適切で、重い荷物の積み下ろしが容易 |
荷室開口部・最大幅 | 約1,120mm | ゴルフバッグを横向きに入れる際にも十分な幅 |
荷室フロア幅(最大) | 約1,505mm | ホイールハウス手前の最も広い部分 |
荷室フロア幅(ホイールハウス間) | 約1,110mm | 荷室の使い勝手を左右する重要な寸法 |
荷室高 | 約1,240mm | 天井までの高さがあり、荷物を重ねて積む際にも有利 |
これらの数値からわかるように、デリカD:5の荷室は非常にスクエアで広々としており、デッドスペースが少ないのが特徴です。特にホイールハウス間の幅が1,110mm確保されている点は、ゴルフバッグの積載において大きなアドバンテージとなります。
3列目シート使用時の荷室
3列目シートを乗車可能な状態で使用する場合、荷室の奥行きはスライド位置によって約140mmから480mmまで変動します。正直なところ、奥行き480mmの状態でもゴルフバッグを真横に積むのは困難です。この状態では、日常の買い物袋や небольшиеバッグ程度が積載の目安となります。しかし、後述するシートアレンジを駆使することで、この状況は一変します。
自由自在!多彩なシートアレンジが積載の可能性を無限に広げる
デリカD:5の真骨頂は、多彩なシートアレンジにあります。特に3列目シートの「左右跳ね上げ式格納」は、ゴルフバッグ積載の鍵を握る重要な機能です。
操作は非常に簡単で、シート背面のレバーを引いて前に倒し、ストラップを引いて側面へ跳ね上げて固定するだけ。女性の力でも簡単に行えるよう設計されています。この3列目シートを格納することで、荷室は劇的に拡大します。
- 3列目シート格納時の荷室長: 約1,200mm
- 2列目シートも前方へスライドさせた最大荷室長: 約1,610mm
荷室長が1,200mmもあれば、ほとんどのゴルフバッグ(ドライバーを入れた状態で約1,200mm~1,300mm)を真横に、あるいは斜めに余裕を持って積載できます。このフレキシブルなシートアレンジこそが、デリカD:5を単なる多人数乗りのミニバンから、最高のレジャービークルへと昇華させているのです。
7人乗りと8人乗りの違いは?ゴルフバッグ積載への影響を考察
デリカD:5には、2列目シートが独立したキャプテンシートの「7人乗り」と、6:4分割のベンチシートである「8人乗り」が存在します。この違いが、ゴルフバッグの積載にどう影響するのでしょうか。
仕様 | 2列目シート | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
7人乗り | 独立キャプテンシート | ・2列目乗員の快適性が高い<br>・シート間に通路があり、長尺物を積みやすい | ・2列目に3人乗車できない<br>・荷室の横幅を最大限に使いにくい場合がある |
8人乗り | 6:4分割ベンチシート | ・最大8人まで乗車可能<br>・2列目を倒せば広大なフラットスペースが出現 | ・2列目中央席はやや窮屈<br>・シート間の通路がない |
結論から言うと、ゴルフバッグの積載という観点では、どちらの仕様でも大きな差はありません。3列目を格納してしまえば、7人乗りでも8人乗りでも広大な荷室が出現するからです。
ただし、4人や5人でゴルフに行き、さらにスキー板のような長尺物も積みたいという特殊なケースでは、7人乗り仕様の2列目シート間の通路が役立つ場面があるかもしれません。しかし、純粋にゴルフ用途で考えるならば、乗車定員や普段の家族構成で選んで問題ないでしょう。私の愛車は8人乗りですが、5人家族の我が家にとってはベストな選択だったと感じています。
サイズは大丈夫?一般的なゴルフバッグの寸法をおさらい
ゴルフバッグと一言で言っても、サイズは様々です。デリカD:5の積載能力を測る前に、基準となるゴルフバッグのサイズを確認しておきましょう。
- 一般的なカートバッグ(9.5型)の寸法:
- 高さ(フード込み): 約1,250mm ~ 1,300mm
- 幅(最大部分): 約400mm ~ 450mm
- 奥行き: 約250mm ~ 300mm
- スリムなスタンドバッグ: 上記より一回り小さい傾向にあります。
- 大型のプロモデルやキャスター付きバッグ: 上記より一回り大きい傾向にあります。
今回のレビューでは、最も一般的で大型な部類に入る**「9.5型のカートバッグ」を基準に検証**していきます。これが入れば、ほとんどのゴルフバッグは問題なく積載できると考えて良いでしょう。
