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Audi

アウディで走行中にテレビやYouTubeを見る具体的な方法を解説

モータージャーナリスト兼コンサルタントの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、アウディの走行中に同乗者のためにテレビやYouTubeを視聴させたい、と考えているのではないでしょうか。私も実際に長距離ドライブで家族からリクエストされることも多く、そのお気持ちはよくわかります。せっかくの上質な空間と高精細なディスプレイがあるのに、停車中しか楽しめないのはもったいないと感じますよね。

引用 : アウディ公式HP (https://www.audi-sales.co.jp/special_content/a8_s8_2022/)

しかし、どうすれば安全かつ快適に視聴環境を整えられるのか、製品選びや取り付け、さらには車検や保証への影響など、気になる点も多いはずです。この記事を読み終える頃には、アウディで走行中にテレビやYouTubeを視聴するための具体的な方法と、あなたに最適な選択肢についての疑問が解決しているはずです。

記事のポイント

  • アウディ純正機能の走行中映像視聴制限とその理由
  • 走行中の視聴を可能にする代表的な3つの方法を徹底比較
  • YouTubeや動画配信サービスに最適なAIアダプター「Ottocast」の紹介
  • 車種や年式ごとの対応状況と導入前の注意点
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アウディ走行中のテレビ・YouTube視聴に関する基本知識

まずはじめに、なぜアウディで走行中のテレビ視聴が制限されているのか、そして、それを可能にするための基本的な知識について解説します。ご自身のやりたいことと、そのための前提条件をしっかり理解することが、最適な方法を選ぶための第一歩です。

引用 : アウディ公式HP (https://www.audi-sales.co.jp/special_content/a8_s8_2022/)

なぜアウディは走行中にテレビが見られないのか?

アウディに限らず、国内外のほとんどの自動車メーカーでは、純正のカーナビゲーションシステムにおいて、走行中のテレビやDVDなどの映像表示を制限しています。これは、運転者が走行中に画面を注視することを防ぎ、安全運転を確保するための極めて重要な安全機能です。

道路交通法第71条5の5では、運転者が走行中にカーナビゲーション装置等の画面を注視する行為(通称「ながら運転」)を禁止しており、違反した場合には罰則が科せられます。メーカーは、この法令遵守と事故防止の観点から、車速信号を検知すると自動的に映像を消し、音声のみに切り替える設計を採用しているのです。

したがって、「走行中にテレビを見られるようにする」というのは、このメーカーによる安全制限を解除する行為である、ということをまずご理解ください。もちろん、これは運転者以外の同乗者が楽しむためのものであり、運転者が画面を注視することは絶対にやめてください。

テレビ視聴とYouTube視聴の根本的な違い

「テレビ」と「YouTube」を同じように考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、車内で視聴するためには、その仕組みが根本的に異なります。

  • テレビ(地デジ)視聴:
    • 車両に搭載されたTVチューナーが地上デジタル放送の電波を受信して映像を映し出します。
    • アウディの場合、新車購入時にオプションとしてTVチューナーを選択、または後付けする必要があります。TVチューナーがなければ、そもそもテレビ放送を受信できません。
    • 視聴に際して、スマートフォンのような通信料は発生しません。
  • YouTube(動画ストリーミング)視聴:
    • インターネット回線を通じて、YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoといったサービスのサーバーから動画データをストリーミング再生します。
    • 視聴するためには、車内でインターネットに接続できる環境が必要です。一般的には、スマートフォンのテザリング機能や、車載Wi-Fiルーターを利用します。
    • 視聴した分だけデータ通信量が発生するため、スマートフォンの契約プランによっては注意が必要です。

つまり、走行中にテレビを見たい場合は「TVチューナーの映像制限解除」が目的となり、YouTubeなどを見たい場合は「車両のディスプレイにインターネット動画を映し出す仕組み」が必要になる、ということです。

運転者の画面注視は法律違反!その危険性と罰則

繰り返しになりますが、非常に重要なことなので改めて強調します。走行中に運転者がカーナビやスマートフォンの画面を2秒以上注視する「ながら運転」は、厳しい罰則の対象となります。

2019年12月の道路交通法改正により、罰則が大幅に強化されました。

違反内容 罰則 反則金 違反点数
画面注視(保持) 6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金 普通車: 18,000円 3点
交通の危険を生じさせた場合 1年以下の懲役または30万円以下の罰金 (反則金の適用なし) 6点(免許停止)

たとえ数秒であっても、時速60kmで走行している車は約33mも進みます。その間に歩行者が飛び出してきたり、前の車が急ブレーキをかけたりする可能性は十分にあります。どんなカスタムを施したとしても、運転者が画面を見ることは絶対に許されません。全てのカスタムは、あくまで同乗者のためのものであることを肝に銘じてください。

アウディの心臓部「MMI(マルチメディアインターフェイス)」とは?

