モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、愛車のレクサスUXの車検が近づき、特にディーラーでの車検費用や日数、具体的な流れについて気になっていることでしょう。私も複数の自動車を所有し、その中にはもちろんレクサスUXも含まれています。先日、自身のUXの車検をディーラーで実際に経験したので、その気になる気持ちはよくわかります。
引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/ux/features/interior/)
この記事を読み終える頃には、レクサスUXのディーラー車検に関するあらゆる疑問が解決しているはずです。
記事のポイント
- ディーラー車検の費用相場と詳細な内訳
- 車検日数「3時間で終わる」噂の真相
- 無料で最新車種も選べる代車のリアルな事情
- 賢く費用を抑えるための具体的な交渉術

レクサスUXのディーラー車検 費用の内訳を徹底解説
レクサスのディーラー車検は「高い」というイメージが先行しがちですが、その価格には相応の理由があります。まずは、何にどれくらいの費用がかかるのか、その全体像と詳細な内訳を私の実体験も交えながら具体的に見ていきましょう。

【結論】レクサスUXのディーラー車検費用相場は15万円~25万円
結論から言うと、レクサスUX(初代)のディーラー車検にかかる費用の総額は、車両の状態によって大きく変動しますが、おおよそ15万円から25万円がひとつの目安となります。
これは、必ずかかる「法定費用」に、ディーラーが設定する「車検基本料」、そして車両のコンディションに応じた「整備費用」を合計した金額です。特に走行距離が伸びていたり、年数が経過していたりすると、交換部品が増えるため費用は高くなる傾向にあります。
私のUX(3年目の初回車検)の場合、大きな部品交換はなかったため、総額は約18万円でした。しかし、友人の中には5年目の車検でバッテリーやタイヤを交換し、25万円を超えたケースもあります。
法定費用(必ずかかる費用)の詳細
法定費用は、国や保険会社に支払う法律で定められた費用のことで、ディーラーで受けても他の整備工場で受けても金額は変わりません。内訳は「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」の3つです。
自動車重量税
自動車重量税は、その名の通り車両の重量に応じて課される税金です。レクサスUXの場合、モデルによって重量が異なるため、税額も変わってきます。
- ガソリンモデル (UX200など): 車両重量が1.5トン以下の場合が多いです。
- ハイブリッドモデル (UX250hなど): バッテリーなどを搭載するため、ガソリンモデルより重く、1.5トンを超える場合があります。
また、エコカー減税の対象かどうかで税額が大きく変わる点も重要です。新車登録から3年目(初回)の車検と5年目の車検では、減税率が異なる、あるいは適用外になるケースがありますので、見積もりの際に必ず確認しましょう。
車両重量 | 本則税率(2年) | 13年経過 | 18年経過 | エコカー(2年) |
---|---|---|---|---|
~1.5t | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 | 免税または10,000円 |
~2.0t | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 | 免税または15,000円 |
※上記は一般的な税額です。ご自身のUXの正確な税額は車検証で確認するか、ディーラーにお問い合わせください。
自賠責保険料
自賠責保険は、交通事故の被害者救済を目的とした強制保険です。車検時に次の車検満了日までの期間分(通常は24ヶ月)をまとめて支払います。この保険料は、どの保険会社で加入しても、どの車種でも一律です。
2023年4月1日以降の始期契約では、24ヶ月で17,650円(沖縄県・離島を除く)となっています。
印紙代(検査手数料)
印紙代は、車検証の更新手続きなどに必要な手数料です。車検を受ける工場が「指定工場」か「認証工場」かによって金額が若干異なります。
- 指定工場(民間車検場): ディーラーの多くはこちらに該当します。工場内で車検の全工程を完結できるため、手続きがスムーズです。印紙代は1,800円程度です。
- 認証工場: 国の認可は受けていますが、最終的な検査は運輸支局に車両を持ち込む必要があります。
レクサスディーラーはほぼ全てが指定工場なので、印紙代は1,800円と考えておけば問題ないでしょう。
車検基本料(ディーラーごとの品質とサービスの対価)
車検基本料は、ディーラーが独自に設定している料金で、ここが業者によって価格差が出る部分です。一般的に、ディーラーの基本料は他の業者に比べて高めに設定されています。
その内訳は主に以下の通りです。
- 24ヶ月定期点検料: 法令で定められた56項目を点検するための技術料です。レクサスでは、これに加えて独自の厳しいチェック項目を数十項目設けており、これが安心感の源泉となっています。
