モータージャーナリスト兼コンサルタントの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、新型レクサスGXの購入を検討していて、特に雪国での維持費、とりわけ高額になりがちなスタッドレスタイヤの価格が気になっているのではないでしょうか。
引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)
私も実際に歴代のオフロード車を雪国で乗り継いできた経験から、そのお気持ちはよくわかります。車両価格だけでなく、冬の準備に一体いくらかかるのか、具体的な数字が見えないと不安ですよね。
この記事を読み終える頃には、レクサ-スGXを雪国で所有するための具体的な費用感と、後悔しないためのポイントが明確になっているはずです。
記事のポイント
- 新型GXの大径タイヤに対応する高額なスタッドレスタイヤ事情
- 雪国で必須となるスタッドレス以外の追加装備とリアルな費用
- 標準装備で十分か?GXにおける寒冷地仕様の必要性の考察
- 兄弟車ランドクルーザー250との雪国コストパフォーマンス比較

レクサスGXのタイヤ大型化が招く、冬の想定外の出費
新型レクサスGXは、その力強いデザインと卓越した悪路走破性で、多くのアウトドア愛好家や本格SUVを求めるユーザーから熱い視線を集めています。しかし、その魅力的なスタイリングと性能を支える大径タイヤが、特に雪国にお住まいの方にとっては悩みの種となりかねません。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)
ここでは、まずレクサスGXのタイヤサイズと、それに伴うスタッドレスタイヤの費用について、深く掘り下げていきましょう。
見るものを圧倒する、新型レクサスGXのグレード別タイヤサイズ
新型レクサスGXは、グレードによって異なるサイズのタイヤとホイールを装着しています。特に、オフロード性能を追求した「OVERTRAIL」グレードは、そのキャラクターを象徴するような大径のオールテレーンタイヤを標準装備しているのが特徴です。
まずは、国内で導入されている主なグレードのタイヤサイズを確認しましょう。
グレード | 標準タイヤサイズ | ホイールサイズ | 特徴 |
---|---|---|---|
OVERTRAIL | 265/70R18 | 18インチ | オールテレーンタイヤを標準装備。高い悪路走破性と迫力ある外観を両立。 |
LUXURY | 265/55R20 | 20インチ | 大径の20インチホイールを採用し、都会的で洗練されたスタイリングを強調。 |
※上記は国内仕様の一例です。海外仕様では22インチの設定も存在します。
注目すべきは、「OVERTRAIL」に採用された「265/70R18」というサイズです。タイヤの外径は約828mmにも達し、これは兄弟車であるランドクルーザー300やランドクルーザー250と同等の、非常に大きなサイズです。
この大径タイヤがGXの持つタフなイメージと走行性能の根幹をなしていることは間違いありません。しかし、この「大きさ」が、冬の準備において直接的にコスト増につながることを理解しておく必要があります。
衝撃の価格!レクサスGXのスタッドレスタイヤ費用のリアル
では、実際にレクサスGX用のスタッドレスタイヤとホイールのセットを準備する場合、一体いくらくらいの費用がかかるのでしょうか。主要なタイヤメーカーの製品を参考に、グレード別の費用相場を調査しました。
インチダウンも視野に?18インチ(OVERTRAIL)の費用相場
オフロード走行を主眼に置いた「OVERTRAIL」グレードは18インチが標準です。雪道ではタイヤのサイドウォール(側面)の厚みがあった方が、衝撃吸収性や空気圧を下げて接地面積を稼ぐといった観点から有利に働くことが多く、スタッドレスタイヤも18インチで探すのが基本線となります。