アウディの各種設定やナビゲーション、エンターテインメント機能を統合管理しているのが「MMI(マルチメディアインターフェイス)」と呼ばれるシステムです。センターコンソールのタッチスクリーンやダイヤル、ステアリングのスイッチなどで直感的に操作できます。

このMMIの世代によって、後述するTVキャンセラーや外部アクセサリーの適合が大きく変わってきます。

  • MIB2 (Modular Infotainment Baukasten 2):
    • 主に2016年頃から2020年頃までのモデルに搭載されています。
    • 物理的なダイヤルやボタンでの操作が残っていることが多い世代です。
  • MIB3 (Modular Infotainment Baukasten 3):
    • 2020年以降の新型モデルを中心に搭載されています。
    • 大型のタッチスクリーンがメインとなり、物理ボタンが大幅に削減されているのが特徴です。処理速度も向上し、オンライン機能が強化されています。

ご自身の車や購入を検討している車のMMIがどの世代なのかを把握しておくことが重要です。

Apple CarPlayとAndroid Autoの基本機能と制限

最近のアウディのほとんどのモデルは、スマートフォンと連携する「Audiスマートフォンインターフェイス」を標準装備しており、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用できます。

これにより、スマートフォンのナビアプリ(Googleマップ、Yahoo!カーナビなど)や音楽アプリ(Spotify、Apple Musicなど)をMMIの画面に表示して操作できます。しかし、安全上の理由から、Apple CarPlayやAndroid Autoの標準機能では、YouTubeやNetflixといった動画再生アプリはサポートされていません。停車中でも、これらのアプリをMMIの画面に映し出すことは基本的に不可能です。

このCarPlayの仕組みを利用して、動画視聴を可能にするのが後述する「AI Box」という製品になります。

アウディで走行中にテレビ・YouTubeを視聴する3つの具体的な方法

それでは、いよいよ本題です。アウディで走行中にテレビやYouTubeを視聴するための具体的な方法を3つご紹介します。それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身の目的や予算、リスク許容度に合わせて最適なものを選びましょう。

方法1:TVキャンセラー(ハードウェアタイプ)

これは、車両の配線に物理的な装置を割り込ませることで、MMIに送られる車速信号を偽装し、走行中でもテレビが映るようにする方法です。古くからある最も確実な方法と言えます。

メリット

  • 確実な動作: 車速信号を直接制御するため、動作が非常に安定しています。一度取り付ければ、その後は特に意識することなく走行中のテレビ視聴が可能です。
  • 純正機能への影響が少ない: ON/OFFスイッチが付いている製品が多く、機能をオフにすれば完全に純正状態に戻せるため、ディーラーでの点検時なども安心です。ナビの自車位置測位への影響もほとんどありません。

デメリット

  • 取り付けに専門知識が必要: MMIユニット本体や周辺の内装パネルを取り外して配線作業を行う必要があります。DIYでの取り付けは難易度が高く、車両を傷つけたり、配線を間違えたりするリスクがあるため、基本的には専門業者への依頼が必須です。
  • 費用が高額: 製品自体の価格(2万円~4万円程度)に加えて、専門業者での取り付け工賃(1.5万円~3万円程度)が発生します。合計で4万円~7万円ほどの費用がかかるのが一般的です。
  • 車両保証への影響: 車両の配線を加工するため、ディーラーによっては電気系統の保証が受けられなくなる可能性があります。取り付け前にディーラーへ確認することをおすすめしますが、基本的には非推奨とされるケースがほとんどです。

代表的な製品

  • pb株式会社 CMM-VAHD: 輸入車向けAVインターフェイスの老舗メーカーで、信頼性が高い製品です。多くの専門ショップで採用されています。
  • E2PLUG Type03: こちらも定番の製品。多くの車種に対応しており、実績も豊富です。

