モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、愛車のBMW X5の車検が近づき、特に信頼できるディーラーでの車検費用や必要日数、代車の有無について詳しく知りたいと思っていることでしょう。
私も現行モデル(G05)のX5オーナーとして、その気になる気持ちは痛いほどよくわかります。初めての車検、あるいは2回目、3回目となる車検を前に、漠然とした不安を感じていませんか?

引用 : BMW HP
ご安心ください。このレビューでは、長年のジャーナリストとしての知識と、一人のX5オーナーとしての実体験を基に、ディーラー車検の費用の内訳から、賢く費用を抑える交渉術、そしてオーナー仲間からよく聞かれる素朴な疑問まで、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、BMW X5のディーラー車検に関するあなたの疑問や不安はすべて解消され、自信を持って愛車の車検に臨めるようになっているはずです。
記事のポイント
- BMW X5ディーラー車検のリアルな費用相場
- ディーラー車検だからこそのメリットとデメリット
- 知っているだけで得をする車検費用の交渉術
- ディーラー以外の車検という選択肢の徹底比較

BMW X5のディーラー車検にかかる費用を徹底解説
まず、多くの方が最も気にされているであろう「費用」について、その内訳から具体的な金額の相場まで、深く掘り下げていきましょう。ディーラーの見積書を見て驚くことがないよう、事前にしっかりと知識を身につけておくことが重要です。

引用 : BMW HP
車検費用の内訳は大きく3つ!法定費用・整備費用・その他費用
BMW X5の車検費用は、どの業者に依頼しても必ず発生する**「法定費用」と、ディーラーや工場に支払う「整備費用(車検基本料+部品交換費用)」、そして必要に応じて発生する「その他費用」**の3つに大別されます。
- 法定費用: 自動車重量税、自賠責保険料、印紙代(検査手数料)の3つです。国に納める税金や保険料なので、ディーラーで受けても、他の工場で受けても金額は一切変わりません。
- 整備費用: これが業者によって大きく変動する部分です。
- 車検基本料(整備料): 24ヶ月定期点検、測定検査、書類作成の代行手数料などが含まれます。ディーラーの場合、専用テスター(診断機)によるECU(電子制御ユニット)の詳細なチェックなどもここに含まれるため、他の業者より高額になる傾向があります。
- 部品交換費用: 点検の結果、交換が必要と判断された部品の代金と、その交換工賃です。走行距離や年式によって、この費用が大きく変動します。
- その他費用: 見積書によっては「ショートパーツ代」などと記載されることもあり、細かな消耗品や廃油処理料などが含まれます。
この構造を理解するだけでも、見積書の内容を冷静に分析できるようになります。
法定費用の詳細(重量税・自賠責保険料・印紙代)
では、X5の法定費用は具体的にいくらになるのでしょうか。これは車両重量やモデルによって異なります。
X5は車両重量が2.0トンを超えるため、重量税は比較的高額になります。以下に一般的なG05(現行モデル)の例をまとめました。
項目 | 費用(2年分) | 備考 |
---|---|---|
自動車重量税 | ¥41,000 | 車両重量〜2.5tまで(エコカー減税対象外・13年未満の場合)。xDrive50e などのPHEVモデルはエコカー減税により免税または減税される場合があります。 |
自賠責保険料 | ¥17,650 | 2023年4月以降の保険料。自家用乗用車は一律です。 |
印紙代(検査手数料) | ¥1,800〜¥2,300 | 指定工場(ディーラーなど)か認証工場かで若干異なります。 |
合計 | 約¥60,450〜 | 車両や登録状況によって変動します。 |
このように、X5の場合、約6万円は問答無用で必要になる費用だと覚えておきましょう。
整備費用(車検基本料金)の相場
次に、ディーラーごとに設定される車検基本料金です。これは店舗や地域によって多少の差はありますが、BMW正規ディーラーの場合、おおむね以下の範囲に収まることが多いです。
BMWディーラー 車検基本料金の相場: ¥60,000 〜 ¥100,000
「なぜこんなに高いのか?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。 ディーラーの基本料金には、法定24ヶ月点検の費用だけでなく、
- 専用コンピューター診断料: BMW専用の診断機を接続し、人間の目では見えない電子制御システムのエラーコードを読み取り、細部までチェックします。
- ブレーキフルード交換: BMWでは車検ごとの交換がメーカー推奨となっています。
- ショートパーツ、各種油脂類
- 車検代行手数料
などがパッケージとして含まれている場合がほとんどです。単なる点検だけでなく、BMWが定める基準に沿った質の高いメンテナンスを受けるための費用と考えるのが適切でしょう。
部品交換費用が高額になるケースとは?
