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レクサス

レクサスLMは洗車機に入るのか|事前に確認すべき注意点を解説

モータージャーナリスト兼コンサルタントの二階堂仁です。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、レクサスLMの購入を検討していて、あの大きなボディが一般的な洗車機に入るのかどうかが気になっているのではないでしょうか。私も実際にLMを所有しており、初めて洗車機に入れるときは「本当に大丈夫か?」と少し緊張した経験があるので、その気になる気持ちはよくわかります。

引用 : TOYOTA HP (https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html)

豪華で快適なレクサスLMですが、日々のメンテナンス、特に洗車の手間はできるだけ減らしたいものですよね。この記事を読み終える頃には、レクサスLMを安心して洗車機で洗うための知識と、事前に確認すべきポイントがすべてクリアになっているはずです。

記事のポイント

  • レクサスLMのサイズと一般的な洗車機の関係性
  • 洗車機利用前に必ず確認すべき必須チェック項目
  • レクサスLMならではの洗車時における車種別注意点
  • 洗車機以外の選択肢である手洗いと専門店の比較
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レクサスLMは洗車機に入る?サイズから徹底検証

まず、多くの方が最も知りたいであろう結論からお伝えします。レクサスLMを洗車機で洗えるかどうか、その答えと詳細なサイズ比較、そして注意すべき点について掘り下げていきましょう。

引用 ロボアプティー DM-80(https://www.ms2113.jp/%E6%B4%97%E8%BB%8A%E8%A8%AD%E5%82%99%E3%81%A8%E6%96%99%E9%87%91/%E8%87%AA%E5%8B%95%E6%B4%97%E8%BB%8A%E6%A9%9F/)

まずは結論!レクサスLMはほとんどの洗車機で利用可能

結論から申し上げると、新型(2代目)レクサスLMは、現在主流となっているほとんどの門型洗車機で問題なく利用できます。

「LMは大きいから洗車機は無理だろう」というイメージがあるかもしれませんが、ご安心ください。私自身も所有するLMを何度も近所のガソリンスタンドの洗車機に入れていますが、一度もトラブルになったことはありません。

ただし、これは「どの洗車機でも100%大丈夫」という意味ではない点に注意が必要です。一部の古い機種や特殊なタイプの洗車機では、サイズ制限に引っかかる可能性もゼロではありません。重要なのは、利用する前に必ずその洗車機のサイズ制限を確認することです。この点については後ほど詳しく解説します。

レクサスLMの具体的なボディサイズ

「ほとんど大丈夫」と言われても、具体的な数字を見ないと安心できない方もいるでしょう。ここで、レクサスLMの正確なボディサイズを確認しておきましょう。比較対象として、人気の高い大型ミニバンであるトヨタ アルファード/ヴェルファイアのサイズも併記します。

主要大型ミニバン サイズ比較表

車種 全長 全幅 全高
レクサス LM (2代目) 5,125mm 1,890mm 1,955mm
トヨタ アルファード (40系) 4,995mm 1,850mm 1,935mm
トヨタ ヴェルファイア (40系) 4,995mm 1,850mm 1,935mm
レクサス LM (初代) 5,040mm 1,850mm 1,895mm

※全高はモデルやオプションによって多少変動します。

表を見てわかる通り、新型LMはアルファード/ヴェルファイアと比較して、全長で130mm、全幅で40mm、全高で20mm大きくなっています。この「一回り大きい」サイズ感が、洗車機利用の不安につながっていると言えるでしょう。特に全高が1,955mmという点は、一つのポイントになります。

一般的な門型洗車機のサイズ制限一覧

次に、受け入れる側である洗車機の一般的なサイズ制限を見てみましょう。ガソリンスタンドや洗車場に設置されている門型洗車機は、メーカーや機種によって対応できるサイズが異なります。

一般的な洗車機のサイズ制限(目安)

項目 通常の洗車機 ハイルーフ対応洗車機
高さ制限 2.0m~2.1m 2.2m~2.4m
幅制限 2.0m~2.2m 2.2m~2.4m
長さ制限 5.0m~5.2m 5.0m~5.3m

※上記はあくまで一般的な目安です。必ず現地の表示を確認してください。

レクサスLMのサイズ(全長5,125mm, 全幅1,890mm, 全高1,955mm)と上記の表を照らし合わせてみましょう。

  • 高さ(1,955mm): 通常の高さ制限2.0mでもクリアできますが、余裕はあまりありません。ハイルーフ対応機であれば全く問題ありません。
  • 幅(1,890mm): 多くの洗車機で問題なくクリアできる数値です。
  • 長さ(5,125mm): 長さ制限が5.2m以上の機種であれば問題ありません。