【人数別】デリカD:5はゴルフバッグが何個入る?徹底検証シミュレーション
お待たせしました。ここからは、乗車人数別にデリカD:5にゴルフバッグが何個積めるのか、私の実体験と様々なユーザーからの情報を基に、具体的な積み方と合わせて徹底的にシミュレーションしていきます。

引用 : 三菱自動車HP
究極の積載モード!2名乗車時のデリカD:5のゴルフバッグ積載数
結論:横置きで8個以上、工夫次第で10個も可能
フロントシートに2名のみが乗車し、2列目・3列目シートをすべて荷室として使う、最も積載能力が高いモードです。
積み方のポイント
- 3列目シートを左右に跳ね上げて格納します。
- 2列目シートの座面をチップアップ(座面を跳ね上げる)し、最前方にスライドさせます。
これで、荷室長1,610mm、幅も広大な空間が出現します。ここにゴルフバッグを積んでいきます。
- 1段目(フロア): まず、荷室の床面にゴルフバッグを真横に4つ並べます。バッグのヘッド部分を交互になるように置くと、スペースを有効活用できます。
- 2段目: 1段目の上に、同じようにゴルフバッグを4つ重ねて積みます。
これで合計8個は安定して積載可能です。さらに、ホイールハウス上のスペースや、残った隙間をうまく使えば、スリムなスタンドバッグなどを追加で1〜2個積むことも不可能ではありません。プロゴルファーの移動や、ゴルフサークルの合宿など、大量のゴルフバッグを運ぶ必要がある場面で、デリカD:5の底力がいかんなく発揮されます。
【今回の本命】3名乗車時のデリカD:5のゴルフバッグ積載数
結論:余裕で3個、工夫すれば4個も可能
今回のペルソナである「家族3人でゴルフへ」というシチュエーションに最も近いパターンです。2列目シートの片側に1名が乗車します。
積み方のポイント(8人乗りベンチシートの場合)
- 3列目シートを左右ともに跳ね上げて格納します。
- 2列目シートの6:4分割の「4」側(1人掛け側)に乗車し、「6」側(2人掛け側)を前方に倒すか、チップアップしてスライドさせます。
この状態でも、荷室には広大なスペースが残されています。
- 積み方A(最も簡単): 3列目を格納したスペースに、ゴルフバッグ3個を横置き、または斜めに余裕で積むことができます。ボストンバッグやシューズケースなども全く問題なく同時に積載可能です。
- 積み方B(4個に挑戦): 3列目格納スペースに横置きで3個積み、さらに倒した2列目シートの上に1個積むことで、合計4個の積載も可能です。
積み方のポイント(7人乗りキャプテンシートの場合)
- 3列目シートを左右ともに跳ね上げて格納します。
- 2列目の左右どちらかのキャプテンシートに乗車します。
この場合も、3列目を格納したスペースに3〜4個のゴルフバッグを積むことが可能です。8人乗りとの違いはほとんどありません。3人でのゴルフ旅行なら、快適な移動と十分な積載量を両立できる、非常にバランスの取れたモードです。
週末のゴルフに最適!4名乗車時のデリカD:5のゴルフバッグ積載数
結論:4個をスマートに積載可能
友人や同僚と4人でゴルフ場へ向かう、非常にポピュラーなシチュエーションです。フロントに2名、2列目に2名が乗車します。
積み方のポイント
- 3列目シートを左右ともに跳ね上げて格納します。
- 2列目シートは通常通り使用します(リクライニングやスライドも可能)。
この状態での荷室長は約1,200mm。ここにゴルフバッグ4個を積んでいきます。
- 積み方(横置き): 荷室フロアにゴルフバッグを2個、ヘッドを互い違いにして横置きします。その上に、同じように2個を重ねて積みます。これで合計4個がぴったりと収まります。この積み方は最も安定しており、走行中の荷崩れの心配も少ないため、私もよく使う方法です。
- 積み方(縦置き): バッグの形状やサイズによっては、荷室の奥に縦(進行方向に対して平行)に詰めていく方法もありますが、安定性に欠けるため横置きをおすすめします。
4名が快適に移動しながら、それぞれのゴルフバッグとボストンバッグもしっかり積める。デリカD:5は、まさに「ゴルフエクスプレス」として理想的な一台と言えるでしょう。
ちょっとした工夫が必要?5名乗車時のデリカD:5のゴルフバッグ積載数
結論:3個は確実、4個目は要工夫