方法2:TVキャンセラー(コーディングタイプ)

これは、車両に搭載されているコンピューター(ECU)のプログラムを書き換える(コーディングする)ことで、走行中の視聴制限を解除する方法です。物理的な取り付け作業が不要なため、手軽さが魅力です。

メリット

  • 手軽で安価: 製品を車両のOBD2ポート(運転席足元付近にある診断ポート)に差し込むだけで、数分で施工が完了します。製品価格も1.5万円~2.5万円程度と、ハードウェアタイプに比べて安価です。
  • DIYが可能: 専門知識がなくても、説明書通りに行えば誰でも簡単に施工できます。車両を分解する必要がないため、内装を傷つける心配もありません。
  • 純正状態に戻せる: 多くの製品は、再度OBD2ポートに差し込むことで、いつでもアンインストールして純正状態に戻すことができます。

デメリット

  • ディーラーでのリセットリスク: ディーラーで車両診断機(テスター)による点検やソフトウェアアップデートが行われると、コーディングした内容がリセットされ、純正状態に戻ってしまう可能性があります。その場合は、再度製品を施工し直す必要があります。
  • 自己責任の範囲が広い: 車両のプログラムを書き換える行為のため、万が一、車両に不具合が発生した場合、保証の対象外となる可能性がハードウェアタイプよりも高くなります。信頼できるメーカーの製品を選ぶことが非常に重要です。
  • ナビの自車位置がズレる可能性: 製品によっては、TV視聴中にナビの自車位置が停止したり、ズレたりすることがあります。最近の製品では対策されているものが多いですが、購入前によく確認が必要です。

代表的な製品

  • PLUG CONCEPT! PLUG TV+ for Audi: OBD2ポートに差し込むだけで施工できるコーディングタイプの定番製品。多くのユーザーが利用しており、信頼性も高いです。
  • core dev TVC for Audi: こちらも人気の製品。LEDの色でインストール状況が分かりやすく、初心者でも安心して使えます。

方法3:CarPlay対応 AI Box(Ottocastなど)

これが、YouTubeやNetflixなどの動画ストリーミングサービスを視聴したい場合に、現在最も主流となっている方法です。車両の有線CarPlay用USBポートに「AI Box」と呼ばれる小さな箱型の装置を接続するだけで、MMIの画面上でAndroid OSが起動し、様々なアプリが使えるようになります。

AI Boxの仕組み

AI Boxは、それ自体がAndroid OSを搭載した小型のコンピューターです。車両側はAI Boxを「Apple CarPlay」として認識しますが、AI BoxがMMIの画面に映し出すのはAndroidの操作画面です。これにより、本来CarPlayでは使えないはずのYouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoといった動画アプリを、Google Playストアから自由にインストールして使用できるようになります。

インターネット接続は、スマートフォンのテザリング機能を利用するのが一般的です。

Ottocast(オットキャスト)の魅力

AI Boxの中でも、特に人気と実績があるのが「Ottocast」ブランドです。私も自身のA6 allroad quattroで「PICASOU 2 Pro」を愛用していますが、その魅力は多岐にわたります。

  • 簡単な取り付け: 車のUSBポートに接続するだけ。配線加工や内装の分解は一切不要です。
  • 豊富な動画アプリに対応: Google Playストアに対応しているため、ほぼ全ての動画配信サービスアプリをインストールできます。
  • ワイヤレスCarPlay/Android Auto機能: AI Boxを介することで、通常は有線接続が必要なCarPlayやAndroid Autoをワイヤレスで利用できるようになります。
  • 画面2分割表示: 一部のモデルでは、ナビ画面と動画画面を同時に表示することも可能です。
  • 車両への影響が少ない: 車両のプログラムを書き換えたり、配線を加工したりしないため、ディーラーの保証への影響が最も少ない方法と言えます。不要な時はUSBケーブルを抜くだけで、完全に純正状態に戻ります。