18インチ スタッドレスタイヤ&ホイールセット 費用相場 (265/70R18 or 265/65R18)
タイヤメーカー | モデル例 | 特徴 | 価格帯(4本セット) |
---|---|---|---|
ブリヂストン | BLIZZAK DM-V3 | 氷上性能に絶対的な定評。国内シェアNo.1の信頼性。 | 250,000円 ~ 350,000円 |
ヨコハマ | iceGUARD SUV G075 | 氷上性能と燃費性能のバランスが良い。静粛性にも配慮。 | 220,000円 ~ 320,000円 |
ダンロップ | WINTER MAXX SJ8+ | 氷上性能と雪上性能(圧雪・シャーベット)のバランスに優れる。 | 210,000円 ~ 300,000円 |
トーヨー | OBSERVE GIZ2 | 独自の吸着・吸水技術で氷上の水膜を除去。氷上性能が高い。 | 200,000円 ~ 280,000円 |
海外・廉価ブランド | GRIPMAXなど | 価格を最優先する場合の選択肢。性能は国産に譲る部分も。 | 150,000円 ~ 220,000円 |
※価格はホイールのデザインやブランド、販売店によって大きく変動します。
表を見てわかる通り、国産の主要メーカーで揃えようとすると、安くても20万円台、高いものだと30万円を超える費用がかかります。これは、一般的な乗用車のスタッドレスタイヤと比較すると、2倍から3倍近い価格です。
高嶺の花か?20インチ(LUXURY)の費用相場
都会的な「LUXURY」グレードは20インチが標準です。見た目のスタイリッシュさを維持するために冬も20インチを選ぶ方もいますが、費用はさらに跳ね上がります。
20インチ スタッドレスタイヤ&ホイールセット 費用相場 (265/55R20)
タイヤメーカー | モデル例 | 特徴 | 価格帯(4本セット) |
---|---|---|---|
ブリヂストン | BLIZZAK DM-V3 | 氷上性能に絶対的な定評。国内シェアNo.1の信頼性。 | 350,000円 ~ 500,000円 |
ヨコハマ | iceGUARD SUV G075 | 氷上性能と燃費性能のバランスが良い。静粛性にも配慮。 | 320,000円 ~ 450,000円 |
ミシュラン | X-ICE SNOW SUV | 高い氷上性能とロングライフ性能を両立。 | 330,000円 ~ 480,000円 |
20インチになると、選択肢がやや少なくなるうえ、タイヤ自体の価格が非常に高価になります。ホイールと合わせると40万円、50万円という出費になることも決して珍しくありません。「LUXURY」グレードを購入予定で、冬も純正同様の見た目を維持したい方は、この費用をあらかじめ覚悟しておく必要があります。
現実的な選択肢として、「LUXURY」グレードのオーナーの多くは、冬用として18インチのホイールとタイヤを別途購入する「インチダウン」を選択することになるでしょう。これにより、費用を抑えつつ、雪道での走行安定性を高めることができます。
ホイール選びで費用は変わる!賢いホイールの選び方
スタッドレスタイヤの費用を大きく左右するのが、組み合わせるホイールです。選択肢は大きく分けて「純正ホイール」と「社外ホイール」の2つです。
- 純正ホイールを追加購入する
- メリット: デザインのマッチングが完璧。品質への信頼性が高い。
- デメリット: 価格が非常に高価。1本10万円以上することも。
- 社外ホイールを選ぶ
- メリット: デザインが豊富。純正品に比べて大幅に安価(1本2万円台から)。
- デメリット: 品質やデザインは玉石混交。車両とのマッチング確認が必要。