この比較からも、ほとんどの洗車機で利用可能であることがわかります。特に近年設置された新しい機種は、大型車に対応するためにサイズに余裕を持たせた設計になっていることが多いです。

なぜ「入らない」という噂が?考えられる原因

「ほとんど大丈夫」なのに、なぜ「LMは洗車機に入らない」といった不安の声や噂が聞かれるのでしょうか。これにはいくつかの理由が考えられます。

1. 旧式の洗車機を利用しようとしたケース

10年以上前に設置されたような古いタイプの洗車機の中には、高さや幅の制限が現在よりも厳しいものがあります。特に高さ制限が1.9m台の機種もかつては存在しました。そういった洗車機に遭遇した経験から、「LMは入らない」という認識が広まった可能性があります。

2. カスタムパーツによるサイズオーバー

ディーラーオプションのモデリスタやTRDといったエアロパーツを装着している場合、全長や全幅がカタログスペックよりも若干大きくなることがあります。また、ルーフキャリアや特殊なアンテナなどを装着している場合は、全高が制限を超える原因になります。

3. 安全マージンを考慮したスタッフの判断

ガソリンスタンドのスタッフによっては、万が一の接触事故を避けるため、サイズがギリギリの車両の利用を断るケースがあります。特にLMのような高級車の場合、傷がついた際のリスクを考えて、より慎重な判断をすることが考えられます。

注意が必要な洗車機の種類

基本的には問題ないLMの洗車機利用ですが、以下のような洗車機の場合は特に注意深くサイズ確認を行うべきです。

  • 個人経営の古いガソリンスタンドに設置されている洗車機
  • コイン洗車場にある年季の入った洗車機
  • 「ハイルーフ車不可」の表示が目立つ洗車機

都市部の新しい大規模なガソリンスタンドでは大型車対応の洗車機が主流ですが、郊外や地方では旧式の機械がまだ現役で稼働していることもあります。見慣れない場所で洗車をする際は、特に注意が必要です。

【体験談】私が実際にレクサスLMを洗車機に入れた結果

ここで私の実体験をお話しします。私が所有するLM(2代目)を初めて洗車機に通したときは、やはり少し不安でした。いつも利用しているガソリンスタンドですが、念のためスタッフの方に「このLM、入りますかね?」と確認しました。

スタッフの方は慣れた様子で「あ、LMですね。うちの洗車機は高さ2.3mまで対応しているので全く問題ないですよ」と即答してくれました。実際に洗車機に入れてみると、左右も高さも十分な余裕があり、拍子抜けするほどスムーズに洗車が完了しました。特にデジタルアウターミラーも問題なく、センサー類も事前にOFFにすることで誤作動なく終えられました。この経験から、事前の確認さえ怠らなければ、何も心配する必要はないと確信しました。

洗車機メーカーに聞いた!大型車対応の最新動向

近年の自動車市場では、SUVやミニバンといった大型車の人気が高まっています。このトレンドを受け、洗車機メーカーも積極的に大型車対応の機種を開発・販売しています。

ある大手洗車機メーカーの担当者によると、「最近の主力機種は、アルファード/ヴェルファイアはもちろん、レクサスLMやハイエースのハイルーフ仕様も余裕で洗えるサイズで設計されています。センサー技術も向上しており、車両の形状を正確に読み取ることで、ミラーなどの突起物にも安全にアプローチできるようになっています」とのことでした。

このように、洗車機側も日々進化しており、LMのような大型車でも安心して利用できる環境が整ってきていると言えます。

車高やオプションパーツによる注意点

最後に、ノーマル状態のLMではなく、カスタマイズしている場合の注意点です。

  • 社外エアロパーツ: フロントスポイラーやサイドスカートを装着すると、全長・全幅が変わるだけでなく、最低地上高が低くなります。洗車機によっては下部の洗浄ブラシが接触するリスクがあります。
  • ローダウン: 車高を下げている場合も同様に、下回りやエアロパーツへの接触リスクが高まります。
  • ルーフキャリア等: 当然ながら、ルーフ上に何かを装着している場合は全高が大きく変わるため、ほとんどの洗車機は利用できなくなります。

