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HONDA

【残クレ新型プレリュード】審査が通らない人の特徴|年収・与信等を解説

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、24年ぶりに復活を遂げた「新型プレリュード」を残価設定型クレジット(残クレ)で購入することを真剣に検討されているはずです。 私も実際に歴代のプレリュードを乗り継ぎ、今回の新型もガレージに収める準備を進めているので、審査に対する不安や期待、その「気になる気持ち」は痛いほどよくわかります。

引用 : メーカーHP

この記事を読み終える頃には、新型プレリュードを確実に手に入れるための審査基準や、万が一審査に落ちる人の特徴、さらに審査をパスするための具体的な戦略がすべて解決しているはずです。

この記事の要約
  1. 年収に対する年間返済比率の適正化
  2. 信用情報機関に残る過去の支払い遅延
  3. 勤続年数と雇用形態がもたらす与信への影響
  4. 頭金設定による借入総額の圧縮効果

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Contents
  1. 新型プレリュードの魅力と残クレの親和性
    1. スペシャリティスポーツ「プレリュード」の立ち位置
    2. 残価設定型クレジット(残クレ)の仕組みとメリット
  2. 残クレ審査に落ちる人の「年収」に関する特徴
    1. 年収200万円未満は非常に厳しい現実
    2. 返済負担率(返済比率)が30%を超えている
    3. 審査における「可処分所得」の考え方
  3. 信用情報(与信)の「傷」が審査落ちの決定打
    1. CICに「異動」の文字がある場合の絶望
    2. 「スマホ代金の滞納」という現代の罠
    3. 多重債務と「申し込みブラック」の危険性
  4. 雇用形態と勤続年数が与える影響
    1. 勤続年数が1年未満の場合のハードル
    2. 個人事業主(フリーランス)が直面する壁
  5. 新型プレリュードの審査を通すための「逆転戦略」
    1. 対策1:頭金(頭金)を限界まで積み増す
    2. 対策2:強力な連帯保証人を準備する
    3. 対策3:既存の「負債」をクリーンにする
  6. 新型プレリュード購入の具体的なファイナンス・シミュレーション
    1. ケースA:頭金なし・フルローンの場合(30代正社員・年収500万円)
    2. ケースB:頭金200万円・ボーナス併用(40代・年収600万円)
  7. 残クレ以外の選択肢:審査難易度とメリット・デメリット
    1. 1. 銀行系マイカーローン
    2. 2. ホンダのサブスク「Honda ON」
    3. 3. 個人売買・中古車ローン(将来的な中古プレリュード狙い)
  8. 新型プレリュードに乗りたい人が抱く「深い悩み」への回答
    1. 質問:残価保証が取り消されるのはどんな時?
    2. 質問:スポーツカーなのに改造できないの?
    3. 質問:もしローン中に支払いが苦しくなったら?
  9. モータージャーナリストの視点:なぜ新型プレリュードは「今」買うべきか
    1. 理由1:内燃機関と電動化の完璧なバランス
    2. 理由2:圧倒的な存在感(リセールバリューの期待)
  10. まとめ:新型プレリュードを確実に手に入れるために

新型プレリュードの魅力と残クレの親和性

2025年、ホンダの歴史を彩った「プレリュード」が、e:HEVという最新の武器を携えて私たちの前に帰ってきました。 かつての「デートカー」としての華やかさはそのままに、電動化時代のスペシャリティスポーツとして昇華されたその姿に、心を奪われない車好きはいないでしょう。

引用 : メーカーHP

しかし、車両本体価格が約618万円(税込)という、かつてのプレリュードを知る世代からすれば「高嶺の花」とも言える価格設定になっているのも事実です。 そこで多くのファンが検討するのが、月々の支払いを抑えられる「残クレ(残価設定型クレジット)」です。

スペシャリティスポーツ「プレリュード」の立ち位置

新型プレリュードは、シビックのプラットフォームをベースにしつつ、より低く、よりワイドなシルエットを実現しています。 パワートレインには、磨き抜かれた2.0L e:HEVを採用。 単なる移動手段としての車ではなく、ドライバーの感性に訴えかける「操る喜び」を追求したモデルです。

このクラスの車を購入する層は、独身の若年層から、子育てを終えて再びクーペに乗りたいと願う「リターン・スペシャリティ」層まで幅広くなっています。 特に、かつて3代目や4代目のプレリュードで青春を謳歌した世代にとっては、この復活は単なる「新車」以上の意味を持っています。