- 測定検査料: テスターを使い、ブレーキの効き具合やヘッドライトの光軸などを精密に測定するための料金です。
- 車検代行手数料: 車検証の更新手続きなどをオーナーに代わって行うための手数料です。
レクサスディーラーの場合、この車検基本料は70,000円~100,000円程度が相場です。これには、レクサスの専門教育を受けたメカニックによる高品質な点検・整備、最新の専用診断機(G-TS)を使用した電子制御システムのチェックなど、ディーラーならではの付加価値が含まれています。
整備費用(車両の状態で変動する費用)
ここが車検総額を大きく左右する変動要素です。走行距離や使用状況に応じて、消耗品の交換や部品の修理が必要になります。ディーラーの見積もりでは、安全のために推奨される「予防整備」の項目が多く含まれる傾向があります。
主な交換部品とその費用目安は以下の通りです。
交換部品 | 交換目安 | 費用目安(部品代+工賃) |
---|---|---|
エンジンオイル&フィルター | 5,000km~15,000km or 1年 | 15,000円~25,000円 |
ブレーキフルード | 2年ごと(車検ごと) | 10,000円~18,000円 |
ワイパーブレードゴム | 1年ごと | 5,000円~8,000円 |
エアコンフィルター | 1年ごと | 8,000円~15,000円 |
バッテリー(補機) | 3年~5年 | 40,000円~60,000円 |
タイヤ(4本) | 3年~5年 or 残り溝 | 100,000円~200,000円 |
ブレーキパッド | 30,000km~50,000km | 30,000円~50,000円(前後) |
特にバッテリーやタイヤは高額になりがちです。ディーラーではもちろん純正品やメーカー推奨の高品質な部品を使用するため、価格も高くなります。
その他諸費用(G-Link更新料など)
レクサス特有の費用として、テレマティクスサービス「G-Link」の契約更新料があります。新車購入から3年間は無料で利用できますが、初回車検以降は任意で更新が必要です。
- G-Link更新料(2年プラン): 約32,000円
G-Linkには、緊急時のヘルプネットやオペレーターサービス、リモートエアコンなど便利な機能が多く含まれています。個人的には、この安心感と利便性を考えると更新する価値は十分にあると考えています。ただし、車検費用を少しでも抑えたい場合は、更新しないという選択も可能です。
レクサスUXのディーラー車検 詳細レビュー
費用面だけでなく、実際にディーラー車検を体験してどうだったか、日数や代車、そしてディーラーならではのメリット・デメリットについて、ジャーナリストとしての視点と一人のオーナーとしての視点から詳しくレビューします。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/models/ux/features/interior/)
ディーラー車検にかかる日数は?「3時間で終わる」は本当か
「友人が午前中に預けて、お昼過ぎには終わったらしい」という話、私も聞いたことがあります。結論から言うと、これは条件が揃えば可能です。
これは「レクサス・クイック車検」やそれに類するスピーディーな車検サービスのことで、多くのディーラーで導入されています。
3時間車検が可能な条件
- 事前予約が必須: メカニック2名体制で効率的に作業を進めるため、完全予約制です。
- 車両の状態が良いこと: 大きな部品交換や追加整備が不要なことが前提です。初回車検など、比較的新しい車両が対象になりやすいです。
- 平日の入庫: 土日は混雑するため、平日限定のサービスとしているディーラーが多いです。
このサービスを利用すれば、オーナーズラウンジでコーヒーを飲んでいる間に車検が完了します。非常に便利ですが、もし点検の結果、追加整備が必要になった場合は、そのまま数日間預けることになる可能性もあります。
一般的な所要日数は1泊2日~2泊3日
クイック車検を利用しない場合や、追加整備が発生した場合は、1泊2日または2泊3日が一般的です。レクサスディーラーでは、単に検査基準をクリアするだけでなく、時間をかけて細部まで丁寧に点検・整備を行います。また、車検完了後には専門のスタッフによる洗車と室内清掃も行われるため、ある程度の時間が必要となるのです。
急いでいる場合はクイック車検を、じっくり見てもらいたい場合は通常プランをと、ご自身のスケジュールに合わせて選択するのが良いでしょう。
代車は無料で借りられる?気になる車種は選べるのか
ディーラー車検の楽しみの一つが代車、という方も多いのではないでしょうか。
代車は原則無料で借りられる
レクサスディーラーでは、車検や点検で車両を預ける場合、無料で代車を貸し出してくれます。 ガソリン代は自己負担(満タン返しが基本)ですが、車両のレンタル料や保険料はかかりません。これはレクサスのおもてなしの一環であり、他のブランドにはない大きなメリットです。
最新車種や希望の車種は選べる?
