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レクサス

G-Link Liteとは|野良レクサスオーナー向けにサービス内容を解説

「いつかはレクサス」と憧れつつも、正規認定中古車(CPO)の価格に躊躇していませんか?

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)

確かにCPOは手厚い保証が魅力ですが、一般の中古車と比べると価格は高め。私も所有するレクサスRXを購入する際、100万円以上の価格差に悩み、保証やサービスをある程度割り切って、正規ディーラー以外で「野良レクサス」を手に入れました。

しかし、そこで気になるのが、車とネットワークが繋がる便利な「G-Link」が使えないこと。

でも、ご安心ください。実は、「野良レクサス」のオーナーでも利用できる「G-Link Lite」というサービスが存在します。

このレビューでは、実際にG-Link Liteを契約した私の経験を基に、サービス内容や本家との違い、そして本当に契約する価値があるのかを徹底解説します。

記事のポイント

  • 「野良レクサス」でも加入できるG-Link Liteの全貌
  • 本家G-LinkとG-Link Liteの具体的な違い
  • 年間料金とコストパフォーマンス
  • 実際に使って感じたリアルなメリット・デメリット
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G-Link Liteとは?|野良レクサスオーナーの救世主

まず初めに、「G-Link Lite」がどのようなサービスなのか、そして多くの人が気になるであろう本家「G-Link」との違いについて、詳しく解説していきましょう。

「野良レクサス」とは?正規購入との違い

本題に入る前に、「野良レクサス」という言葉について少し触れておきます。これは、レクサス正規ディーラーや認定中古車CPO以外の中古車販売店(ガリバーやカーセンサー、グーネットなどで見かける販売店など)で購入したレクサスのことを指す俗称です。

引用 : レクサスCPO (https://cpo.lexus.jp)

▼レクサス認定中古車(CPO)の主なメリット・デメリット

メリット デメリット
手厚い保証(2年間・走行距離無制限) 価格が高い(一般中古車より数十万高いことも)
充実のメンテナンスプログラム(2年間無料) 選択肢が少ない(厳しい基準のため玉数が限られる)
オーナーズラウンジの利用権
G-Linkが2年間無料
消耗品の交換基準が厳しい(タイヤ新品等)

CPOは品質と安心感の塊ですが、その分、価格にサービス料が上乗せされているイメージですね。私も含め、少しでも初期費用を抑えたいと考える人にとっては、なかなか手の届きにくい選択肢かもしれません。

一方で、私のように一般の中古車販売店で「野良レクサス」を購入する場合、CPOのような手厚いサービスは基本的に付いてきません。オーナーズラウンジも利用できませんし、G-Linkも自動的には付帯しないのです。

しかし、その代わりに価格が控えめで、多種多様なモデルから自分好みの一台を選べるという大きなメリットがあります。

この「サービスは限定的だけど、価格が魅力的な野良レクサス」のオーナーのために用意されたのが、今回ご紹介する**「G-Link Lite」**なのです。

G-LinkとG-Link Liteのサービス比較

では、具体的に何が違うのでしょうか。一目でわかるように比較表にまとめてみました。

項目 G-Link(CPO等で購入) G-Link Lite(CPO以外で購入) 備考
対象者 新車・CPO購入者 CPO以外の中古車購入者
利用料金 新車:3年間無料<br>CPO:2年間無料 有料<br>年間17,315円 or 19,000円<br>+契約事務手数料8,148円 年間料金は年式による
オペレーターサービス レクサスオーナーズデスク<br>(専任オペレーター) 別のコールセンター<br>(専任ではない)
ホテル・レストラン等の<br>予約手配 可能 対象外 これが最大のサービス差
ヘルプネット<br>(緊急通報)
G-Security<br>(セキュリティ)
地図更新
My LEXUSアプリ連携
車内Wi-Fi ○(有料オプション) ○(有料オプション)

ご覧の通り、最も大きな違いは**「オペレーターサービス」**の内容です。

本家G-Linkでは、「レクサスオーナーズデスク」の専任オペレーターが、ナビの目的地設定だけでなく、レストランやホテル、航空券の予約手配まで行ってくれます。まさに至れり尽くせりのコンシェルジュサービスです。