新型プレリュードの基本スペックと価格帯

項目 内容
車両本体価格 6,179,800円(税込)
パワートレイン 2.0L 直噴エンジン + 2モーター(e:HEV)
駆動方式 FF(前輪駆動)
乗車定員 4名
全長×全幅×全高 4,300mm × 1,790mm × 1,300mm(推定)
主要ターゲット スポーツ走行を好むパーソナルユーザー

残価設定型クレジット(残クレ)の仕組みとメリット

残クレとは、あらかじめ数年後の下取り価格(残価)を設定し、その額を差し引いた残りの代金を分割で支払う方法です。 ホンダの場合、3年(36回)や5年(60回)のプランが一般的です。

新型プレリュードのような趣味性の高い車は、将来の中古車市場での価値も期待できるため、残価率が高めに設定される傾向があります。 これにより、本来なら月々10万円を超えるようなローン支払いが、現実的な範囲に収まるのです。 しかし、月々の支払額が下がるからといって、審査のハードルが下がるわけではありません。むしろ、600万円を超える「借入総額」が審査の対象となるため、慎重な準備が必要です。

残クレがもたらす「支払いのマジック」と注意点

残クレの最大のメリットは、600万円を超える車両であっても、月々4万円〜6万円程度の支払いで済む可能性があることです。 しかし、金利(手数料)は「残価分を含む車両本体価格の全額」に対してかかるという点を見落としてはいけません。

また、最終回には「返却」「乗り換え」「買い取り(一括または再分割)」を選択する必要がありますが、これらは審査段階ですべてチェックされる項目です。 「最後に返すからいいや」という甘い考えは通用せず、あくまで「数年後の価値を担保に、大きな金額を借りる」という金融行為であることを認識すべきです。

残クレ審査に落ちる人の「年収」に関する特徴

車のローン審査において、最も基本的かつ重要な指標が「年収」です。 特に新型プレリュードのような高価格帯の車両を狙う場合、審査基準はより厳格になります。

引用 : メーカーHP

年収200万円未満は非常に厳しい現実

一般的に、自動車ローンの審査に通る最低ラインは年収200万円と言われています。 新型プレリュードの車両価格(約618万円)を考えると、年収200万円未満の方が単独で審査を通る可能性は極めて低いです。 なぜなら、生活費を差し引いた「返済余力」がほとんどないと判断されるからです。

プレリュード購入に必要な年収の目安

年収ランク 審査通過の可能性 具体的対策
600万円以上 高い 単独申し込みで概ね問題なし。他ローンの有無に注意。
400万〜600万円 普通 既存ローンの整理が必要。頭金を検討。
200万〜400万円 低め 多額の頭金(100万〜200万)または安定した保証人が必須。
200万円未満 非常に低い 審査対象外になるケース多し。共働きでの合算や親権者の保証が必要。

返済負担率(返済比率)が30%を超えている

年収そのものよりも重要視されるのが「返済負担率」です。 これは、年収に占める年間のローン返済合計額の割合を指します。 自動車ローン単体ではなく、住宅ローン、カードローン、教育ローン、スマホの分割払いなど、すべての合計で算出されます。

返済負担率の計算例(年収450万円の場合)

年収450万円の人の場合、理想的な返済負担率は25%以内です。

  • 450万円 × 25% = 112.5万円(年間の許容返済額)
  • 112.5万円 ÷ 12ヶ月 = 9.3万円(月々の許容返済額)

もし、すでに住宅ローンで月々7万円を支払っている場合、残りは2.3万円しかありません。 新型プレリュードを残クレで組んで、月々の支払いが4.5万円になるなら、合計11.5万円。 返済負担率は約31%となり、審査で「危険信号」が灯ることになります。 ホンダファイナンスの審査では、この比率が30〜35%を超えると、否決される可能性が飛躍的に高まります。

審査における「可処分所得」の考え方

年収が高くても、扶養家族が多い場合や、家賃が高い地域に住んでいる場合は「可処分所得(自由に使えるお金)」が少ないとみなされます。 審査担当者は、あなたがプレリュードのローンを払った後に、きちんと生活していけるかをシミュレーションしています。 特に2ドアクーペは「嗜好品」としての性格が強いため、ミニバンなどのファミリーカーに比べて、「生活に不可欠なもの」とはみなされにくいという心理的なハードルもゼロではありません。

信用情報(与信)の「傷」が審査落ちの決定打

どれだけ高年収であっても、信用情報機関(CIC、JICCなど)にネガティブな情報が登録されていれば、ホンダファイナンスの審査に通ることはありません。 これは、金融機関にとって「信頼のスコア」がゼロ、あるいはマイナスであることを意味するからです。

