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レクサス

【最新情報】新型レクサスESの残念なポイント7選|ボディサイズや外装・内装を解説

2026年春に登場予定の新型レクサスES。

引用 : TOYOTA HP (https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html)

上級セダンとしての洗練されたデザインや走行性能に注目が集まる一方で、実は見落とされがちな“残念ポイント”もいくつか存在します。本レビューでは、購入前に必ず知っておきたい新型ESのデメリットを深掘り解説。

あわせて、購入を検討する際におすすめのグレードも紹介します。これを読めば、後悔しない選択ができるはずです。

記事のポイント

  • 想像以上に大きいボディサイズと駐車時の取り回し問題
  • 外観・内装でのがっかりポイントと対処法
  • グレード構成と購入するべきおすすめグレード
  • 価格・燃費・装備バランスから見る総合的な評価

新型レクサスESの残念なポイント7選|ディサイズと取り回し性能に関する注意点

新型レクサスES|全長が長すぎて駐車に苦労する可能性

新型レクサスESは、現行RXよりも約30cmも全長が長く、堂々とした存在感を放っています。その一方で、都市部の狭い駐車場や立体駐車場では取り回しに苦労する可能性があります。

特にマンションの機械式駐車場やコンビニなどの短時間駐車では、「入りきらない」「はみ出る」といった声が出る可能性も否定できません。

加えて、都心部に多い月極駐車場やコインパーキングでは、白線枠ギリギリに収まるかどうかというサイズ感で、隣の車との間隔が狭くなりドアの開閉に支障が出ることも懸念されます。

長さに加え、ホイールベースも拡大されていると見られ、段差のある出入り口ではフロントリップを擦るリスクもあります。こうした点は、見た目の高級感と実用性とのバランスを考える際に重要なポイントとなるでしょう。

サイズ比較表

車種 全長 全幅 全高 最小回転半径
新型レクサスES 約5,000mm 約1,865mm 約1,445mm 5.4〜5.5m(予想)
現行レクサスRX 約4,890mm 約1,920mm 約1,700mm 5.5m
現行レクサスES(現行) 約4,975mm 約1,865mm 約1,445mm 5.8〜5.9m

新型レクサスES|DRS搭載で小回り性能は改善か

今回の新型ESではDRS(後輪操舵:Dynamic Rear Steering)が搭載される見込みで、最小回転半径が従来より改善。

DRSは低速時に後輪を前輪と逆方向にわずかに操舵することで小回りを可能にし、Uターンや駐車時の取り回しが大幅に楽になるシステムです。

一方、高速域では前輪と同じ方向に後輪が動くことで車線変更時の安定性やレーンチェンジ時のスムーズさが向上します。街乗りでは恩恵が期待できるものの、全長が長いため依然として駐車スペースには注意が必要です。

また、住宅街やショッピングモールの立体駐車場など「狭い道」を想定した場合、小回り性能だけでなく、フロント・リアのオーバーハングが長いこともネックになる可能性があります。

前後のオーバーハングが長い車両は、段差や坂道で車体下部を擦るリスクも増えるため、慎重な操作が必要です。

さらに、運転に不慣れな方にとっては、車両感覚を掴むまでに時間がかかることが多く、日常の買い物や送り迎えなどでストレスを感じる場面もあるでしょう。

全長5mクラスの車両は、慣れれば快適なクルージング性能を発揮しますが、狭路での切り返しやバック駐車には慎重な判断が求められます。

新型レクサスESの残念なポイント7選|外装と内装で気になるポイント

新型レクサスES|外装デザインのグリルが物足りない

多くのユーザーから不満の声が上がりそうな点として、フロントグリルのデザインがあります。

引用 : TOYOTA HP (https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html)

特にEVモデルではエアインテークのない”のっぺり顔”が目立ち、迫力に欠ける印象で、力強さやスポーティさを求める層からは「物足りない」と感じられる可能性が高いです。

現行モデルと比較すると、グリルまわりの立体感やメッシュパターンの複雑さが抑えられており、全体的にシンプルな印象になっています。

これは空気抵抗や冷却性能の向上を意識したデザインと考えられますが、レクサスの顔として求められる「威厳」や「重厚感」が損なわれているとの指摘も。

このため、TRDやモデリスタなどのエアロパーツによるドレスアップが必須かもしれません。特にフロントアンダースポイラーやグリルガーニッシュといったオプションで、押し出し感を補完するニーズが高まると予想されます。

また、フロントグリルが小型化されていることで、空力性能や冷却性能に配慮されたとはいえ、「高級車としての押し出し感が弱い」との印象を受けるユーザーもいるでしょう。これはレクサスの今後のデザイン哲学に対する意見が分かれる部分かもしれません。

新型レクサスES|タイヤ取付方式がナット締結?