「友人は最新のNXを借りられたらしい」これもよく聞く話です。結論としては、**「ディーラーの空き状況と、担当者との関係性次第では可能」**です。
ディーラーの代車は、主に試乗車や下取り車を整備したものが使われます。そのため、タイミングよく希望の車種が空いていれば、貸し出してくれる可能性は十分にあります。
車種を選ぶためのポイント
- 早めに予約する: 車検の予約をする際に、代車の希望を伝えておくことが最も重要です。「次に乗り換えを検討しているので、〇〇に乗ってみたいのですが…」と具体的に相談してみましょう。
- 担当者と良好な関係を築く: 日頃から点検などでディーラーに顔を出し、担当セールスやサービスアドバイザーとコミュニケーションを取っておくと、融通を利かせてくれることがあります。
- 複数の候補を伝える: 「NXかISが空いていれば嬉しいです」のように、選択肢に幅を持たせておくと、ディーラー側も調整しやすくなります。
ただし、これはあくまでもディーラーの厚意によるものです。必ず希望が通るわけではないことは理解しておきましょう。しかし、普段乗れない車を体験できる絶好の機会ですから、ぜひ一度相談してみてください。
レクサスディーラーならではのメリット
費用が高い分、ディーラー車検には他にはない多くのメリットが存在します。
圧倒的な安心感と信頼性
最大のメリットは、やはりその品質の高さです。レクサス車のことを知り尽くした専門メカニックが、最新の専用診断機を使って隅々までチェックしてくれます。使用する部品はすべて高品質な純正品であり、整備保証も付帯します。特に、複雑な電子制御システムやハイブリッドシステムを搭載するUXにとって、この専門性は大きな安心材料です。
CPO(認定中古車)としての価値維持
将来的に愛車を売却する際に、ディーラーでの整備記録(メンテナンスノート)がしっかりと残っていることは、査定額にプラスに働きます。特にレクサスの認定中古車「CPO」として売却する場合、ディーラーでの点検・整備履歴は必須条件となることが多く、車両の資産価値を維持する上で非常に重要です。
G-Linkやソフトウェア更新への対応
ナビゲーションシステムの更新や、車両の制御プログラムのアップデートなど、ディーラーでしか対応できないサービスを受けられるのも大きなメリットです。車は購入後も常に進化しており、こうしたソフトウェア面でのサポートは、快適なカーライフを送る上で欠かせません。
オーナーズラウンジなどのおもてなし体験
レクサスディーラーの象徴とも言えるのが、豪華なオーナーズラウンジです。質の高いドリンクやお菓子の提供、マッサージチェアの設置など、まるで高級ホテルのような空間で、点検の待ち時間を快適に過ごすことができます。こうした特別なおもてなしも、レクサスを選ぶ喜びの一つと言えるでしょう。
レクサスディーラーのデメリット
もちろん、メリットばかりではありません。デメリットもしっかりと理解しておくことが重要です。
費用の高さ
最大のデメリットは、やはり費用の高さです。車検基本料や部品代、工賃など、いずれも他の業者と比較して高額に設定されています。安心と信頼の対価ではありますが、予算を重視する方にとっては大きな負担となる可能性があります。
過剰整備の可能性(推奨項目が多い)