車検費用を大きく左右するのが、この部品交換費用です。特に重量があり、高性能なX5は、各パーツへの負担も大きく、交換部品が高額になる傾向があります。

引用 : BMW HP
定期的に交換が必要な消耗品
以下の部品は、走行距離にかかわらず、経年で交換時期が来るものです。
- エンジンオイル、オイルフィルター: 走行距離または時間で交換。
- ワイパーブレード: 拭きムラが出たら交換。ディーラーでは1年ごとの交換を推奨されます。
- エアコンフィルター(マイクロフィルター): 車内の空気をきれいに保つため、1〜2年ごとの交換が推奨されます。
- キーバッテリー: リモコンの電池です。
これらの多くは、新車購入時に付帯する**「BMWサービス・インクルーシブ(BSI)」**の期間中(3年間)であれば、無償で交換してもらえます。初回車検がBSIの期間内であれば、これらの費用はかかりません。
走行距離や乗り方で変わる高額部品
ここからが本題です。2回目以降の車検や、走行距離が多い場合に交換が必要となり、費用を押し上げる可能性のある代表的なパーツです。
- ブレーキパッド&ディスクローター:
- X5は車重があるため、ブレーキへの負担は相当なものです。特に市街地走行が多い方は摩耗が早まります。パッド交換2回に1回はローターも同時交換が推奨され、前後すべて交換すると15万円~25万円を超えることも珍しくありません。
- タイヤ:
- 多くのX5はランフラットタイヤを標準装備しています。パンクしても一定距離走行できる安全性は魅力ですが、タイヤ自体の価格が高く、乗り心地が硬いと感じる方もいます。4本交換となれば、タイヤだけで20万円~40万円以上かかることも。
- AGMバッテリー:
- アイドリングストップ機能などを備えた近年のBMWは、高性能なAGMバッテリーを搭載しています。これも交換となると部品代だけで5万円~8万円程度と高価で、さらに交換後の車両への登録作業(コーディング)が必須となります。
- エアサスペンション関連:
- X5の乗り心地の要であるエアサスペンション。経年劣化でエア漏れなどの不具合が発生することがあります。ベローズ(空気の袋)やコンプレッサーの交換が必要になると、一部位でも10万円以上の修理費がかかる可能性があります。
これらの部品交換が重なると、車検費用は一気に30万円、40万円と膨れ上がっていきます。
【実例】私のX5(G05)の初回車検費用(BSI適用時)
参考までに、私が実際に初回車検(3年目)で見積もりを取った際の内容を共有します。もちろん、BSIの適用期間内です。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
法定費用 | ¥60,450 | 重量税、自賠責、印紙代 |
車検基本整備料 | ¥78,000 | 24ヶ月点検、テスター診断、代行手数料など |
BSI適用整備 | ¥0 | エンジンオイル、フィルター、ブレーキフルード、ワイパー、エアフィルター、マイクロフィルター交換 |
推奨項目(任意) | ¥15,000 | 燃料添加剤、エアコンシステム洗浄など |
合計(推奨項目実施) | ¥153,450 | |
合計(推奨項目なし) | ¥138,450 |
BSIのおかげで主要な消耗品交換が無料だったため、法定費用と基本料のみで済み、非常に安価でした。これがBSIが切れた後の2回目車検(5年目)となると、上記のBSI適用整備の費用(約5〜7万円)が加わり、さらに走行距離に応じた部品交換(ブレーキパッドなど)が発生するため、総額は25万円〜を見込む必要があります。
年式や走行距離で費用はどう変わる?
