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TOYOTA

【新型RAV4】グレード別乗り出し価格まとめ|購入時の合計金額を解説

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新型RAV4の実際の「乗り出し価格」が一体いくらになるのか、予算をどう立てれば良いのかが気になっていると思います。 私も実際にRAV4を所有し、プライベートでもそのタフな走りを経験してきましたが、カタログ価格と見積書の合計金額の差に驚く気持ちはよくわかります。

引用 : メーカーHP

新車購入は人生の大きなイベントの一つですから、不透明な費用を明確にし、納得してハンコを押したいものですよね。 この記事を読み終える頃には、グレードごとの具体的な総支払額や、諸経費の細かい内訳、そこで後悔しないオプション選びのコツまで、すべての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  1. グレード別詳細乗り出し価格シミュレーション
  2. 複雑な諸経費と税金の具体的計算方法
  3. ハイブリッド車とガソリン車のコスト比較
  4. リセールバリュー最大化のグレード選択

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RAV4 価格 諸経費内訳

RAV4 価格 本体価格の構成

新型RAV4の購入を検討する際、まず目に飛び込んでくるのは「車両本体価格」です。 しかし、これはあくまで「車そのもの」の価格であり、公道を走るための準備は整っていません。 本体価格には、標準装備されている安全装置「Toyota Safety Sense」や、基本的なインテリア、エクステリアのコストが含まれています。

引用 : メーカーHP

現在のラインナップでは、ガソリン車、ハイブリッド車、そしてプラグインハイブリッド(PHEV)の3つのパワートレインが存在し、それぞれの技術的コストが価格に反映されています。 特にRAV4の場合、世界初採用となった「ダイナミックトルクベクタリングAWD」などの高度な4WDシステムが、グレードによって価格差を生む大きな要因となっています。 また、近年の原材料費高騰や物流コストの上昇に伴い、マイナーチェンジのたびに価格改定が行われる傾向にあるため、検討時には最新のカタログ価格をチェックすることが欠かせません。

RAV4 価格 消費税の仕組み

車両本体価格や、後述するディーラーオプション、登録諸費用の一部には、当然ながら消費税が課税されます。 現在の税率は10%ですが、数百万円単位の買い物となる自動車において、この10%の影響は極めて甚大です。 例えば、車両本体価格が $4,000,000$ 円のグレードを選択した場合、消費税だけで $400,000$ 円が加算されていることになります。

カタログに記載されている価格は基本的に「消費税込み」の表示となっていますが、見積書を詳細に見ると、税抜き価格と消費税額が明確に区分けされています。 また、国や地方自治体への「税金」そのものには消費税はかからないため、見積書のすべての項目に10%が乗るわけではない点は、予算管理の上で覚えておくべきポイントです。 消費税は本体だけでなく、ナビゲーションシステムやコーティングといったオプション費用にもしっかりとかかってくるため、オプションを積めば積むほど、税金としての支払いも増えていく仕組みになっています。

RAV4 価格 自動車税の算出

自動車税(種別割)は、車の排気量に応じて課せられる地方税です。 RAV4のガソリン車とハイブリッド車はともに2.0L〜2.5Lの区分に該当することが多く、年間の税額は以下のようになります。

エンジン種類 排気量 年間自動車税額
ガソリン車(2.0L) 1,998cc $36,000$ 円
ハイブリッド車(2.5L) 2,487cc $43,500$ 円

新車購入時には、登録した月の翌月から年度末(3月)までの月割り分を前払いする形で支払います。 例えば、ハイブリッド車を10月に登録した場合、11月から3月までの5ヶ月分を乗り出し価格の一部として支払う計算になります。

$$43,500 \text{ 円} \times \frac{5}{12} \fallingdotseq 18,100 \text{ 円}$$

このように、登録するタイミングによって、乗り出し時の支払い額が数千円から数万円単位で変動するのです。 年度末の3月に登録できれば、翌年度分を4月に支払うことになるため、初期の「乗り出し価格」という名目上の支払額を抑えることができますが、総額としては変わらない点に注意しましょう。