これらのカスタマイズを行っている場合は、洗車機の利用は慎重に判断するか、手洗いを選択するのが賢明です。

レクサスLMを洗車機で洗う前の完全チェックリスト

レクサスLMが多くの洗車機に対応していることはご理解いただけたかと思います。次に、実際に洗車機を利用する際に、トラブルを未然に防ぎ、愛車を綺麗に保つための具体的なチェックリストと注意点を解説します。

引用 : TOYOTA HP (https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html)

チェックリスト①:洗車機に表示されたサイズ制限の確認

最も基本的かつ重要な項目です。洗車機の入口付近や操作パネルには、必ず**「洗車できるクルマのサイズ」**として高さ、幅、長さの制限が記載されています。

確認のポイント

  • 数字を指差し確認: 「高さ2.3m、幅2.3m、長さ5.2m」といった具体的な数字を自分の目でしっかり確認します。
  • 不安ならスタッフに質問: 少しでも不安や疑問があれば、必ずガソリンスタンドのスタッフに声をかけましょう。「レクサスLMですが、この洗車機は利用可能ですか?」と一言聞くだけで、安心して利用できます。

この一手間を惜しまないことが、無用なトラブルを避ける最大の秘訣です。

チェックリスト②:車両側の設定(ミラー格納、センサーOFFなど)

洗車機に入れる前には、車両側でいくつかの設定を行う必要があります。これを忘れると、部品の破損やセンサーの誤作動につながる可能性があります。

必ず行うべき設定

  1. ドアミラーの格納: スイッチ操作で確実に格納します。
  2. オートワイパーの一時OFF: ワイパーレバーが「AUTO」になっていると、洗車機のブラシや水に反応してワイパーが作動し、破損する恐れがあります。必ず「OFF」の位置にしてください。
  3. パーキングセンサー(クリアランスソナー)の一時OFF: センターコンソールのスイッチでOFFにします。ONのままだと、ブラシの接近に反応して警告音が鳴り続けます。
  4. アンテナの取り外し・格納: LMには該当しませんが、ロッドアンテナなどがある車種の場合は必須です。

これらの設定は、LMに限らず全ての車で共通の注意事項です。

レクサス特有の装備!デジタルアウターミラーの注意点

新型LMには、オプションで「デジタルアウターミラー」が設定されています。従来の鏡ではなくカメラで後方を確認する先進的な装備ですが、洗車機利用時に特別な注意は必要なのでしょうか。

結論としては、特別な注意は不要ですが、格納は必須です。

デジタルアウターミラーのカメラユニットは、通常のドアミラーと同様に電動で格納できます。洗車前に必ず格納してください。カメラ部分は防水設計になっており、高圧洗浄の水がかかっても問題ありません。ただし、洗車後にカメラのレンズ部分に水滴が残っていると、車内のモニター映像が見えにくくなることがあります。その場合は、柔らかい布で優しく拭き取ってあげましょう。

洗車傷を防ぐ!ブラシの種類と選び方

高級車オーナーにとって、洗車機で最も気になるのが「洗車傷」のリスクではないでしょうか。洗車機のブラシにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

ブラシの種類 メリット デメリット おすすめ度
スポンジブラシ 素材が柔らかく、塗装への攻撃性が低い。 汚れがひどい場合、洗浄力がやや劣ることがある。 ★★★★★
布ブラシ/不織布ブラシ 柔らかさと洗浄力のバランスが良い。 スポンジブラシよりは硬め。 ★★★★☆
ナイロンブラシ 洗浄力が非常に高い。 塗装面に細かい傷がつくリスクが最も高い。 ★☆☆☆☆

レクサスLMには、間違いなく「スポンジブラシ」の洗車機をおすすめします。 近年主流のタイプで、多くのガソリンスタンドで採用されています。逆に、昔ながらのナイロンブラシの洗車機は、LMのような濃色車や高級車には避けるのが賢明です。

利用したい洗車機のブラシの種類がわからない場合は、これもスタッフに確認するのが確実です。

コーティング施工車は専用コースを選ぶべきか

新車購入時にディーラーや専門店でボディコーティングを施工する方は多いでしょう。LMも例外ではありません。コーティング施工車の場合、洗車機のコース選びも重要になります。