家族や仲間と5人でゴルフへ。フロントに2名、2列目に3名(8人乗りの場合)または2名(7人乗りの場合)、3列目に1名が乗車するパターンです。ここからは少し工夫が必要になります。
積み方のポイント
- 3列目シートの5:5分割の片側(乗車しない方)のみを跳ね上げて格納します。
- 空いたスペースにゴルフバッグを積みます。
この状態で確保できる荷室スペースに、ゴルフバッグを積んでいきます。
- 積み方: 跳ね上げた3列目シートのスペースに、ゴルフバッグを縦に2〜3個差し込むように積みます。さらに、残った3列目シートの足元や、ラゲッジスペースの隙間に1個を斜めに置くなど、パズルのように組み合わせることで最大3個、スリムなバッグなら4個目も狙えます。
- 注意点: この積み方では、バッグが安定しにくい場合があります。走行中に倒れたり、3列目に乗車している人に当たったりしないよう、ゴムバンドやネットで固定するなどの配慮が必要です。
5人乗車でゴルフバッグ4個というのは少々タイトですが、3個であれば問題なく積載可能です。
大人数でも諦めない!6名以上乗車時のデリカD:5のゴルフバッグ積載パターン
結論:1〜2個が限界。ルーフキャリアの活用も視野に
6名以上(フロント2名、2列目2〜3名、3列目2名)が乗車する場合、3列目シートを格納することができません。
積み方のポイント
- 3列目シートを最後方までスライドさせ、リクライニングを最も立てた状態にします。
- シートとテールゲートの間のわずかなスペースにゴルフバッグを積みます。
この状態では、ゴルフバッグを縦に1個、無理やり押し込んで2個が限界です。しかも、後方視界が悪化したり、テールゲートを開けた際に荷物が落下したりする危険性も伴います。
正直なところ、6名以上でゴルフに行く場合は、デリカD:5一台で全員のバッグを運ぶのは現実的ではありません。このような場合は、以下の対策を検討することをおすすめします。
- ルーフキャリアの装着: ルーフボックスやキャリアを装着すれば、ゴルフバッグを屋根の上に積むことができ、車内空間を犠牲にしません。
- ゴルフ宅急便の利用: 事前にゴルフバッグをゴルフ場へ送ってしまうのが最もスマートな解決策です。
- 車を2台に分ける: 最もシンプルな方法です。
【早見表】デリカD:5 乗車人数とゴルフバッグ積載数の関係
これまでのシミュレーションを一覧表にまとめました。あくまで目安ですが、あなたのゴルフプランの参考にしてください。
乗車人数 | 3列目シートの状態 | 2列目シートの状態 | ゴルフバッグ積載数(9.5型目安) | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
2人 | 両側跳ね上げ | 最前方へ格納 | 8個〜 | ★★★★★ |
3人 | 両側跳ね上げ | 片側使用、片側格納 | 3〜4個 | ★★★★★ |
4人 | 両側跳ね上げ | 通常使用 | 4個 | ★★★★★ |
5人 | 片側跳ね上げ | 通常使用 | 2〜3個 | ★★★☆☆ |
6人 | 通常使用 | 通常使用 | 1〜2個 | ★☆☆☆☆ |
7/8人 | 通常使用 | 通常使用 | 0〜1個 | ☆☆☆☆☆ |
もっと快適に!デリカD:5でゴルフに行くための積載テクニックと豆知識
ただゴルフバッグを積むだけでなく、ちょっとしたコツやアイテムを活用することで、デリカD:5でのゴルフライフはさらに快適になります。私も実践しているテクニックをいくつかご紹介しましょう。

引用 : 三菱自動車HP
ゴルフバッグを傷つけない!スマートな積み方のコツ
大切なゴルフバッグや車内を傷つけないためには、積み方にも配慮が必要です。
- 積み込みは2人で: 重いゴルフバッグを一人で無理に持ち上げると、バンパーや内装にぶつけてしまうことがあります。可能であれば、2人で協力して積み込むのが理想です。
- バンパープロテクターを活用: リアバンパーの上部は、荷物の積み下ろしで最も傷がつきやすい部分です。市販のバンパープロテクターや、一時的に厚手のタオルを敷くだけでも傷を防げます。
- バッグのヘッドを互い違いに: 複数個を重ねて積む際は、ヘッド部分が交互になるように置くと、重心が安定し、スペース効率も上がります。
- アイアンカバーの装着: 走行中の振動でアイアン同士がぶつかり、傷がつくのを防ぐため、アイアンカバーは必ず装着しておきましょう。
ボストンバッグやシューズケースはどこに置くのがベスト?