RAV4 価格 重量税の軽減措置

重量税は、車両の重さに応じて課される税金ですが、RAV4の場合は「エコカー減税」の対象かどうかが大きな分かれ目となります。 ハイブリッド車やPHEVは、優れた燃費性能と環境性能により、新車登録時の重量税が「免税(0円)」となるケースがほとんどです。

一方で、純ガソリン車の場合は、環境性能の基準値によって一部減税、あるいは本則税率が適用されます。 RAV4の車両重量約1.6t前後ですので、3年分の一括支払いで通常であれば $36,900$ 円程度かかりますが、ハイブリッドを選ぶだけでこの数万円が浮くことになります。 「本体価格は高いが、税金で得をする」というハイブリッド特有のメリットは、乗り出し価格を計算する上で無視できない要素です。

重量税の比較イメージ(3年分)

  • ガソリン車: $22,500 \sim 36,900$ 円程度
  • ハイブリッド車: $0$ 円(免税)
  • PHEV: $0$ 円(免税)

RAV4 価格 環境性能割の適用

かつての「自動車取得税」に代わって導入されたのが「環境性能割」です。 これは燃費性能に応じて、取得価額の0%〜3%が課税される仕組みになっています。 RAV4においても、この項目が乗り出し価格に意外な重量感を与えます。

ハイブリッド車やPHEVは、現在の基準では「非課税(0%)」となることが多いため、ここでもコストメリットが生まれます。 ガソリン車の場合、グレードにもよりますが約2%〜3%程度の課税が一般的です。 本体価格が $3,500,000$ 円のガソリン車で3%が適用された場合、これだけで約 $105,000$ 円の出費増となります。 ハイブリッド車との価格差を考える際には、この「見えない10万円」を考慮に入れる必要があります。 カタログ上の価格差が60万円あっても、税金面で15万円程度の差がつくため、実質的な差は45万円程度まで縮まるのがRAV4の面白いところです。

RAV4 価格 自賠責保険の推移

公道を走るすべての車に加入が義務付けられているのが、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)です。 新車購入時は、次回の継続検査(車検)までの37ヶ月分をまとめて支払います。 この保険料は、事故率の変動や保険制度の見直しによって数年ごとに改定されますが、現在は $24,000 \sim 28,000$ 円程度が一般的です。

自賠責保険はあくまで対人賠償の基礎部分を補償するものであり、これだけで十分な備えとは言えません。 乗り出し価格には含まれませんが、納車日当日から有効になる「任意保険」の保険料も別途予算として確保しておく必要があります。 特にRAV4のようなSUVは、車両価格が高いため車両保険の金額も高くなりがちです。 等級や年齢、使用目的によって異なりますが、年間 $80,000 \sim 150,000$ 円程度の保険料は見込んでおきましょう。 納車後に「保険代が払えない」といった事態にならないよう、事前にシミュレーションしておくべきでしょう。

RAV4 価格 事務手数料の相場

ディーラーで見積書を作成してもらうと、必ず「登録諸費用」という項目が出てきます。 これには、検査登録手続代行費用、車庫証明手続代行費用などが含まれます。 自分で行えば節約できる項目もありますが、多くのユーザーはディーラーに一任するのが一般的です。

相場としては、代行手数料関連で合計 $50,000 \sim 80,000$ 円程度です。 また、ナンバープレート代(希望ナンバーの場合は加算)や、印紙代などの実費もここに含まれます。 これらの費用は、どのグレードを選んでも大きく変わることはありませんが、ディーラーのサービス内容や「納車費用(自宅まで届けてもらう費用)」の有無によって多少の増減があります。 最近では店頭納車(自分で取りに行く)を選択することで、納車費用を一万円程度カットできるケースも増えています。