一方、G-Link Liteのオペレーターサービスは、この予約手配サービスが対象外となります。また、対応してくれるのも専任のオペレーターではなく、別のコールセンターの担当者になります。

しかし、逆に言えば、違いは主にその一点です。

事故や急病の際に緊急通報してくれる「ヘルプネット」や、車両の盗難などを監視する「G-Security」、スマホアプリとの連携など、車の利便性や安全性を高める中核的な機能は、G-Link Liteでもほとんど同じように利用できるのです。

G-Link Liteの料金体系

G-Link Liteは有料サービスです。料金は以下のようになっています。

  • 契約事務手数料:8,148円(税込)
  • 年間利用料(2021年9月以前の車両):17,315円(税込)
  • 年間利用料(2021年10月以降の車両):19,000円(税込)

※料金は変更される可能性があるため、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。

初年度は事務手数料がかかるため、約25,000円〜27,000円が必要になります。2年目以降は年間利用料のみです。月額に換算すると約1,400円〜1,600円。これを高いと見るか、安いと見るか。その判断材料となる具体的なサービス内容を、次の章から詳しく見ていきましょう。


【実体験レビュー】G-Link Liteの具体的なサービス内容

ここからは、私が実際にG-Link Liteを契約し、日々どのように使っているのか、そのリアルな使用感をお伝えします。契約を検討されている方は、ご自身のカーライフに当てはめて想像してみてください。

G-Link Liteの契約から利用開始までの流れ

契約はオンラインで完結しますが、いくつかステップがあります。

  1. トヨタアカウントの作成: まず、TOYOTAのアカウントが必須になります。持っていない方は事前に作成しておきましょう。
  2. G-Link Liteの申し込み: 専用サイトから車両情報などを入力して申し込みます。支払いはクレジットカードです。
  3. 車両での利用開始手続き: 契約が完了すると、IDとパスワードが発行されます。これを使い、車のナビ画面で利用開始の設定を行います。この手順は車種ごとの「スタートガイド」に詳しく書かれているので、熟読することをおすすめします。

私の場合は、スタートガイドに沿ってナビ画面を操作し、発行されたIDとパスワードを入力。その後、ヘルプネットの保守点検が自動的に始まりました。

(ピロリロリン♪)

オペレーター:「ヘルプネットセンターです。ただ今から通報テストを行います。お客様の現在地は…」

こんな風に、実際にオペレーターと繋がり、マイクやスピーカーのテストを行います。このテストが完了し、ヘルプネットボタンの横にあるランプが緑色に点灯すれば、無事に利用開始となります。万が一の時に繋がらないと意味がないので、このテストがあると安心できますね。

① 緊急通報サービス「ヘルプネット」の安心感

G-Link Liteを契約する大きなメリットの一つが、この「ヘルプネット」です。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/gx/)

  • 自動通報: エアバッグが作動するような大きな事故が起きた際、車両が自動的にヘルプネットセンターへ通報。オペレーターが警察や消防へ連携し、迅速な救助活動をサポートしてくれます。
  • 手動通報: あおり運転に遭遇したり、急に体調が悪くなったりした際には、ルームミラー付近にある「ヘルプネットボタン」を押すことで、手動で通報することも可能です。

自分一人の時や、気が動転してうまく話せない状況でも、ボタン一つで専門のオペレーターに繋がり、位置情報を正確に伝えてくれる。この**「万が一の時のお守り」**があるというだけで、運転中の安心感が格段に向上します。これだけでも、年間料金を払う価値があると感じる方は少なくないはずです。

② 愛車を見守る「G-Security」

次に、車両盗難対策として心強いのが「G-Security」です。専用スマホアプリ「My LEXUS」と連携し、様々な異常を通知してくれます。

  • オートアラーム通知: ドアのこじ開けなどで純正セキュリティアラームが作動すると、事前に登録したメールアドレスやスマホアプリに通知が届きます。
  • エンジン始動通知: 自宅駐車場などに停めている際に、エンジンが始動された場合も通知を受け取ることができます。
  • 盗難時追跡・警備員派遣: 万が一盗難されてしまった場合、車両の位置情報を追跡したり、要請に応じて警備員を現場に派遣したりすることも可能です(警備員派遣は別途料金がかかります)。