現実的には、冬用はコストを抑えられる社外ホイールを選ぶのが賢明です。最近では、レクサスGXやランドクルーザーのような車種にマッチする、タフなデザインの社外ホイールが数多くリリースされています。信頼できるカー用品店やタイヤ専門店で、車体とのマッチング(ハブ径やP.C.D.、インセットなど)を確認しながら選ぶと良いでしょう。
レクサスディーラー vs タイヤ専門店 どこで買うのが正解か
スタッドレスタイヤの購入先も悩むポイントです。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った購入先を選びましょう。
購入先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
レクサスディーラー | 車両とのマッチングは完璧。純正品の取り扱い。安心感が高い。 | 価格は最も高価。選択肢が限られる。 |
タイヤ専門店 | 専門知識が豊富。タイヤの種類が豊富。価格交渉の余地がある。 | ホイールのデザインは限られる場合がある。 |
カー用品店 | タイヤもホイールも選択肢が多い。セールなどで安く買えることがある。 | 専門性は専門店に劣る場合がある。 |
ネット通販 | 価格が最も安い傾向にある。自宅に届くので便利。 | 取り付けは自分で行うか、持ち込み可能な店舗を探す必要がある。品質の判断が難しい。 |
私のおすすめは、タイヤ専門店です。タイヤに関する専門知識が豊富で、こちらの要望(予算、重視する性能など)を伝えれば、最適な組み合わせを提案してくれます。また、取り付けやアフターサービスまで含めて安心して任せられるのが大きなメリットです。
見落としがちなタイヤ交換と保管の費用
スタッドレスタイヤは購入して終わりではありません。シーズンごとに行う「交換作業」と、夏の間使わないタイヤを保管しておく「保管サービス」にも費用がかかります。
- タイヤ交換工賃: 1台あたり8,000円~15,000円程度。
- レクサスGXのような大型SUVはタイヤが重く、作業も大変なため、乗用車より高めに設定されていることが多いです。
- タイヤ保管サービス: 1シーズンあたり15,000円~25,000円程度。
- 自宅に保管スペースがない方には便利なサービスです。盗難や劣化のリスクも避けられます。
これらのランニングコストも、年間を通して見ると決して無視できない出費となります。
スタッドレスタイヤだけじゃない!レクサスGXの雪国必須装備とリアルな費用
雪国で快適かつ安全にレクサスGXを乗りこなすためには、スタッドレスタイヤ以外にも備えておきたい装備がいくつかあります。これらの費用も初期投資として見積もっておくことで、購入後の「こんなはずではなかった」を防ぐことができます。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)
レクサスGXに寒冷地仕様は必要か?その中身を徹底考察
よく「雪国なら寒冷地仕様は必須ですか?」という質問を受けます。結論から言うと、近年のレクサス車においては、多くの地域で必須とまでは言えなくなっています。 というのも、標準仕様の性能が向上しており、冷却水の濃度調整や基本的なバッテリー性能など、昔ほど明確な差がなくなってきているからです。
しかし、「寒冷地仕様」がオプションとして設定されている場合、その中身は非常にコストパフォーマンスが高いことが多いです。
一般的な寒冷地仕様の装備例
- 大容量バッテリー: 低温時のエンジン始動性を向上させます。
- 強化オルタネーター(発電機): 電力消費が増える冬場に対応します。
- 強化ワイパーモーター: 凍り付いたワイパーを動かす強力なモーターです。
- リアヒーターダクト: 後席の足元を効率よく暖めます。
- ドアミラーヒーター: 鏡面の雪や氷を溶かします(GXでは標準装備の可能性が高い)。