RAV4 価格 リサイクル料金

車を廃棄する際の費用をあらかじめ支払っておくのが「リサイクル料金」です。 RAV4の場合、エアバッグ類、シュレッダーダスト、フロン類のリサイクルに必要な経費として、おおよそ $11,000 \sim 13,000$ 円程度が設定されています。 これは「預託金」という扱いであり、将来その車を売却(下取り)する際には、リサイクル券を渡すことで、基本的にこの金額は戻ってくる(査定額に含まれる)性質のものです。 一時的な支払いではありますが、乗り出し時の合計金額には必ず加算される項目です。

RAV4 グレード 乗り出しシミュレーション

RAV4 グレード Xの総額目安

エントリーグレードである「X」は、RAV4の世界を最も手軽に味わえる一台です。 装備を簡略化しているとはいえ、4WDシステムや安全装備はしっかりと備わっており、質実剛健な選択と言えます。 上位グレードのような贅沢さはありませんが、SUVとしての走破性については引けを取りません。

引用 : メーカーHP

乗り出し価格シミュレーション(ガソリン車 4WD)

  • 車両本体価格:約 $3,169,000$ 円
  • 税金・諸費用:約 $280,000$ 円
  • オプション(ナビ・マット等):約 $300,000$ 円
  • 合計金額:約 $3,749,000$

最も安価な構成でも、乗り出しでは約370万円を超える予算感が必要になります。 「300万円以下で買える」と思っていた方は、ここで現実を突きつけられることになります。 しかし、中古車市場でのRAV4の人気を考えると、この「X」グレードであってもリセールバリューは安定しており、賢い選択肢の一つであることは間違いありません。 特に「道具」として割り切って使うユーザーにとっては、最もコストパフォーマンスが高い一台と言えるでしょう。

RAV4 グレード Gの総額目安

上級グレードの「G」は、快適装備を充実させた都会派SUVとしてのRAV4を象徴するグレードです。 シートヒーターやパワーシート、18インチアルミホイールなどが標準装備され、満足度が非常に高いのが特徴です。 内装の質感も向上し、家族や大切な人を乗せる際にも安心感を与えてくれます。

乗り出し価格シミュレーション(ガソリン車 4WD)

  • 車両本体価格:約 $3,666,000$ 円
  • 税金・諸費用:約 $300,000$ 円
  • オプション(人気装備追加):約 $350,000$ 円
  • 合計金額:約 $4,316,000$

400万円の壁を越え、430万円前後の予算が必要となります。 このクラスになると、ハリアーの下位グレードとも競合してきますが、RAV4らしいタフな内装と使い勝手の良さを求めるなら「G」はベストバランスと言えるでしょう。 デジタルインナーミラーなど、現代のSUVに求められる機能を網羅しているのも魅力です。

RAV4 グレード Adventureの総額目安

RAV4の代名詞とも言えるのが、専用のフロントマスクを与えられた「Adventure」です。 オフロード志向のデザインと、世界初採用の4WDシステムを搭載しており、趣味の道具としての魅力が詰まっています。 タフな外観は、キャンプ場や雪道で圧倒的な存在感を放ちます。

乗り出し価格シミュレーション(ガソリン車)

  • 車両本体価格:約 $3,684,000$ 円
  • 税金・諸費用:約 $300,000$ 円
  • オプション(マット、ドラレコ、コーティング):約 $400,000$ 円
  • 合計金額:約 $4,384,000$

「Adventure」を選ぶユーザーは、ルーフキャリアや専用のアルミホイールなど、外観をドレスアップするオプションを好む傾向にあります。 そのため、実際の乗り出し価格は450万円に迫ることも珍しくありません。 しかし、この個性的なルックスは所有欲を激しく満たしてくれます。 また、Adventure専用の「オフロードパッケージII」を選択すると、さらに車高が上がり、ワイルドな印象が強まります。

RAV4 グレード G “Z package”の総額目安

ガソリン車の最上位に位置するのが「G “Z package”」です。 19インチの大型アルミホイールや、デジタルインナーミラーなど、ハイテク装備がこれでもかと詰め込まれています。 「ハイブリッドまでは必要ないが、装備は妥協したくない」という層に向けた極めて贅沢な仕様です。