③ スマホが鍵になる「My LEXUS」アプリ連携

G-Link Liteの機能を最大限に活用し、利便性を最も感じられるのが、この**「My LEXUS」**アプリです。正直、私はこのアプリを使いたいがために契約したと言っても過言ではありません。

  • 車両状態の確認: アプリを開けば、いつでもどこでも愛車の状態を確認できます。
    • ガソリン残量
    • 航続可能距離
    • 総走行距離
    • ドアやウィンドウの開閉状態
    • タイヤ空気圧(対応車種のみ)
  • うっかり通知: 車から離れた後に「あれ、ドアロックしたっけ?」と不安になること、ありますよね。このアプリは、ドアのロック忘れ、ハザードランプの消し忘れ、ウィンドウの閉め忘れなどを検知して、スマホに通知してくれます。
  • リモート操作: これが非常に便利です。
    • リモートロック: 通知が来てドアの閉め忘れに気づいたら、アプリの操作で遠隔施錠が可能です。これで駐車場に戻る必要がなくなります。
    • ハザードランプ点灯: 広大なショッピングモールの駐車場で自分の車を見失った時、アプリ操作でハザードを点滅させ、場所を特定できます。地味に役立つ機能です。
    • リモートエアコン(対応車種のみ): 夏の暑い日や冬の寒い日に、乗車前に遠隔でエアコンを起動させておくことができます。私の2017年式RXでは残念ながら非対応でしたが、高年式のモデルでは利用できるようです。

【注意点】

一点、注意が必要です。私のRXでは、アプリからリモートで施錠した場合、純正のオートアラームや侵入センサーは作動しない仕様のようでした。セキュリティを確実にONにするには、スマートキーで施錠し直す必要があります。このあたりの仕様は、車種や年式によって異なる可能性があるので、ご自身の車で確認が必要です。

④ いつでも最新「ナビ・地図更新」

レクサスのナビは高性能ですが、地図データが古いと宝の持ち腐れです。新しい道路や施設が反映されていないと、結局スマホのナビアプリに頼ることになってしまいます。

G-Link Liteを契約している期間中は、常に最新の地図データをネットワーク経由でダウンロードし、ナビを自動更新してくれます。

  • マップオンデマンド: 新しい高速道路などが開通した際、目的地設定をするだけで、その周辺地図を優先的に最新版に更新してくれます。
  • リアルタイム交通情報(T-Probe): トヨタ・レクサスユーザーから収集した膨大な走行データ(プローブカー情報)を基に、高精度な渋滞予測を行います。これにより、VICSだけではわからない裏道の渋滞なども考慮した、最適なルートを案内してくれます。

ただし、これも注意点があります。G-Link Liteの契約期間中のみ最新地図が利用できるため、契約を解除すると、元の古い地図データに戻ってしまう仕様です。この点は理解しておく必要があります。

⑤ あってよかった「オペレーターサービス」

前述の通り、ホテルやレストランの予約手配はできませんが、運転中のナビ設定を代行してもらえるのは非常に便利です。

実際に私も使ってみました。

私:「ナビ設定をお願いしたいんですけども、神戸空港をお願いします。」

オペレーター:「はい、かしこまりました。神戸空港をお調べいたします。お待ちくださいませ。…兵庫県の神戸空港駐車場でよろしいでしょうか?」

私:「はい、大丈夫です。」

オペレーター:「かしこまりました。お送りいたしましたので、ナビ画面をご確認ください。」

通話後、すぐにナビ画面に目的地がセットされました。走行中に安全に、かつ正確に目的地を設定できるのは大きなメリットです。対応も非常に丁寧で、専任オペレーターでなくとも、全く不満はありませんでした。

⑥ 正直あまり使わない?「Lexus Apps」

ナビ画面内で使用できる専用のアプリ「Lexus Apps」というものもあります。天気予報や株価情報、観光案内など様々なアプリが用意されており、無料でインストールできます。