- PTCヒーター: エンジンが温まる前から作動する電気式の補助ヒーターです。
レクサスGXはプレミアムSUVであり、ドアミラーヒーターやシートヒーター、ステアリングヒーターといった快適装備は標準で搭載されている可能性が高いです。しかし、もし数万円の追加でバッテリー容量アップなどの安心が手に入るのであれば、特に気温が-10℃以下になるような極寒地に住んでいる方は、積極的に選ぶ価値があると言えるでしょう。
見落としがちな追加費用①:下回りの防錆塗装(アンダーコート)
雪国で車を所有する上で、最も気をつけなければならないのが融雪剤による塩害です。道路に撒かれる塩化カルシウムは、車のシャーシ(下回り)の金属部分を強力に錆びさせ、車の寿命を縮める大きな原因となります。
そこで必須となるのが**下回りの防錆塗装(アンダーコート)**です。納車後、できるだけ早い段階で施工することをおすすめします。
- 施工内容: 車体をリフトアップし、下回りを高圧洗浄した後、専用の防錆塗料を吹き付けます。
- 費用相場: 30,000円 ~ 60,000円
- 施工場所: レクサスディーラー、自動車整備工場、専門のコーティングショップなど。
- 持続期間: 塗料の種類にもよりますが、3年~5年ごとの再施工が推奨されます。
新車時にしっかり施工しておくことで、数年後の下回りの状態に大きな差が出ます。長く大切に乗りたいのであれば、絶対にケチってはいけない部分です。
見落としがちな追加費用②:冬用ワイパー(スノーブレード)
標準装備のワイパーは、金属製のフレームがむき出しになっているため、雪や氷が付着して凍りつき、うまく拭き取れなくなることがあります。
**冬用ワイパー(スノーブレード)**は、このフレーム部分がゴムで覆われており、着雪や凍結を防ぐ構造になっています。視界不良は命取りになるため、これも雪国での必需品です。
- 費用相場: 左右2本セットで8,000円 ~ 15,000円
- 購入場所: カー用品店、ディーラーなどで購入できます。
見落としがちな追加費用③:リモートエンジンスターター
寒い朝、家の中からエンジンを始動させ、車に乗り込む頃には暖かい室内と溶けた窓の霜。この快適さを一度味わうと手放せなくなるのがリモートエンジンスターターです。
- メリット:
- 乗車前に暖機運転と車内の暖房ができる。
- フロントガラスの霜取りができる。
- 選択肢:
- 純正オプション: スマートキーと一体型など、スマートな操作が可能。価格は10万円以上と高価。
- 社外品: 機能はシンプルだが、価格は5万円前後から。カー用品店などで取り付け可能。
レクサスGXはプレミアムカーですから、スマートフォンのアプリでエンジン始動やエアコン操作ができる「G-Link」の機能に含まれている可能性もあります。購入時に機能を確認してみましょう。もし含まれていない場合でも、この快適装備は投資する価値が大いにあります。
見落としがちな追加費用④:フロアマット(ラバー製)
雪道を歩いた後の靴底には、雪や泥、そして融雪剤が付着しています。そのまま車に乗り込むと、純正の豪華なフロアカーペットはすぐに汚れてしまいます。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)
そこで活躍するのが、ラバー(ゴム)製の立体フロアマットです。縁が高くなっているため、溶けた雪がフロアに流れ出すのを防ぎ、汚れたら簡単に水洗いできます。
- 費用相場:
- 純正品: 20,000円 ~ 30,000円
- 社外品: 車種専用設計のものでも10,000円前後から購入可能。
冬の間だけラバーマットに交換するだけで、車内の清掃の手間が大幅に省け、リセールバリューの維持にも繋がります。
レクサスGXの本領発揮!雪道での走行性能は?