乗り出し価格シミュレーション

  • 車両本体価格:約 $3,836,000$ 円
  • 税金・諸費用:約 $310,000$ 円
  • オプション(ムーンルーフ等):約 $400,000$ 円
  • 合計金額:約 $4,546,000$

ガソリン車でありながら450万円を超える価格設定ですが、その装備内容はハイブリッドの上位グレードに肉薄します。 「ハイブリッド特有の加速感よりも、ガソリン車のダイレクトなエンジンフィールが好き」というこだわり派に支持されています。 また、19インチホイールによる足元の引き締まった印象は、都会の夜景にもよく映えます。

RAV4 グレード Hybridの総額目安

燃費と静粛性、そして力強いモーターアシストを求めるなら「Hybrid」一択です。 特にRAV4のハイブリッド4WD(E-Four)は、後輪を専用のモーターで駆動させるため、雪道などでの安心感も抜群です。 システム最高出力222馬力を発揮する加速性能は、ガソリン車とは一線を画す余裕をもたらします。

乗り出し価格シミュレーション(Hybrid G)

  • 車両本体価格:約 $4,304,000$ 円
  • 税金・諸費用:約 $100,000$ 円(※エコカー免税適用)
  • オプション:約 $350,000$ 円
  • 合計金額:約 $4,754,000$

注目すべきは諸費用の安さです。 本体価格はガソリン車より約60万円高いですが、諸経費が20万円ほど安く済むため、実質的な初期投資の差は約40万円程度にまで縮まります。 年間の走行距離が多い方であれば、数年でこの差額をガソリン代で回収することも可能です。 また、車内での家電利用が可能になる「アクセサリーコンセント」を装着できるのもハイブリッドの大きな強みです。

RAV4 グレード PHEVの総額目安

RAV4ラインナップの頂点に君臨するのが、プラグインハイブリッドモデルです。 圧倒的な加速性能(0-100km/h加速6.0秒)と、日常使いなら電気だけで完結するエコ性能を両立した、まさに「究極のRAV4」です。 満充電でのEV走行距離は約95kmに達し、近場の買い物や通勤であればガソリンを一切使わない生活が可能です。

乗り出し価格シミュレーション

  • 車両本体価格:約 $5,633,000$ 円
  • 税金・諸費用:約 $120,000$ 円
  • オプション:約 $400,000$ 円
  • 国の補助金(CEV補助金):▲ $550,000$ 円(※年度により変動)
  • 実質乗り出し総額:約 $5,603,000$

600万円に迫る価格ですが、自治体独自の補助金(東京都など)を組み合わせれば、さらにお得に購入できる場合があります。 PHEVは単なる移動手段を超えた「走る蓄電池」としての価値もあり、災害時の電源確保としても注目されています。 キャンプ地で電気ケトルやホットプレートを心置きなく使えるのは、PHEVオーナーだけの特権です。

RAV4 グレード オプションの選び方

乗り出し価格を左右するもう一つの大きな要因が、オプションパーツです。 RAV4を所有してきた私から見て、「これだけは付けておくべき」というおすすめを整理します。 ここを間違うと、後々の満足度やリセールバリューに大きく影響します。

おすすめメーカーオプション

  1. パノラマムーンルーフ(約 $143,000$ 円)
    • SUVらしい開放感を味わえる。リセールバリューへの貢献度も極めて高い。売却時にこのオプション代以上のプラス査定になることもしばしばあります。
  2. デジタルインナーミラー(約 $44,000 \sim 55,000$ 円)
    • 荷室にキャンプ道具を満載しても、後方視界が遮られない。雨の日や夜間の視認性も劇的に向上します。
  3. ハンズフリーパワーバックドア(約 $77,000$ 円)
    • 両手が塞がっていても足先でリアゲートが開く。スーパーの買い物帰りや子供を抱いている時に、この便利さを痛感します。

ディーラーオプションの予算目安

  • フロアマット(デラックス):約 $27,500$ 円
  • サイドバイザー:約 $33,000$ 円
  • 前後ドラレコ:約 $45,000 \sim 70,000$ 円
  • ボディコーティング:約 $60,000 \sim 100,000$ 円