Ottocastの選び方と比較

Ottocastにはいくつかのモデルがありますが、代表的なのは以下のシリーズです。

モデル名 CPU メモリ/ストレージ 特徴 こんな人におすすめ
PICASOU 2 Pro Qualcomm 8コア 4GB / 64GB 高性能CPUで動作がサクサク。HDMI出力ポート付きで後席モニターにも出力可能。 動作の安定性と多機能性を求める方。後席モニターを活用したい方。
PICASOU 2 Qualcomm 8コア 4GB / 64GB PICASOU 2 ProからHDMI出力を省略したモデル。基本的な性能は同等。 後席モニターは不要で、コストを抑えつつ高性能を求める方。
U2-PLUS Qualcomm 4コア 4GB / 64GB ワイヤレスCarPlay/Android Auto機能に特化したエントリーモデル。動画視聴も可能。 とにかくワイヤレス化が主目的で、動画視聴はたまに、という方。

私自身は、様々なアプリを快適に動かしたかったことと、将来的に後席モニターを増設する可能性も考えて「PICASOU 2 Pro」を選択しました。実際に使ってみると、起動も早く、アプリの切り替えもスムーズで非常に満足しています。長距離ドライブで子供たちが好きなアニメをYouTubeで見てくれるので、運転に集中できて助かっています。

デメリットと注意点

  • スマホのテザリングが必須: 動画を視聴するには、常にスマートフォンをテザリング状態にしておく必要があります。そのため、スマートフォンのバッテリー消費が早くなり、データ通信量も増加します。
  • TVチューナーの視聴は不可: AI Boxはあくまでインターネット動画を視聴するためのもので、地デジ放送を見ることはできません。地デジを見たい場合は、別途TVキャンセラーが必要です。
  • 動作の安定性: 車両のMMIとの相性によっては、稀に動作が不安定になったり、音声が途切れたりすることがあるようです。信頼できる販売店から購入し、サポート体制を確認しておくことが重要です。
  • 価格: 高機能なモデルは4万円~5万円程度と、決して安価ではありません。

【比較表】3つの方法を徹底比較

ここまで紹介した3つの方法を、項目別に比較してみましょう。

項目 ハードウェアタイプ コーディングタイプ AI Box (Ottocast)
主な目的 地デジ視聴 地デジ視聴 YouTube/動画配信
取り付け手軽さ × (要専門業者) ◎ (DIY可能) ◎ (USB接続のみ)
初期費用 △ (4万~7万円) 〇 (1.5万~2.5万円) △ (3万~5万円)
ランニングコスト ◎ (無し) ◎ (無し) × (スマホ通信料)
機能性 〇 (地デジのみ) 〇 (地デジのみ) ◎ (動画アプリ、ワイヤレスCarPlay等)
車両保証への影響 △ (配線加工あり) △ (プログラム変更あり) 〇 (影響小)
車検 〇 (問題なし) 〇 (問題なし) 〇 (問題なし)
おすすめな人 確実に地デジだけを見たい人 手軽に安く地デジを見たい人 YouTubeやNetflixをメインに見たい人

私がOttocastをおすすめする理由

コンサルタントとして、また一人のアウディオーナーとして、もし今から導入するなら私は「Ottocast」のようなAI Boxを強くおすすめします。理由は以下の通りです。

  1. 時代のニーズに合っている: テレビを持たず、動画は全てYouTubeや配信サービスで見るという人が増えています。車内でも、地デジより好きなコンテンツを好きな時に見たいというニーズの方が高いでしょう。
  2. 汎用性と拡張性: 動画視聴だけでなく、CarPlay/Android Autoのワイヤレス化や、様々なAndroidアプリの利用など、一台で何役もこなします。
  3. 車両へのリスクが最も低い: 何か問題があればUSBを抜くだけで元通りになる、という手軽さと安心感は、高価な車両だからこそ非常に重要です。

もちろん、地デジのリアルタイム性(ニュースやスポーツ中継など)を重視する方であれば、TVキャンセラーという選択も有効です。その場合は、手軽なコーディングタイプから試してみるのが良いでしょう。

【モデル別】アウディのテレビ・YouTube視聴対応状況と注意点

最後に、アウディの主要モデルごとの対応状況と、導入前に確認すべき注意点をまとめます。

MMIの世代による違いを理解する

前述の通り、アウディのインフォテインメントシステムはMMIの世代によって仕様が異なります。特に、TVキャンセラーやAI Boxの適合に大きく関わるのが**「有線CarPlay/Android Autoに対応しているか」**という点です。