車検費用は、車の年齢と走行距離に大きく影響されます。
- 初回車検(3年目): BSI期間内であれば、大きなトラブルがない限り15万円前後で済むことがほとんどです。最も安価に済む車検です。
- 2回目車検(5年目): BSIが切れ、バッテリーやブレーキパッドなどの消耗品交換が重なる時期。走行距離にもよりますが、25万円~35万円程度が目安になります。延長保証に加入していない場合、思わぬ故障で費用がかさむ可能性も出始めます。
- 3回目以降(7年目〜): 走行距離が5万kmを超えてくると、足回りのブッシュ類やセンサー類、ウォーターポンプなど、さらに高額な部品の交換が必要になる可能性があります。エアサスなどのトラブルも懸念される時期で、30万円~50万円以上かかることも覚悟しておく必要があります。
愛車の状態を日頃から把握し、計画的にメンテナンス費用を考えておくことが、長く乗り続けるための秘訣です。
見積もりに含まれる「推奨項目」とは?
ディーラーの見積もりには、車検の合否に直接関係はないものの、車のコンディションを良好に保つために「推奨」される整備項目が含まれていることがよくあります。
例えば、
- 燃料添加剤(フューエルクリーナー)の注入
- エンジン内部洗浄(フラッシング)
- エアコンの除菌・消臭サービス
- ボディコーティングのメンテナンス
- ウインドウガラスの撥水コーティング
などです。これらは必ずしも実施する必要はありません。ご自身の判断で「今回は不要です」と伝えれば、その分の費用を削減できます。もちろん、愛車を労る意味で実施するのも良い選択です。
オイル交換は車検と同時がお得?BSIを最大限活用しよう
先述の通り、BMWには「BMWサービス・インクルーシブ(BSI)」という優れたメンテナンスパッケージがあります。新車登録から3年間、主要なメンテナンス(オイル交換、フィルター類交換、ブレーキフルード交換など)が無料で受けられます。
BSI期間中の方は、車検と同時にこれらの整備が行われるため、非常にお得です。BSIが切れた後も、有償で2年間の延長パッケージに加入できます。特に5年目、7年目と長く乗る予定の方は、加入を検討する価値が十分にあります。個別に整備を受けるよりもトータルコストを抑えられる場合が多いからです。
BMW X5のディーラー車検に関する気になる疑問
費用面以外にも、車検にまつわる疑問は多いものです。ここでは、オーナー仲間との会話でよく話題に上るポイントについて、Q&A形式でお答えしていきます。

引用 : BMW HP
車検にかかる必要日数は?レクサスのように3時間で終わる?