ゴルフには、ゴルフバッグ以外にもボストンバッグやシューズケースといった手荷物がつきものです。これらをどこに置くかで、車内の快適性が大きく変わります。
- 4人乗車時まで: 3列目を格納した広大な荷室には、ゴルフバッグ4個と全員分のボストンバッグを余裕で収納できます。足元に荷物を置く必要がなく、広々とした空間で快適に移動できます。
- 5人乗車時: ゴルフバッグを積んだ残りのスペースや、2列目シートの足元、3列目乗車者の足元などを活用することになります。
- おすすめの場所: 私がよく使うのは、2列目シートの足元です。デリカD:5はフロアがフラットに近いため、足元にボストンバッグを置いても、それほど窮屈には感じません。
あると超便利!ゴルフ好きにおすすめの純正・社外アクセサリー
デリカD:5には、ゴルフライフをさらに充実させる便利なアクセサリーが豊富に用意されています。
- ラゲッジトレイ/マット(純正・社外): これは必需品です。濡れたり汚れたりしたゴルフバッグやシューズを気兼ねなく積むことができます。特に防水性の高い樹脂製のトレイは、掃除も簡単で非常に便利です。
- ラゲッジネット(純正・社外): 5人乗車時など、ゴルフバッグを縦に積む際に荷物を固定するのに役立ちます。走行中の荷崩れを防ぎ、安全性を高めます。
- ジョイントクッション(純正): 2列目と3列目を倒してフルフラットにした際の段差を解消するクッションです。車中泊はもちろん、ゴルフ後に仮眠を取りたい時などにも重宝します。
- プライバシーシェード(純正・社外): 駐車場での着替えや休憩時に、外からの視線を遮ることができます。夏の強い日差しを防ぐのにも役立ちます。
悪天候のゴルフ場でも安心!デリカD:5ならではのメリットとは
ゴルフは自然相手のスポーツ。時には雨や風、ぬかるんだコンディションの中でプレーすることもあります。そんな時こそ、デリカD:5の真価が発揮されます。
前述の通り、デリカD:5の持つ高い悪路走破性は、雨でぬかるんだゴルフ場の駐車場や、未舗装のアクセスロードで絶大な安心感をもたらします。他の車がスタックを気にして躊躇するような場所でも、デリカD:5なら臆することなく進んでいけます。
また、車高が高いことによる見晴らしの良さも、狭い道でのすれ違いや駐車時に大きなメリットとなります。プレー前から余計なストレスを感じることなく、気持ちよくゴルフに臨めるのは、デリカD:5オーナーの特権です。
意外と重要!ゴルフ後の汚れたウェアやシューズのスマート収納術
楽しいゴルフの後、悩みの種となるのが汚れたウェアやシューズの扱いです。特に雨の日のプレー後は、泥や芝で車内を汚してしまわないか気を使うものです。
- 防水バッグや収納ボックスの活用: 濡れたレインウェアや汚れたシューズは、大きめの防水バッグや蓋付きのプラスチック製収納ボックスに入れてから車に積み込むのがおすすめです。ラゲッジスペースに一つ常備しておくと非常に便利です。
- ラゲッジトレイの恩恵: ここでもラゲッジトレイが活躍します。万が一、泥や水分がこぼれてもトレイが受け止めてくれるため、フロアカーペットを汚す心配がありません。
- 着替えスペースとしての活用: 広大な室内空間は、簡易的な更衣室としても利用できます。プライバシーシェードを使えば、人目を気にせず快適に着替えることが可能です。
まとめ
今回は、三菱デリカD:5のゴルフバッグ積載能力について、乗車人数別のシミュレーションを交えながら徹底的にレビューしました。
結論として、デリカD:5は4人乗車で4つのゴルフバッグを余裕で積載できる、ゴルファーにとって非常に優れたパートナーであると言えます。
その理由は、単に荷室が広いというだけでなく、
- 多彩で使いやすいシートアレンジ
- スクエアでデッドスペースの少ない荷室形状
- 悪路も厭わない圧倒的な走破性
といった、デリカD:5ならではの強みが融合しているからです。
3人での利用であれば、さらに快適な空間と積載量を確保でき、2人であればその積載能力はプロのツアートラックさながらです。5人以上となると少し工夫が必要になりますが、シートアレンジ次第で対応できる柔軟性も持ち合わせています。
これからデリカD:5でゴルフライフを始めようと考えている方、そして既にオーナーでそのポテンシャルを最大限に引き出したいと考えている方にとって、このレビューが少しでもお役に立てれば幸いです。さあ、デリカD:5にゴルフバッグを積み込んで、最高の週末に出かけましょう。