  • MIB2/MIB3搭載車 (概ね2016年以降):
    • ほとんどのモデルで有線CarPlay/Android Autoに対応しています。
    • したがって、TVキャンセラー(ハード/コーディング)もAI Boxも、基本的には全ての選択肢から選ぶことができます。
  • それ以前の古い世代のMMI搭載車:
    • CarPlay/Android Autoに対応していない場合があります。
    • その場合、AI Boxは使用できません。選択肢はハードウェアタイプのTVキャンセラーに限られます。

【対比表】主要モデル別 テレビ/YouTube視聴の可否と推奨方法

以下は、近年の主要モデルにおける一般的な対応状況と、私なりの推奨方法です。最終的な適合は、必ず製品の公式サイトや販売店で、ご自身の車の年式・型式を確認してください。

車種 年式目安 MMI世代 TV視聴 (純正) 推奨方法 備考
A1 (GB) 2019~ MIB3 オプション AI Box / コーディング CarPlayがメインの設計なのでAI Boxとの相性が良い
A3 (8Y) 2021~ MIB3 オプション AI Box / コーディング 最新システム。適合をよく確認
A4 (8W) 2016~ MIB2/MIB3 オプション AI Box / コーディング / ハード 年式によりMMIが異なるため注意
A5 (F5) 2017~ MIB2/MIB3 オプション AI Box / コーディング / ハード A4に準ずる
A6 (4A) 2019~ MIB3 オプション AI Box / コーディング デュアルスクリーン搭載。AI Boxの表示も快適
A7 (4K) 2018~ MIB3 オプション AI Box / コーディング A6に準ずる
A8 (4N) 2018~ MIB3 オプション AI Box / コーディング フラッグシップ。後席での視聴にもAI Boxが活躍
Q2 (GA) 2017~ MIB2 オプション AI Box / コーディング / ハード コンパクトSUVでも快適な視聴環境を
Q3 (F3) 2020~ MIB3 オプション AI Box / コーディング 新世代プラットフォーム。AI Boxがおすすめ
Q4 e-tron 2022~ MIB3 設定なし AI Box 電気自動車。TVチューナー設定が無いためAI Box一択
Q5 (FY) 2017~ MIB2/MIB3 オプション AI Box / コーディング / ハード 人気モデル。選択肢が豊富
Q7 (4M) 2016~ MIB2/MIB3 オプション AI Box / コーディング / ハード ファミリーユースに動画視聴は必須
Q8 (F1) 2019~ MIB3 オプション AI Box / コーディング ラグジュアリークーペSUV。エンタメ機能も最高レベルに
e-tron 2020~ MIB3 オプション AI Box / コーディング Q8ベースのEV。静かな車内で動画に没入

中古アウディを購入する際のチェックポイント

これから中古のアウディを購入しようと考えている方は、以下の点を確認すると良いでしょう。

  1. TVチューナーの有無: そもそもTVチューナーが搭載されていなければ、TVキャンセラーを取り付けても地デジは見られません。後付けは高額になるため、地デジを見たいなら必須のチェック項目です。
  2. Audiスマートフォンインターフェイスの有無: これがないとCarPlay/Android Autoが使えず、AI Boxの選択肢がなくなります。2016年以前のモデルでは特に注意が必要です。
  3. 前オーナーによるカスタムの有無: すでにTVキャンセラーなどが装着されている場合もあります。どのような製品が、どのように取り付けられているか確認できるとベストです。

まとめ

今回は、アウディで走行中にテレビやYouTubeを視聴するための具体的な方法について、私の知識と経験を基に詳しくレビューしました。

  • 同乗者のために地デジ放送をメインで見たいなら、手軽なコーディングタイプのTVキャンセラー
  • YouTubeやNetflixなど、インターネット動画をメインで楽しみたいなら、多機能で車両へのリスクも少ないAI Box(Ottocastなど)

これが、現在の最も合理的で満足度の高い選択肢だと私は考えます。

アウディの洗練されたインテリアと高精細なMMIディスプレイは、最高のエンターテインメント空間になるポテンシャルを秘めています。正しい知識を持って適切な製品を選べば、同乗者を退屈させることのない、より快適で上質なドライブが実現できるはずです。

ただし、くれぐれも運転者が画面を注視することのないよう、安全には最大限配慮してください。この記事が、あなたのカーライフをより豊かにするための一助となれば幸いです。