近年のレクサス車ではボルト締結方式へと移行が進んでいますが、新型ESはなぜか旧来のナット方式を採用している模様。この点は走行性能には直結しないものの、将来的にマイナーチェンジで変更される可能性もあり、購入検討者にとっては気になる点です。

ボルト締結方式は、締結力の均一性や高トルクに耐える構造で、主にスポーツカーや高性能モデルに多く採用されています。ナット方式は従来からの慣習的な仕様で整備性は高いものの、トレンドとしては時代に逆行している印象を受けるユーザーもいるでしょう。今後年次改良のタイミングでボルト式へ切り替わるとすれば、初期型購入者にとっては微妙な気持ちになる可能性もあります。

ナット式のメリットとしては「DIYでの作業がしやすい」という点が挙げられますが、逆に高トルク対応のボルト締結の方が剛性・安全性の面で優れているという見方もあります。ボルト締結では、ホイールとハブの一体感が高まり、特に高速域での走行安定性やステアリングレスポンスの向上が期待できるとされています。

一方、ナット方式は整備のしやすさやパーツの流通面でのメリットがあるため、整備士やDIYユーザーから一定の支持もあります。安全性を重視するレクサスのコンセプトに照らすと、なぜあえてナットを採用しているのか、メーカーからの明確な説明が求められるところです。ユーザーとしては、今後の年次改良でこの部分が変更される可能性も意識しておく必要があります。

新型レクサスES|ガラスルーフは開閉不可の可能性

パノラマルーフが採用されている一方で、開閉機能がない可能性が高く、天井からの換気や開放感を求める人にとっては残念ポイント。特に自然な風を取り入れたいドライバーには物足りない仕様です。

引用 : TOYOTA HP (https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html)

これは電動シェード付きの固定ガラスルーフとして設計されており、日差しの遮断や開放感の演出は優れているものの、従来のスライド式サンルーフのように物理的に空けることができないため、換気性能や車内の空気の流れには限界があります。

夏場などに自然換気を好むユーザーにとっては、この仕様が快適性を損ねると感じることもあるでしょう。

これはデザイン上の一体感を優先した結果とも考えられますが、ユーザー目線で言えば「せめて小型でもいいのでサンルーフを開けたい」という要望が根強く残るのも理解できます。特にドライブ中の爽快感や換気のしやすさを重視するユーザーにとっては、開閉式サンルーフがあることで車内の快適性が格段に向上すると感じるケースも少なくありません。

近年はEV系デザインの影響で固定式ルーフが主流になりつつありますが、開放感と実用性のバランスを取る意味でも、開閉式の選択肢が残されていると嬉しいところです。

新型レクサスES|ナビ画面が2種類?

ナビ画面には標準仕様とオプション仕様の2タイプが用意されているとみられますが、助手席側のサブモニターの必要性には疑問の声も。価格次第ではコストパフォーマンスが問われそうです。

引用 : TOYOTA HP (https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/42650642.html)

助手席用のモニターは、主に同乗者が映像コンテンツを楽しんだりナビを独自に操作できるように設けられた機能ですが、実際の使用頻度が限られることから「オーバースペックでは?」という意見も聞かれます。また、モニターの増設により車両全体の電力消費が増える可能性もあり、特にEVモデルでは航続距離への影響も少なからず懸念されます。

また、2画面構成の場合、操作性の複雑化や視認性の悪化といった懸念もあります。特にドライバーの視界に影響を与える位置に配置される場合、運転中の注意力を分散させるリスクも指摘されています。

ナビゲーションやエンタメ機能の役割分担が明確でないまま設計されていると、誤操作や視線移動が増え、結果的に安全性に影響を与える可能性も否定できません。そのため、実車での使用感を必ず確認し、自身の運転スタイルに合っているかどうかを見極めたうえでの購入判断が重要です。

新型レクサスES|Fスポーツの設定がない?

Fスポーツ好きには残念なお知らせ。現時点の情報では、Fスポーツのグレード設定が見当たらず、スポーティなエクステリアを好む層からは失望の声が上がりそうです。これまでのESシリーズではFスポーツ専用のフロントグリル、スポーツシート、専用アルミホイールなどが大きな魅力となっており、それを理由にFスポーツを選ぶユーザーも少なくありませんでした。

今回、その設定が外れたことで、個性的なデザインや走りを求めるユーザーが他モデルに流れる可能性も否定できません。今後の年次改良や特別仕様車の導入によるFスポーツ復活に期待したいところです。

Fスポーツの最大の魅力はエクステリアだけでなく、専用サスペンションや本革スポーツシート、ステアリングなど「乗り味」にも大きな違いがあります。これらの装備により、ドライバーとの一体感が生まれ、日常の走行でもスポーツカーのような操縦性と快適性の両立が実感できる点が評価されてきました。