これらの合計で、概ね $200,000 \sim 400,000$ 円を見積もっておくのが現実的なプランニングです。 最近ではコーティングを専門業者に依頼する方も増えていますが、納車時に綺麗な状態で乗り始めたいならディーラー施工がスムーズです。

RAV4 グレード 値引きの目標額

乗り出し価格を少しでも抑えるために、避けて通れないのが値引き交渉です。 新型RAV4は依然として人気の高い車種ですが、全く値引きがゼロというわけではありません。

現在の市場動向を見ると、以下の金額が交渉の目安となります。

  • 車両本体値引き: $150,000 \sim 250,000$ 円
  • オプション値引き: $50,000 \sim 100,000$ 円(オプション総額の2割程度)
  • 合計目標: $200,000 \sim 350,000$

ただし、昨今の半導体不足や物流の混乱により、値引きよりも「納期」が優先されるケースも増えています。 値引きを無理に引き出そうとするよりも、下取り車の査定額をアップさせたり、金利優遇キャンペーンを利用したりする方が、トータルの出費を抑える近道になることもあります。 また、複数の系列(トヨタ店、カローラ店など)で競合させるのも有効な手段です。

RAV4 維持費 ライフサイクルコスト

RAV4 燃費 ガソリン代の月額目安

乗り出し価格と同様に気になるのが、購入後の「燃料代」です。 RAV4はSUVとしては優れた燃費性能を誇りますが、パワートレインによってその維持費は大きく異なります。

引用 : メーカーHP

月間走行距離 1,000km の場合のシミュレーション

モデル カタログ燃費(WLTC) 月間ガソリン代目安(@170円)
ガソリン車 15.2km/L 約 $11,180$ 円
ハイブリッド車 20.6km/L 約 $8,250$ 円
PHEV 22.2km/L(ガソリン走行時) 約 $7,650$ 円(※EV走行除く)

ガソリン車とハイブリッド車では、月に約 $3,000$ 円、年間で約 $36,000$ 円の差が出ます。 10年乗れば36万円の差となり、購入時の諸費用の減税分と合わせれば、ハイブリッドの車両本体価格の高さは十分に相殺できる計算になります。

RAV4 メンテナンス 消耗品の交換費用

RAV4を長く良い状態で保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。 特に注意したいのが、タイヤの交換費用です。 AdventureやG “Z package”が履く19インチタイヤは、一本あたりの単価が非常に高く、4本交換すると工賃込みで $150,000 \sim 200,000$ 円の出費となります。

17インチや18インチのタイヤであれば、 $80,000 \sim 120,000$ 円程度で収まることが多いため、維持費を重視するならホイールサイズ選びも重要なポイントです。 また、エンジンオイル交換は5,000km〜10,000kmごとに行うのが理想で、1回あたり $8,000 \sim 12,000$ 円程度のコストがかかります。 トヨタのメンテナンスパック「スマイルパスポート」に加入しておくことで、車検までの点検費用を定額に抑えることができ、突発的な出費を避けることができます。

RAV4 リセールバリュー 資産価値の推移

RAV4が「買い」と言われる最大の理由は、その驚異的なリセールバリューにあります。 世界的に需要があるSUVというカテゴリーに加え、トヨタブランドの信頼性が高いため、3年後、5年後の残価率が非常に高いのです。

一般的な残価率の目安

  • 3年後(車検時):新車価格の $65\% \sim 75\%$
  • 5年後(2回目車検時):新車価格의 $50\% \sim 60\%$

特に「Adventure」グレードや、ボディーカラーの「ホワイトパールクリスタルシャイン」「アティチュードブラックマイカ」はプラス査定になりやすい傾向にあります。 乗り出し価格が450万円だったとしても、3年後に300万円で売却できれば、実質的なコストは3年間で150万円、つまり月額約4万円強でRAV4に乗れていたことになります。 この「出口戦略」まで含めて考えると、RAV4は非常に経済的な車だと言えます。