引用 : メーカーHP

CICに「異動」の文字がある場合の絶望

信用情報に「異動」と記載されている状態、いわゆるブラックリスト入りしている場合は、即座に否決されます。 これは、過去に61日以上、または3ヶ月以上の支払い遅延があった場合に記載されるものです。 一度記載されると、完済から5年間は消えません。

審査でチェックされる主な項目

  • クレジットカードの支払い遅延:たった1日の遅れでも、回数が重なれば「A(遅延)」マークがつきます。
  • 消費者金融からの借り入れ状況:件数が多い(3件以上)と、自転車操業を疑われます。
  • スマホ本体の分割代金の滞納:これが現在、最も多い審査落ちの原因です。
  • 過去の自己破産や任意整理の履歴:官報情報なども含め、徹底的に調べられます。

「スマホ代金の滞納」という現代の罠

最近、非常に増えているのが「スマホ代金の未払い」による審査落ちです。 スマホの月額利用料金と一緒に端末代を分割で払っている場合、それは立派な「ローン契約」です。 「たかが数千円の支払いだから」と、銀行振込を忘れたり、残高不足を放置したりすると、その履歴はしっかりとCICに刻まれます。

新型プレリュードを手に入れようとする若年層の方が、この小さなミスで夢を絶たれるケースを私は何度も見てきました。 「自分はローンなんて組んだことがないから大丈夫」と思っている人こそ、スマホの割賦販売履歴を疑ってみるべきです。

多重債務と「申し込みブラック」の危険性

審査が不安だからといって、短期間(半年以内)に複数のメーカーや金融機関にローンを申し込むのも厳禁です。 審査の申し込み履歴も信用情報機関に記録されます。 「この人はお金に困っていて、手当たり次第に申し込んでいる」と判断され、半年間は自動的に審査に通らなくなる「申し込みブラック」という状態に陥ります。 プレリュードが欲しいなら、一球入魂で審査に臨む必要があります。

雇用形態と勤続年数が与える影響

ホンダファイナンスのような信販系のローン審査では、年収だけでなく「収入の安定性」が厳しくチェックされます。 スペシャリティカーのオーナーには、それ相応の「社会的地位」や「継続的な返済能力」が求められるのです。

引用 : メーカーHP

勤続年数が1年未満の場合のハードル

転職してすぐ、あるいは新卒1年目の場合、審査は慎重になります。 「今後も安定してその収入が得られるか」の保証がないからです。 目安として、同じ職場に1年以上、できれば3年以上勤務していることが望ましいとされています。 ただし、前職と同じ業種でのキャリアアップ転職であれば、合算して考慮してくれるケースもあります。

雇用形態別・審査の難易度と対策

  1. 公務員・医師・弁護士:最強。年収が400万円台でも、社会的信用で600万円のローンが通ることも。
  2. 正社員(上場企業):非常に通りやすい。安定性は抜群とみなされる。
  3. 正社員(中小企業):勤続年数が重要。3年以上あれば概ね問題なし。
  4. 個人事業主(自営業):最も厳しい。確定申告書3期分が必要で、所得が安定していないと否決率が高い。
  5. 派遣・契約社員:年収次第だが、残クレの期間(5年)が契約期間より長いと不安視される。
  6. アルバイト・パート:単独での可決は、年収が300万円を超えていない限りほぼ不可能。

個人事業主(フリーランス)が直面する壁

新型プレリュードのような車を「経費」で購入しようと考える個人事業主の方も多いでしょう。 しかし、個人事業主の場合、銀行口座に入ってくる金額(売上)ではなく、税務署に申告した「所得」が年収として扱われます。

節税のために経費を多く計上し、所得を低く抑えていると、返済能力が低いとみなされます。 例えば「売上1,000万円、所得200万円」の場合、審査上は「年収200万円の人」として扱われるため、600万円のプレリュードの審査には通りません。 この皮肉な結果を避けるためには、1〜2年前からあえて利益を出す「審査対策用の確定申告」が必要になることもあります。

新型プレリュードの審査を通すための「逆転戦略」

もし自分の属性(年収や職種)に不安がある場合でも、諦めるのはまだ早いです。 ディーラーの担当者も「売りたい」のが本音ですから、彼らと協力して、以下の対策を講じることで審査可決の可能性を大幅に高めることができます。