それが非設定であるとすれば、スポーティ志向のユーザーにとっては他モデル(ISやNX、あるいは輸入車ブランド)への流出も考えられます。また、これまでFスポーツ専用として導入されてきたパフォーマンスダンパーやアクティブサウンドコントロールなどの魅力的な機能も新型ESでは体感できなくなる可能性があり、レクサスブランド全体のエンスージアスト層に対する訴求力の低下も懸念されます。

新型レクサスESのグレード構成と選び方

新型レクサスES|ハイブリッド・EV含めた4構成

新型ESのパワートレイン構成は以下の通り。すべてのパワートレインにおいて、静粛性や環境性能に配慮した最新技術が導入されていることが特徴です。

特にハイブリッドモデルは、実用域での燃費とトルク性能を両立しており、都市部から長距離ドライブまで幅広く対応。またEVモデルは、ゼロエミッションを実現するだけでなく、加速性能も非常に優れており、上級セダンとしての存在感をさらに強調しています。

グレード名 エンジンタイプ 駆動方式 航続距離 加速性能 (0-100km/h) 予想価格帯
ES300h 2.0Lガソリン+モーター FF / 4WD 約20km/L(WLTC) 不明 600〜700万円
ES350h 2.5Lガソリン+モーター FF / 4WD 約18km/L(WLTC) 不明 700〜750万円
ES350e EV FF 約685km 非公開 約800万円〜?
ES500e EV(高出力) FF 約610km 5.9秒 約1000万円前後

新型レクサスES|購入検討者におすすめのグレードは?

最もバランスが良いのは「ES350h」。燃費、走行性能、価格のバランスが優れており、特にFF+ハイブリッドの構成は日常使用にも適しています。加速性能と燃費のバランスが良く、通勤や家族利用などの多様なシーンに適応できる点が評価されています。

また、AWD(4WD)の選択肢があることで、雨天時や雪道での安心感もプラスされ、悪天候時でも安定した走行を実現できるのが魅力です。

一方で、高出力EVの「ES500e」は走行性能重視のユーザーには確かに魅力ですが、価格面でのハードルは高め。さらにEV専用インフラがまだ整いきっていない地域では、日常使用に不安が残る場合もあります。そのため、購入時のライフスタイルやインフラ環境を慎重に見極める必要があります。

さらに、350hは4WDも選択できる点が見逃せません。雪国などでも安定した走行性能が得られ、季節や地域を問わず活躍できる万能グレードといえるでしょう。

新型レクサスES|EVモデルは購入の選択肢になるか?

ES350e・500eともにEV航続距離は十分ですが、充電環境や価格とのバランスを考えると、現時点ではまだ購入のハードルは高め。特にマンション住まいのユーザーや自宅充電設備の整備が難しい家庭にとっては、公共の急速充電スポットに依存することになり、利便性が損なわれる場面もあります。

また、急速充電によるバッテリー劣化や、冬場における航続距離の低下など、EV特有の課題も残されています。

一方で、エコ性能や静粛性、加速の滑らかさといったEVならではの長所は、環境意識の高い層や都市部での静かな走行を好むユーザーにとっては大きな魅力となります。

今後インフラがさらに充実すれば、EVモデルの人気は大きく伸びる可能性もありますが、現段階では総合的な満足度という観点でハイブリッドモデルに軍配が上がりそうです。

EV専用機能として注目されるOTAアップデートやV2H(Vehicle to Home)機能の搭載可否についても、今後の正式発表が待たれます。OTAアップデートとは、車両のソフトウェアを無線通信で自動更新できる仕組みで、常に最新の機能や安全装備を維持できる点が大きな魅力です。

またV2H機能は、災害時や非常時にクルマの電力を家庭に供給できる技術で、電力不足時のバックアップ電源としての活用も可能です。

これらの装備が標準またはオプションで提供される場合は、単なる利便性だけでなく、環境対応力や防災機能の観点からも大きな付加価値となるため、将来的なアップデート可能性も含めて評価すべき重要なポイントと言えるでしょう。

まとめ

新型レクサスESは全体として非常に完成度の高いモデルですが、注目すべき“残念ポイント”も存在します。特にボディサイズや外装・内装の細かな仕様には、購入前にしっかりと確認しておくべきでしょう。

  • ボディサイズの大きさが駐車や取り回しに影響する可能性あり
  • グリルデザインやナット式ホイールなど、一部外装に物足りなさ
  • ガラスルーフ開閉不可やナビ画面仕様の選択に注意
  • EVモデルの価格・充電環境は依然として課題

それでもなお、ES350hは価格・性能・実用性のバランスがよく、多くのユーザーにとって最適な選択肢となるでしょう。

今後の正式発表で、細かい仕様やオプション設定が明らかになることに期待が高まります。特にFスポーツの復活やパーソナライズ可能な装備パッケージの追加があるかどうかは、今後の大きな関心事項です。

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