多くの洗車機には「コーティング車専用コース」や「水洗い洗車」といったコースが用意されています。

  • コーティング車専用コース: コーティング被膜を傷めにくい専用の洗剤やブラシの制御を行うコース。基本的にはこれを選ぶのがおすすめです。
  • ワックス洗車/撥水コート洗車: これらのコースは、洗剤で洗浄した後にワックス剤や撥水剤を上塗りします。高品質なガラスコーティングなどの上に施工すると、コーティング本来の艶や水弾きを損なう可能性があります。コーティング施工車は避けた方が無難です。
  • 水洗い洗車: 洗剤を使わず水だけで洗い流すコース。軽い汚れであればこれで十分です。コーティング被膜への影響も最小限に抑えられます。

基本は「コーティング車専用コース」か「水洗い洗車」を選び、コーティングの効果を長持ちさせることを意識しましょう。

洗車機では不十分?スピンドルボディとホイールの洗い方

洗車機は非常に便利ですが、万能ではありません。特にレクサスLMの複雑なデザインの部分は、洗い残しが発生しやすい傾向にあります。

スピンドルボディ(グリル)

LMの象徴でもある巨大で複雑な形状のスピンドルボディは、洗車機のブラシが届きにくく、細かい部分に汚れが残りやすいです。洗車機での洗浄後、マイクロファイバークロスや柔らかいディテイリングブラシを使って、手動で優しく拭き上げてあげると、仕上がりが格段に向上します。

ホイール

デザイン性の高いLMのホイールも、ブレーキダストなどの頑固な汚れが付着しやすい部分です。洗車機にもホイール洗浄機能はありますが、スポークの内側やナットホール周辺は洗い残しが多くなります。気になる場合は、洗車機に入れる前にホイール専用のクリーナーとブラシで予洗いしておくか、洗車後に手作業で仕上げることをおすすめします。

それでも不安な方へ!手洗い洗車と専門店の活用法

「やはり機械に任せるのは不安だ」「もっと完璧に仕上げたい」という方には、手洗い洗車やプロに任せるという選択肢もあります。

手洗い洗車

  • メリット: 自分の手で洗うため、傷のリスクを最小限に抑えられます。細かい部分まで丁寧に洗浄でき、愛車への愛着も深まります。
  • デメリット: 時間と手間がかかります。正しい知識と道具がないと、逆に傷をつけてしまうリスクもあります(砂や埃を引きずるなど)。

洗車専門店(キーパーラボなど)

  • メリット: 洗車のプロが専用の道具とケミカルを使って、完璧な仕上がりを提供してくれます。純水を使った手洗いなど、自宅では難しい高品質なサービスを受けられます。
  • デメリット: コストがかかります。手洗い洗車で2,000円~5,000円程度が相場です。

普段は洗車機を利用し、月に一度や特別な日の前など、タイミングを決めて専門店でリフレッシュしてあげる、といった使い分けも賢い選択です。

レクサスディーラーでの洗車サービスという選択肢

意外と知られていないかもしれませんが、レクサスディーラーでも点検時以外に洗車サービスを提供している場合があります。

もちろん有料サービスとなりますが、レクサス車を熟知したスタッフが手洗い、もしくは細心の注意を払って洗車を行ってくれるため、安心感は絶大です。料金やサービス内容は店舗によって異なるため、お近くのディーラーに問い合わせてみるのも良いでしょう。オーナーズラウンジでくつろいでいる間に、愛車がピカピカになって戻ってくるのは、まさにレクサスオーナーならではの体験と言えます。

まとめ

今回は、レクサスLMの洗車機利用について、サイズの問題から具体的な注意点まで、私の経験も交えながら徹底的に解説しました。

最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • レクサスLMは、最新の大型車対応洗車機であれば問題なく利用できる。
  • 利用前には、必ず洗車機のサイズ制限を自分の目で確認することが絶対条件。
  • ドアミラー格納やセンサーOFFなど、車両側の事前設定を忘れずに行う。
  • 洗車傷が気になるなら、ブラシの種類(スポンジが最適)にもこだわる。
  • グリルやホイールなど、洗い残しが出やすい部分は手作業でのフォローがおすすめ。
  • どうしても不安な場合や完璧を求めるなら、手洗いや洗車専門店の利用も有効な選択肢。

レクサスLMは、その存在感と豪華さでオーナーを満たしてくれる素晴らしい車です。日々のメンテナンスである洗車も、正しい知識を持って臨めば、決して難しいことではありません。この記事で得た知識を活用し、ぜひ安心して洗車機を利用して、いつでも美しい状態でLMとのカーライフを楽しんでください。