対策1:頭金(頭金)を限界まで積み増す

審査に落ちる最大の理由は「借入額が大きすぎること」です。 これを解消する最もシンプルな方法が、頭金を入れることです。 例えば、618万円のプレリュードに対し、200万円の頭金を入れるだけで、審査対象となる借入額は418万円に下がります。 400万円台の借入であれば、年収300万円台の人でも可決される可能性がぐんと高まります。

頭金額による審査の「空気感」の変化

  • 10%(約60万円):一般的な水準。属性が良ければ通る。
  • 20%(約120万円):審査担当者の目が少し優しくなる。
  • 30%(約180万円):かなり通りやすくなる。多少のマイナス属性(勤続年数短め等)はカバー可能。
  • 50%(約300万円):よほどの信用トラブルがない限り、ほぼ確実に通る。

対策2:強力な連帯保証人を準備する

勤続年数が短い、または雇用形態が不安定な場合、ディーラー側から「保証人を立てられませんか?」と打診されることがあります。 これは審査をパスするための「ラストチャンス」です。 親、配偶者、兄弟など、安定した収入がある親族が連帯保証人になれば、本人の与信不足を補うことが可能です。 特に「親がホンダ車を長年乗り継いでいる」「親が持ち家である」といった要素は、審査においてプラスに働きます。

対策3:既存の「負債」をクリーンにする

審査前に、以下の項目を整理しておくだけでスコアが改善されます。

  • リボ払いの残高:これが残っていると「浪費癖がある」とみなされます。一括返済してしまいましょう。
  • カードローンの解約:枠を持っているだけで「借りている」とみなされることがあります。不要なカードは解約してください。
  • 携帯電話の割賦:もし未払いがあるなら、即座に支払って1ヶ月以上空けてから申し込んでください。

新型プレリュード購入の具体的なファイナンス・シミュレーション

実際に、新型プレリュード(車両価格6,179,800円)を残クレで購入した場合、どのような支払いになるのか。 2パターンの現実的なシミュレーションを行います。 ※金利はホンダファイナンスの標準的な実質年率3.5%を想定。

ケースA:頭金なし・フルローンの場合(30代正社員・年収500万円)

  • 車両本体価格:6,179,800円
  • 諸費用(推定):300,000円
  • 総支払い額:6,479,800円
  • 据置額(5年後残価):約2,160,000円(35%想定)
  • 分割支払額(初回含む59回):約88,000円
  • ボーナス払い:なし

この場合、月々約9万円の支払いが発生します。 年収500万円の人の手取り額(月約30万円)から考えると、家賃や生活費を引くとかなりタイトな生活になります。 審査側からは「支払いは可能だが、生活の余裕がない」と判断され、否決または保証人を求められるラインです。

ケースB:頭金200万円・ボーナス併用(40代・年収600万円)

  • 頭金:2,000,000円
  • 借入元金:4,479,800円
  • 据置額(5年後残価):約2,160,000円
  • 月々支払い:約35,000円
  • ボーナス払い(年2回):100,000円

このプランであれば、月々の支払いは3.5万円と非常に現実的です。 審査も「余裕あり」と判定され、即日可決されるでしょう。 プレリュードという車を楽しむには、これくらいの「精神的な余裕」を持ってローンを組むのが理想的です。

残クレ以外の選択肢:審査難易度とメリット・デメリット

どうしても残クレの審査に通らない場合、あるいは残クレという仕組みがライフスタイルに合わない場合、以下の選択肢も検討に値します。

1. 銀行系マイカーローン

審査難易度:★★★★★(最高)

  • メリット:金利が1.5%〜2.5%と非常に低い。所有権が最初から自分になるため、自由にカスタマイズ可能。
  • デメリット:審査が非常に厳しく、年収・勤続年数・居住形態(持ち家かどうか)を細かく見られる。審査に時間がかかる。

2. ホンダのサブスク「Honda ON」

審査難易度:★★★☆☆(中程度)

  • メリット:任意保険、自動車税、メンテナンス代がすべてコミコミ。スマホ一つで契約完結。
  • デメリット:最終的に車は返却が基本。審査はホンダファイナンスが行うため、ブラックの人は通らない。また、総額で見ると残クレより高くなる場合がある。

3. 個人売買・中古車ローン(将来的な中古プレリュード狙い)

審査難易度:★★☆☆☆(低い)

  • メリット:どうしても新車審査に通らない場合、1〜2年後に流通し始める中古車を狙う。中古車専業店のローンは、ディーラーローンよりも柔軟な場合がある。
  • デメリット:金利が7.0%〜9.0%と非常に高い。新型プレリュードの出物が出るまで待つ必要がある。

新型プレリュードに乗りたい人が抱く「深い悩み」への回答

ここからは、私がこれまで受けてきた相談の中から、特に重要な「購入後の懸念事項」について回答します。

質問:残価保証が取り消されるのはどんな時?