「友人のレクサスは午前中に預けて、昼過ぎには終わったらしい。BMWもそれくらいでできないの?」という質問は、本当によく受けます。
結論から言うと、BMWディーラーでの車検は、基本的に3時間のような短時間では完了しません。 通常は1泊2日〜2泊3日、部品の取り寄せなどが必要な場合はそれ以上の日数がかかります。
これには明確な理由があります。 レクサスなど一部の国産ディーラーが展開する短時間車検は、検査ラインの効率化と事前準備を徹底することで実現しています。これは素晴らしいサービスですが、BMWディーラーの車検は思想が少し異なります。
BMWの車検は、単に保安基準に適合しているかを確認する「検査」だけでなく、BMWという車が持つ本来の性能を維持するための「精密点検・整備」に重きを置いています。専用診断機によるECUの詳細なチェック、各部の調整、そして実際にメカニックが試運転を行ってフィーリングを確認するなど、時間をかけた丁寧な作業が行われます。これが、結果的にオーナーの「安心・安全」に繋がるのです。
スピードを求めるか、時間をかけてでも深い部分までの安心を求めるか。どちらが良いというわけではなく、メーカーの哲学の違いと理解するのが良いでしょう。
ディーラー車検のメリット5選
費用や時間はかかりますが、それを上回るメリットがディーラー車検にはあります。特に「安心・安全」を最優先する方にとっては、最適な選択肢と言えるでしょう。
- 圧倒的な専門知識と技術力による安心感
- BMWの正規メカニックは、メーカーの専門トレーニングを受けたプロフェッショナルです。X5特有の構造や電子システムを熟知しており、専用の特殊工具や診断機を駆使して、最適な整備を行ってくれます。
- 純正部品の使用による品質維持
- ディーラーでは、交換部品はすべてBMW純正品を使用します。品質や耐久性が保証されており、車両とのマッチングも完璧です。
- 整備記録によるリセールバリューの維持
- 正規ディーラーでの整備記録は、将来的に車を売却する際の大きなプラス査定要因になります。「きちんとメンテナンスされてきた車」という信頼の証になるのです。
- ソフトウェアのアップデート対応
- 近年の車はソフトウェアで制御されています。ディーラー車検では、必要に応じて制御プログラムのアップデートを行ってくれるため、車は常に最新の状態に保たれます。これはディーラー以外では難しい作業です。
- 質の高い接客と快適な環境
- 清潔で高級感のあるショールーム、丁寧な説明、質の高い代車など、サービス全体を通して満足度の高い体験が期待できます。
ディーラー車検のデメリット3選
もちろん、メリットばかりではありません。デメリットもしっかりと理解しておきましょう。
- 費用の高さ
- 最大のデメリットはやはり費用です。車検基本料、部品代、工賃、いずれも他の業者と比較して高額に設定されています。
- 整備内容の柔軟性の低さ
- 「まだ使える部品を予防的に交換する」「社外品のパーツやリビルト品は使用しない」など、メーカーの規定に沿った整備が基本となるため、ユーザーの細かい要望に応じてもらいにくい場合があります。
- 予約の取りにくさ
- 人気のディーラーや、車検が集中する時期(2月〜3月)は、予約が1ヶ月以上先まで埋まっていることも珍しくありません。早めの計画が必要です。
代車は無料で借りられる?車種は選べる?
車を預けている間の「足」となる代車は、非常に重要なポイントです。
**多くのBMWディーラーでは、車検時の代車は無料で貸し出してくれます。**ただし、これは店舗の方針やセールス担当者との関係性にもよるため、予約時に必ず確認しましょう。
そして、気になる「車種選び」ですが、これも**「代車の空き状況次第では可能」**というのが実情です。 友人の話にあったように、ディーラーは試乗車を代車として貸し出すことも多いため、運が良ければ気になっていた最新モデルに乗れるチャンスがあります。
私自身も、X5の点検時に最新のEVであるiXを代車として貸してもらった経験があります。これは、新しい車の魅力を知ってもらうというディーラー側の狙いもあり、オーナーにとっては嬉しいサービスです。
車種の希望がある場合は、予約時に「もし可能であれば〇〇シリーズに乗ってみたいのですが」と、担当者にそれとなく伝えてみると良いでしょう。確約はできませんが、配慮してくれる可能性は十分にあります。
費用を抑える交渉テクニック3つのコツ
ディーラー車検は高い、と諦める必要はありません。いくつかのポイントを押さえるだけで、数万円単位で費用を抑えることが可能です。これは「値切る」というより「無駄を省く」ための賢いテクニックです。