ディーラーの見積もりには、車検を通すために必須の整備に加えて、「予防整備」として推奨される項目が多く含まれる傾向があります。これは安全を第一に考えるディーラーの方針ですが、オーナーから見れば「まだ交換しなくても良いのでは?」と感じる項目も含まれているかもしれません。すべての推奨項目を鵜呑みにすると、費用が想定以上にかさんでしまう可能性があります。
【交渉術】ディーラー車検の費用を賢く抑える5つのコツ
「ディーラーの安心感は欲しい。でも、費用は少しでも抑えたい…」そう考えるのは当然のことです。ここでは、私が実践しているディーラー車検の費用を賢く抑えるための交渉術を伝授します。

Lexury Motors Journal イメージ
1. 見積もりを事前に取得し、内容を精査する
車検満了日の1ヶ月〜2ヶ月前にはディーラーに連絡し、事前見積もりを取りましょう。その際、必ず**「法定費用」「車検基本料」「整備費用」**に分けて、詳細な項目を出してもらいます。そして、整備費用の項目を一つひとつチェックし、「これは本当に今、必要なのか?」を冷静に判断します。
2. 不要な推奨整備項目を断る勇気を持つ
見積もりの中で、サービスアドバイザーから「〇〇も交換をおすすめしますが、いかがいたしますか?」と提案される項目があるはずです。これが「予防整備」です。
例えば、「ブレーキパッドの残量はまだ4mmありますが、次の車検までは持たない可能性があるので、このタイミングでの交換をおすすめします」といった提案です。
この時、**「今回は、車検を通すために最低限必要な項目だけでお願いします」**とはっきりと伝えることが重要です。もちろん、安全性に関わる重要な部品についてはアドバイザーの意見を聞くべきですが、エアコンフィルターやワイパーゴムなど、緊急性の低いものについては、後日自分で交換する、あるいはカー用品店で交換するという選択肢もあります。
3. 消耗品(タイヤ、バッテリー)を外部で交換しておく
車検費用が高額になる大きな要因が、タイヤとバッテリーです。これらはディーラーで交換すると非常に高価ですが、カー用品店やタイヤ専門店であれば、同等性能の製品をはるかに安く購入・交換できます。
車検の事前見積もりでタイヤやバッテリーの交換を指摘されたら、「いつも利用している専門店があるので、そちらで交換しておきます」と伝え、車検入庫前に交換を済ませておきましょう。これだけで5万円〜10万円以上の節約になることも珍しくありません。
4. 複数のレクサスディーラーで見積もりを取る(経営母体が違う場合)
意外と知られていませんが、同じ地域のレクサスディーラーでも、経営している会社が異なる場合があります。例えば、「レクサス〇〇」と「レクサス△△」が別会社によって運営されているケースです。
経営母体が違えば、車検基本料や工賃の設定が微妙に異なることがあります。もし時間に余裕があれば、近隣の別経営のディーラーからも見積もりを取ってみると、より条件の良い方を選べます。
5. 担当者と良好な関係を築く
最終的には人と人との関係です。日頃からディーラーのイベントに参加したり、点検の際に担当者と世間話をしたりと、良好な関係を築いておくことは非常に有効です。「二階堂さんのUXはいつも綺麗に乗られていますね。今回はこちらの部品、サービスで対応しておきますよ」といった形で、多少の融通を利かせてくれることも実際にあります。これは一朝一夕にはいきませんが、長期的に見れば最も効果的な「交渉術」かもしれません。
ディーラー以外の車検も徹底比較!メリット・デメリットは?