残クレの大きなメリットである「残価保証」ですが、これは「どんな状態でもその金額で買い取る」という意味ではありません。以下の場合は、追い金が発生します。

  • 事故による大きな損傷:骨格(フレーム)にダメージがある修復歴がついた場合、数十万円単位の減額になります。
  • 走行距離オーバー:5年で6万kmなどの制限を超えると、1kmあたり数円〜数十円のペナルティが発生します。
  • 内外装の著しい劣化:シートの破れ、ペットの毛・臭い、タバコの焦げ跡などは、高額な減点対象です。

質問:スポーツカーなのに改造できないの?

残クレの場合、基本的には「返却時に純正状態であること」が条件です。 そのため、溶接を伴うロールバーの取り付けや、フェンダーのカットなどのハードな改造はできません。 ただし、ホンダ純正の「Modulo」や「無限」のパーツを新車時に組み込むのであれば、それも含めて残クレを組むことができ、返却時もそのままでOKなケースがほとんどです。

質問:もしローン中に支払いが苦しくなったら?

人生、何があるかわかりません。 残クレの支払いが苦しくなった場合、まずはディーラーに相談してください。 プレリュードは人気車種になる可能性が高いため、売却してローンを完済できる「オーバーローン」の状態を避けられるかもしれません。 逆に、任意売却(中古車屋に売る)をして、残ったローンを再分割するという手もありますが、これは最終手段です。

モータージャーナリストの視点:なぜ新型プレリュードは「今」買うべきか

ここからは、私の個人的な思いを少し。 新型プレリュードは、おそらくホンダが放つ「最後のスペシャリティ・クーペ」になるかもしれません。

理由1:内燃機関と電動化の完璧なバランス

2.0L e:HEVは、現在のホンダが持ちうる最高のハイブリッドシステムです。 街中では静粛な高級車のように振る舞い、ワインディングではモーターの強烈なトルクと、エンジンの心地よいサウンドがシンクロします。 この「操る楽しさ」と「環境性能」を両立した車は、EV化がさらに進む数年後には、もう手に入らなくなっている可能性があります。

理由2:圧倒的な存在感(リセールバリューの期待)

SUVが街に溢れる中で、低く構えた2ドアクーペのシルエットは、それだけで圧倒的な個性を放ちます。 希少価値が高まることは間違いありません。 現在、かつてのプレリュード(BB4やBB6)の状態の良い個体が、新車価格に近い価格で取引されているのをご存知でしょうか。 新型もまた、数十年後には伝説の一台となる資格を持っています。 残クレで購入し、5年後に返却するのではなく、そのまま買い取って「終の相棒」にする価値がある車なのです。

まとめ:新型プレリュードを確実に手に入れるために

新型プレリュードの残クレ審査を確実に通すための最終チェックリストです。

  • [ ] 自分のCIC情報を開示しましたか?(スマホで1,000円、10分で確認できます)
  • [ ] 現在の月々の返済額の合計を計算しましたか?(年収の25%以内を目指しましょう)
  • [ ] 頭金として、せめて100万円は用意できていますか?
  • [ ] ディーラーの担当者と「審査の不安」を共有しましたか?
  • [ ] 車両保険に入る予算は確保しましたか?(事故での残価消失を防ぐ唯一の手段です)

新型プレリュードは、単なる車ではありません。 あなたのライフスタイルを彩り、週末のドライブを至福の時間に変えてくれる、魔法の鍵です。 審査という高いハードルはありますが、それを乗り越えた先には、24年待ったファンだけが見られる最高の景色が待っています。

筆者情報

二階堂 仁(にかいどう じん) モータージャーナリスト兼コラムニストとして活動。 慶應義塾大学卒業後、大手自動車メーカーの企画開発部門に勤務。 車両開発の最前線で学んだ技術的知見を活かし、出版業界へ転身。 現在は「車と人生」をテーマに多くのメディアで執筆。 愛車はレクサスLFA、日産スカイラインGT-R(R34)、そして今回発表された新型プレリュードもオーダー済み。 独自の審美眼で、スペックだけでは語れない車の魅力を発信し続けている。

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