  • オービス通知: オービス(自動速度違反取締装置)の位置を地図上に表示し、接近すると音声で知らせてくれるアプリがあります。これは人によっては重宝するかもしれません。
  • ウェザーニュース: 現在地や目的地の天気を表示できますが、安全のため走行中は表示できず、停車中にしか使えません。正直、スマホで見た方が早いと感じました。
  • 株価情報: 音声での読み上げ機能があるので、運転中に株価をチェックしたい方には便利かもしれません。

全体的に、アプリの動作が少しもっさりしている印象もあり、私はほとんど使っていません。あくまで「おまけ」程度の機能と捉えておくのが良いかもしれません。


【結論】G-Link Liteは契約すべきか?|メリット・デメリットまとめ

さて、ここまで様々な機能を紹介してきましたが、最終的に「年間17,000円以上を払ってまで契約する価値はあるのか?」という点が最も気になるところでしょう。

私自身の正直な結論としては、**「使い方によっては、十分に元が取れる価値がある。ただし、全ての人におすすめできるわけではない」**です。

G-Link Liteのメリット(契約をおすすめする人)

  • 万が一への備えを重視する人: ヘルプネットの安心感は絶大です。自分や同乗者の命を守るための保険と考えれば、年間コストは決して高くないでしょう。
  • スマホで愛車をスマートに管理したい人: 「My LEXUS」アプリの利便性は非常に高いです。リモート操作や車両状態の確認を頻繁に使いそうな方には、満足度の高いサービスです。
  • 運転中のナビ操作が面倒だと感じる人: オペレーターによる目的地設定は、一度使うとやめられない快適さがあります。長距離移動が多い方には特におすすめです。
  • 常に最新の地図で快適にドライブしたい人: 地図更新の手間から解放され、最適なルート案内を受けられるメリットは大きいです。

これらの機能に年間2万円弱の価値を見出せるのであれば、G-Link Liteはあなたのレクサスライフをより豊かで安心なものにしてくれるはずです。

G-Link Liteのデメリット(他の選択肢も)

  • とにかく維持費を抑えたい人: 当然ですが、年間コストがかかります。これらの機能が不要であれば、無理に契約する必要はありません。
  • セキュリティ機能だけを強化したい人: G-Link Liteのセキュリティも優秀ですが、あくまで純正です。本気で盗難対策を考えるなら、プロは純正セキュリティの解除方法も研究している可能性があります。私自身、セキュリティに関しては別途、社外品のGPSトラッカー(Monimoto9)を車内に忍ばせています。こちらは充電式でバッテリーが1年持ち、異常を検知するとスマホに直接電話で通知が来ます。年間維持費もG-Link Liteより安価なので、「盗難対策」という一点に絞るなら、こうした社外品のほうが強力でコストパフォーマンスが高いと個人的には考えています。
  • コンシェルジュサービスに魅力を感じている人: ホテルやレストランの予約までお願いしたい、という「至れり尽くせり」のサービスを求めるのであれば、G-Link Liteでは役不足です。その場合は、やはりCPOを購入して本家G-Linkを利用する必要があります。

まとめ

今回は、正規ディーラー以外で購入した「野良レクサス」のオーナー向けサービス、「G-Link Lite」について、私の実体験を交えながら徹底的にレビューしました。

CPOと比べて初期費用を抑えられるのが魅力の野良レクサスですが、G-Linkが使えないという一点に寂しさや不安を感じていた方も多いはずです。

G-Link Liteは、本家G-Linkのコンシェルジュ機能(予約手配)こそないものの、緊急時のヘルプネット、愛車を見守るセキュリティ、スマホでの遠隔操作、最新地図への自動更新など、カーライフの質を格段に向上させる中核的な機能は、ほぼそのまま利用することができます。

「ヘルプネットが繋がらないから野良レクサス」なのだとすれば、G-Link Liteを契約することで、その「野良」という状態からは卒業できるのかもしれません。

年間約17,000円〜というコストをどう判断するかは、あなたの価値観や車の使い方次第です。ですが、少しでもレクサス本来のインテリジェントな機能を味わいたい、万が一の時の安心を手に入れたいと考えるのであれば、G-Link Liteは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

このレビューが、あなたのレクサス購入や、その後のカーライフを検討する上での一助となれば幸いです。