※本ページにはプロモーションが含まれる場合があります

ロールスロイス

ロールスロイスは壊れやすいと言われる真相|故障箇所や修理費の具体例を解説

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、至高の高級車ロールスロイスの購入を検討される中で、「ロールスロイスは壊れやすい」「修理代が天文学的な数字になる」といった噂を耳にし、その真相が気になっているのではないでしょうか。 私も実際にファントムやゴーストなど複数のロールスロイスを所有し、噂の真相を自ら体験してきた一人として、その気になる気持ちはよくわかります。

引用 : ロールスロイスHP

この記事を読み終える頃には、ロールスロイスの故障に関する漠然とした不安が解消され、購入に向けて具体的な判断ができるようになっているはずです。

記事のポイント

  • ロールスロイスが壊れやすいと言われた歴史的背景
  • BMW傘下で飛躍的に向上した現代モデルの信頼性
  • それでも高額になりがちな修理費用の具体例と内訳
  • 購入後に後悔しないための賢い維持方法と心構え
【ジャーナリスト厳選】本当に使えるカー用品まとめ|ジャンル別に紹介自動車ジャーナリストの私はこれまで数多くのカー用品を試してきました。その数ある商品の中から、ジャンル別に厳選したカー用品のおすすめを紹介します。...

ロールスロイスは壊れやすいと言われる真相

まず、皆さんが最も気にされているであろう核心からお話ししましょう。 「ロールスロイスは壊れやすい」という言葉は、ある意味では正しく、ある意味では時代遅れの認識です。 このセクションでは、なぜそのようなイメージが定着したのか、そして現代のロールスロイスの実情はどうなのかを、私の経験も交えて深く掘り下げていきます。

引用 : ロールスロイスHP

結論:現代のロールスロイスは「壊れやすくない」

いきなり結論から申し上げますが、現在新車で販売されているロールスロイス、具体的にはBMWグループの傘下に入った2003年以降のモデルに関して言えば、決して「壊れやすい」車ではありません。 むしろ、その品質と信頼性は極めて高いレベルにあります。

これは、長年多くのメーカーの車を乗り継いできた私自身の経験からも断言できます。 もちろん、工業製品である以上、故障がゼロということはあり得ません。 しかし、世間で囁かれているような「すぐに動かなくなる」「常にどこか調子が悪い」といったイメージは、現代のロールスロイスには当てはまらないのです。 むしろ、その静粛性や乗り心地を維持するために、極めて高い精度で組み上げられており、その品質管理は他のどの自動車メーカーよりも厳しいと言えるでしょう。

なぜ「壊れやすい」というイメージが定着したのか

では、なぜこれほどまでに「ロールスロイス=壊れやすい」というイメージが根強く残っているのでしょうか。 それにはいくつかの歴史的背景が関係しています。

ヴィッカース社時代の構造的な特徴

大きな要因の一つが、BMW傘下に入る前の、いわゆるヴィッカース社時代のモデル(1980年~1998年頃)の存在です。 シルバースピリットやシルヴァーセラフといったモデルが代表的ですが、これらの車両は非常に複雑で繊細な油圧システム(ハイドロニューマチック・サスペンションなど)を採用していました。 このシステムは、ロールスロイスならではの魔法の絨毯のような乗り心地を実現する一方で、定期的なメンテナンスを怠るとトラブルを起こしやすいという側面も持っていました。 ゴム製のパッキンやホース類の経年劣化によりオイル漏れが発生しやすく、その修理には専門的な知識と高額な費用が必要でした。 これらのモデルが中古市場で安価に流通し始めた際、十分な知識や予算を持たないオーナーがメンテナンスを怠り、結果として故障が頻発。 「ロールスロイスは壊れる」という評判が広まる一因となったのです。

職人による手作業ゆえの個体差

もう一つの理由として、ロールスロイスが伝統的に職人の手作業に大きく依存して製造されてきた点が挙げられます。 手作業による製造は、温かみや希少性を生む一方で、現代の機械生産のような均一性を保つのが難しい側面もあります。 そのため、特に旧世代のモデルには「個体差」が存在し、いわゆる「アタリ・ハズレ」があったことも事実です。 特定の個体にトラブルが集中し、それがブランド全体のイメージとして語られてしまったケースも少なくありません。

BMW傘下に入り激変した品質管理

この「壊れやすい」というイメージを劇的に覆したのが、2003年のBMWグループによる完全子会社化です。 ドイツの巨人、BMWが持つ最新の自動車製造技術、厳格な品質管理手法、そして世界中に張り巡らされた部品供給ネットワークが、ロールスロイスの伝統的な職人技と融合したのです。