ここまで費用面の話が中心でしたが、レクサスGXが持つ雪道での走行性能は、まさにワールドクラスです。高額な冬装備への投資は、この卓越した安全性能を最大限に引き出すためにあると言っても過言ではありません。
- フルタイムAWDシステム: 路面状況に応じて常に最適な駆動力を四輪に配分し、滑りやすい雪道でも安定した発進・加速・コーナリングを実現します。
- マルチテレインセレクト: 「DEEP SNOW」モードなどを選択することで、雪道でのタイヤの空転を最適に制御し、スタックしにくい力強い走りを可能にします。
- E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System): 「OVERTRAIL」に搭載される電子制御スタビライザー。雪道の凹凸路面でもタイヤの接地性を最大限に保ち、安定した走行に貢献します。
SNSや海外のレビューを見ても、「GXの雪道性能は驚異的だ」「どんな大雪でも不安を感じない」といった声が多数見られます。しっかりとしたスタッドレスタイヤを装着すれば、レクサスGXは雪国で最も頼りになるパートナーの一台となるでしょう。
気になる冬場の燃費は?どれくらいの悪化を覚悟すべきか
レクサスGXは、2.4Lターボハイブリッドエンジンと、3.5L V6ツインターボエンジンがラインナップされています(国内は現在3.5Lのみ)。どちらのエンジンもパワフルですが、車両重量が2.5トンを超えるヘビー級のSUVであるため、燃費性能はそれなりです。
冬場は以下の要因でさらに燃費が悪化します。
- 暖機運転によるアイドリング時間の増加
- スタッドレスタイヤの転がり抵抗の増加
- 雪道走行による走行抵抗の増加
- AWDシステムの作動頻度の増加
- 外気温低下によるエンジン効率の低下
カタログ燃費(WLTCモード)が8.1km/L(VJA252W)とされていますが、冬場の市街地走行では、実燃費が4~6km/L程度まで落ち込む可能性も十分に考えられます。燃料タンク容量は80Lと比較的大容量ですが、冬場は給油の頻度が上がることを覚悟しておきましょう。
兄弟車・ライバル車との雪国コスト比較
レクサスGXを検討する上で、必ず比較対象となるのが兄弟車であるトヨタ・ランドクルーザー250や300、そして輸入車のライバルたちです。雪国での維持という観点から、これらの車種とGXを比較してみましょう。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)
レクサスGX vs ランドクルーザー250 雪国でのコストパフォーマンス
プラットフォームを共有する兄弟車であるランドクルーザー250は、最も直接的な比較対象です。
項目 | レクサス GX | ランドクルーザー 250 | 考察 |
---|---|---|---|
車両価格 | 高価(800万円~) | 比較的安価(520万円~) | GXは内外装の質感、静粛性、先進装備で差別化。 |
タイヤサイズ | 18/20インチ | 18/20インチ | ほぼ同等。 |
スタッドレス費用 | 同等 | 同等 | タイヤサイズが同じため、費用に差はほぼない。 |
エンジン | 3.5L V6ツインターボ | 2.8Lディーゼル/2.7Lガソリン | ディーゼルは燃料代が安く、冬場のトルクも頼もしい。 |
燃費 | やや劣る | 優れる(特にディーゼル) | ランニングコストではランクル250に軍配。 |
装備 | 豪華・快適装備が充実 | 実用的・機能的 | シートヒーター等の快適装備はGXが標準で充実。 |
結論として、スタッドレスタイヤなどの冬装備にかかる初期費用は、両車でほとんど差がありません。 大きな違いは、車両価格そのものと、燃料代を中心としたランニングコストです。レクサスブランドならではの豪華さや静粛性に価値を見出すか、より実用性と経済性を重視するかで選択が分かれるでしょう。
まとめ
今回は、レクサスGXを雪国で所有する際の、特にタイヤ周りの費用に焦点を当てて詳しくレビューしてきました。
- スタッドレスタイヤとホイールのセットは、国産メーカー品で揃えると25万円~40万円という高額な初期投資が必要。
- スタッドレスタイヤ以外にも、防錆塗装、冬用ワイパー、ラバーマットなど、合計で10万円前後の追加費用を見込んでおくべき。
- 冬場の燃費は、実燃費で4~6km/L程度になることも覚悟が必要。
これらの費用は、決して安いものではありません。しかし、レクサスGXが提供してくれる圧倒的な雪道での安全性、そして冬の厳しい環境でも快適に過ごせる豪華な装備は、その投資に見合う価値があると私は考えます。
重要なのは、これらの「雪国ならではのコスト」を車両購入前に正確に把握し、資金計画に組み込んでおくことです。そうすれば、納車後に慌てることなく、素晴らしいレクサスGXとの冬のカーライフを心から楽しむことができるでしょう。
このレビューが、あなたの賢い車選びの一助となれば幸いです。