RAV4 購入 ローンと支払いプラン

RAV4 残価設定ローンの活用法

最近の主流となっているのが「残価設定型プラン(残クレ)」です。 数年後の下取り価格(残価)をあらかじめ設定し、その分を差し引いた金額を分割で支払う方法です。

例えば、450万円のRAV4で3年後の残価を250万円に設定した場合、支払うのは200万円(+手数料)分のみとなります。 これにより、月々の支払額を劇的に抑えることができ、ワンランク上のグレードに手が届くようになります。 ただし、走行距離の制限や、内外装の状態に厳しい規定があるため、自分自身のライフスタイルに合っているか慎重に見極める必要があります。

RAV4 銀行マイカーローンとの比較

ディーラーローンは審査が早く手続きが楽な反面、金利が $4\% \sim 8\%$ と高めに設定されていることが多いです。 一方で、銀行などの金融機関が提供するマイカーローンは、金利が $1\% \sim 3\%$ 程度と低く、トータルの支払額を数万円から十数万円抑えることが可能です。

金利による支払総額の差(400万円 5年返済の場合)

  • 金利 $1.9\%$ :利息合計 約 $19$ 万円
  • 金利 $5.9\%$ :利息合計 約 $63$ 万円 その差は 約44万円 にも及びます。 この金額があれば、パノラマムーンルーフや上位のオーディオシステムを導入してお釣りが来ます。 乗り出し価格の合計を抑えるだけでなく、「支払いの総額」を抑える知恵も重要です。

RAV4 サブスクリプション KINTOの選択肢

「車の所有にこだわらない」「月々定額でスッキリ払いたい」という方には、トヨタのサブスク「KINTO」も有力な選択肢です。 乗り出し価格に含まれる税金や諸費用、さらに購入後の任意保険料、メンテナンス費用、車検代までがすべて月額料金に含まれています。

若年層で任意保険料が高額になる方や、法人の節税対策として利用する場合には非常にメリットが大きいです。 初期費用が $0$ 円で乗り始められるプランもあり、「まとまった貯金は崩したくないが、すぐにRAV4に乗りたい」という方のニーズに応えています。 ただし、契約満了時には必ず車を返却する必要があるため、最終的に自分の資産にしたい方には向きません。

まとめ

今回のレビューでは、新型RAV4の乗り出し価格について、グレードごとの具体的な数字と、あまり知られていない諸経費の内訳、そして維持費や支払い戦略まで、全方位から解説しました。 改めてポイントを整理すると、以下のようになります。

  1. 本体価格プラス30万〜60万円が目安
    • 税金、事務手数料、オプション代を含めると、カタログ価格からこの程度の加算が必要。
  2. ハイブリッド車は初期費用こそ高いが、諸税の免税メリットが大きい
    • エコカー減税や環境性能割の優遇により、ガソリン車との実質価格差は見た目ほど大きくない。
  3. グレードごとのキャラクターを理解する
    • 実用性の「X」、快適性の「G」、個性の「Adventure」、最高峰の「PHEV」と、予算に応じた選択が可能。
  4. リセールを見据えたオプション選びと支払いプランを
    • パノラマムーンルーフなどの人気オプションや、低金利ローンの選択が、最終的な満足度とトータルコストを左右する。

車選びはスペックだけでなく、こうした金銭面での「腹落ち」が非常に重要です。 実際にディーラーへ足を運ぶ際は、この記事で紹介した数字を一つの基準として、自分だけの最適なRAV4を見つけてみてください。

筆者情報

二階堂仁(にかいどう じん) モータージャーナリスト兼コラムニスト。 慶應義塾大学卒業後、国内大手自動車メーカーにて新型車の企画・開発に携わる。 その後、現場で培った知見を広めるべく出版業界へ転身し、現在は独立して活動中。 自らもレクサスLFAや日産スカイラインGT-R(BNR34)など、多種多様な名車を所有する生粋の車好き。 理論的な車両分析と、ユーザーに寄り添った分かりやすい解説に定評がある。

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