Lexury Motors Journal イメージ
- 事前見積もりを取得し、内容を精査する
- 車検満了日の1ヶ月前までにはディーラーに連絡し、事前見積もりを依頼しましょう。見積書を受け取ったら、どの項目が必須で、どの項目が推奨なのかを担当者としっかり話し合います。この時点で「今回は車検を通すために最低限必要な整備でお願いします」と明確に意思を伝えることが最も重要です。
- 不要な「推奨項目」はきっぱりと断る
- 先述した燃料添加剤やエアコン洗浄などの「推奨項目」は、費用を抑えたい場合は断っても何ら問題ありません。「検討します」と曖昧にせず、「今回は見送ります」と伝えましょう。これだけで1〜2万円は変わってきます。
- ユーザー自身でできることは事前に済ませておく
- 例えば、ワイパーブレードやエアコンフィルターは、少し知識があれば自分で交換することも可能です。また、タイヤはディーラーよりもタイヤ専門店のほうが価格も安く、選択肢も豊富です。車検前に専門店で交換しておけば、その分の費用を節約できます。
ディーラー以外の車検選択肢とメリット・デメリット
「やはりディーラーは高い」と感じる方のために、ディーラー以外の選択肢についても解説します。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の価値観に合った場所を選ぶことが大切です。
業者タイプ | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
BMW専門店/輸入車専門工場 | ・専門知識が豊富 ・ディーラーより安価 ・リビルト品など柔軟な対応が可能 | ・工場の技術力に差がある ・最新モデルへの対応が遅れる場合も ・ソフトウェアアップデートは不可 | 費用は抑えたいが、整備の質は落としたくない人 |
車検専門フランチャイズ | ・費用が安い ・作業時間が速い ・料金体系が明朗 | ・BMWへの専門知識は期待できない ・予防整備の提案はほぼない ・複雑な整備は断られることも | とにかく安く、早く、最低限の車検を通したい人 |
ガソリンスタンド/カー用品店 | ・手軽に依頼できる ・費用が安い ・割引などの特典があることも | ・専門知識が最も低い ・X5のような高度な車両には不向き ・実質的な整備は下請け工場の場合も | 基本的にはX5オーナーには推奨しません |
保証期間が切れた古いモデルであればBMW専門店も良い選択肢ですが、高年式のX5で、特に安心感を重視するのであれば、やはりディーラーが最も信頼できるパートナーと言えるでしょう。
BMWの延長保証プログラムは加入すべき?
最後に、車検と密接に関連する「延長保証」について触れておきます。これは、新車登録から3年間のメーカー保証が切れた後、有償で保証を1年または2年延長できるプログラムです。
X5のようなハイテク満載の車は、一度故障すると修理費用が非常に高額になるリスクを抱えています。例えば、コントロールユニットが故障すれば20万円、エアサスが故障すれば30万円といった出費も現実的です。
延長保証に加入していれば、保証対象の故障は無償で修理が受けられます。5年目、7年目と長く安心して乗りたいと考えるなら、万が一のお守りとして加入を強く推奨します。費用はかかりますが、一度の高額修理で元が取れる可能性は十分にあります。車検の見積もりと合わせて、ディーラーで相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、BMW X5のディーラー車検について、費用から日数、そして費用を抑えるコツまで、網羅的に解説してきました。
- 費用: 初回車検なら15万円前後。2回目以降は消耗品交換が加わり25万円〜が目安。
- 日数: 精密な点検のため1泊2日〜が基本。短時間では終わらない。
- メリット: 最高の安心と品質、リセールバリューの維持。
- 費用を抑えるコツ: 事前見積もりで「必須項目」と「推奨項目」を仕分けることが最重要。
BMW X5は、オーナーに駆けぬける歓びと、この上ない快適性を提供してくれる素晴らしいパートナーです。その価値を維持し、これからも安全で快適なカーライフを送り続けるためには、信頼できるディーラーでの定期的なメンテナンスが不可欠です。
費用は決して安くありませんが、その内訳を正しく理解し、賢く交渉することで、納得感のある車検を受けることは十分に可能です。このレビューで得た知識が、あなたの素晴らしいX5との暮らしの一助となれば、これほど嬉しいことはありません。