ここまでディーラー車検を中心に解説してきましたが、もちろん他の選択肢もあります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身にとって最適な業者選びの参考にしてください。
車検業者ごとの費用と特徴比較
業者タイプ | 費用相場(UX) | 時間 | 専門性 | サービスの質 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|
レクサスディーラー | 15万~25万円 | 1~3日 | ◎ | ◎ | 安心と品質を最優先する人 |
車検専門店 | 10万~18万円 | 1日~ | 〇 | △ | とにかく早く安く済ませたい人 |
カー用品店 | 10万~20万円 | 1~2日 | △ | 〇 | 費用を抑えつつ部品を選びたい人 |
整備工場 | 10万~20万円 | 2~4日 | 〇 | △ | 信頼できる整備士に任せたい人 |
車検専門店で受けるメリット・デメリット
- メリット: とにかく「安さ」と「速さ」が魅力です。車検に必要な手続きを効率化しており、最短1日で完了することもあります。
- デメリット: 整備は最低限のことが多く、レクサス特有の電子システムに関する深い知識は期待できません。予防整備の提案なども少ないため、後々トラブルが発生するリスクはディーラーに比べて高まります。
カー用品店・ガソリンスタンドで受けるメリット・デメリット
- メリット: タイヤやオイルなどの消耗品を、様々なブランドから自由に選べるのが最大のメリットです。費用を抑えながら、自分の好みに合わせたメンテナンスが可能です。
- デメリット: 店舗によってメカニックの技術力に差があります。複雑な整備や診断はできないことが多く、あくまで軽微なメンテナンスが中心となります。
整備工場(街の修理工場)で受けるメリット・デメリット
- メリット: 長年付き合いのある信頼できる工場であれば、親身に相談に乗ってくれ、柔軟な対応が期待できます。ディーラー出身のメカニックがいる工場など、高い技術力を持つところもあります。
- デメリット: 工場によって技術力や設備の差が非常に大きいです。特にレクサスのような最新の電子制御システムに対応できる工場は限られるため、工場選びが非常に重要になります。
【結論】レクサスUXオーナーはどこで車検を受けるべきか?
ジャーナリストとしての私の見解は、**「車の状態と、オーナーが何を重視するかによって最適な選択は異なる」**です。
- 新車登録から5年以内、走行距離5万km未満の場合: まだ車両も新しく、大きなトラブルの心配は少ないですが、メーカー保証やCPOの価値を最大限に活かすためにも、ディーラー車検を強く推奨します。 レクサスならではの安心感とサービスを満喫するのがベストな選択です。
- 登録から5年以上経過、または走行距離が5万km以上の場合: このあたりから様々な部品の交換が必要になってきます。選択肢は2つです。
- 安心を取り、ディーラーでしっかり整備してもらう: 費用はかさみますが、今後も長く乗り続けるなら、プロの目で徹底的に見てもらうのが安心です。
- 費用を抑え、信頼できる整備工場を探す: ディーラー以外の選択肢を考えるなら、このタイミングです。ただし、「安かろう悪かろう」では意味がありません。「レクサスに強い」「輸入車の実績が豊富」など、信頼できる工場をじっくり探す必要があります。
私自身は、保証が切れた後もディーラーとの付き合いを続けています。それは、単なる整備以上の価値、つまり専門家との繋がりや最新情報へのアクセス、そして何より「レクサスに乗っている」という満足感を維持したいからです。
まとめ
今回は、レクサスUXのディーラー車検について、費用から日数、メリット・デメリット、そして費用を抑えるコツまで、私の実体験を交えながら徹底的に解説しました。
レクサスUXのディーラー車検は、決して安くはありません。しかし、その価格にはレクサスというブランドが提供する**「圧倒的な安心感」「専門性に基づく信頼性」「オーナーとしての満足感」**という、目には見えない価値が含まれています。
ただ車検を通すだけでなく、愛車を常に最高のコンディションに保ち、豊かなカーライフを送り続けるための投資と考えるならば、ディーラー車検は非常に合理的な選択です。
今回ご紹介した費用を抑えるコツを実践すれば、品質を落とすことなく、賢くディーラーと付き合っていくことが可能です。この記事が、あなたの車検に対する不安を解消し、自信を持って最適な選択をするための一助となれば幸いです。