引用 :Lesury Motors Journal イメージ

具体的には、以下のような点で大きな変革がありました。

  • プラットフォームの共有と電子制御化: ファントム以降のモデルでは、BMWの先進的なプラットフォームや電子制御システムがベースに採用されています。これにより、エンジン、トランスミッション、電装系といった主要コンポーネントの信頼性が飛躍的に向上しました。
  • 徹底した品質テスト: BMWの基準に則った過酷な耐久テストが繰り返され、あらゆる環境下での信頼性が担保されています。開発段階で数十万キロ、数千時間に及ぶテストが行われるのは今や当たり前です。
  • 部品供給の安定化: BMWのグローバルな部品供給網を活用できるようになったことで、万が一の故障時にも迅速な部品調達が可能になりました。これは修理期間の短縮と、維持のしやすさに直結します。

この結果、現代のロールスロイスは、伝統工芸品のような美しさと、ドイツ車ならではの工業製品としての信頼性を両立させることに成功したのです。

「壊れない」わけではない高級車特有の事情

ただし、「壊れやすくはない」と言っても、「絶対に壊れない」わけではありません。 ロールスロイスのような超高級車には、特有の故障リスクも存在します。

例えば、最新・最先端の技術が惜しみなく投入されるため、量産車では起こり得ないような初期不良が発生する可能性はゼロではありません。 スターライト・ヘッドライナー(天井の星空を再現するイルミネーション)や、自動でドアを閉めるパワードアクロージャーなど、複雑で繊細な機構が多用されているため、それらの部分がトラブルの原因となることもあります。

重要なのは、これらのトラブルは「欠陥」というよりも、最先端であるがゆえの「成長痛」のような側面があるということです。 そして、新車購入時の手厚い保証(通常4年間、走行距離無制限)によって、これらのトラブルはオーナーに金銭的負担をかけることなく対応されるのが一般的です。

オーナーとして実感する信頼性の変化

私自身、ヴィッカース社時代のシルバーセラフと、BMW傘下となってからのゴーストの両方を所有してきましたが、その信頼性の差は歴然としています。

シルバーセラフは、確かに唯一無二の優雅な乗り味を持っていましたが、常にどこか小さなトラブルの種を抱えているような繊細さがありました。 定期的なオイル類のチェックは欠かせませんでしたし、ある日突然警告灯が点灯し、ディーラーに駆け込んだことも一度や二度ではありません。

一方、ゴーストは現代の車として極めて完成度が高く、日常の足として使っていても不安を感じることはほとんどありません。 もちろん、定期的なメンテナンスは必要ですが、それは他の高級車と何ら変わらないレベルです。 この安心感こそが、BMW傘下に入ったことの最大の恩恵だと私は感じています。 「いつ壊れるか」という心配をすることなく、ただ純粋にロールスロイスのある生活を楽しめる。 これは、かつてのモデルでは得られなかった大きな価値と言えるでしょう。

ロールスロイスの具体的な故障事例と維持に関する注意点

「現代のロールスロイスは壊れにくい」と解説しましたが、それでも故障のリスクはゼロではありません。 万が一の事態に備え、どのような箇所が故障しやすく、修理にどれくらいの費用や期間がかかるのかを具体的に知っておくことは、オーナーになる上での重要な心構えです。 ここでは、定番の故障箇所から、実際の修理費用、そして賢い維持の方法までを徹底的に解説します。

引用 :Lesury Motors Journal イメージ

定番の故障箇所①:エアサスペンション

ロールスロイスの代名詞でもある「魔法の絨毯」のような乗り心地を実現しているのが、エアサスペンション(エアサス)です。 しかし、このエアサスは、ロールスロイスに限らず、採用している多くの車種で経年劣化によるトラブルが報告されているウィークポイントでもあります。

故障の症状と原因

主な症状としては、「車高が片側だけ、あるいは全体的に下がってしまう」「走行中に乗り心地が異常に硬くなる」「メーター内にサスペンション異常の警告灯が点灯する」といったものが挙げられます。 原因の多くは、空気の圧力を保持しているゴム製のエアバッグや、車高を調整するコンプレッサー、各種センサーの劣化や故障です。 特にエアバッグは消耗品と考えた方がよく、一般的には7〜10年、走行距離にして7〜10万kmあたりで寿命を迎えることが多いです。

修理費用と期間

エアサスの修理は高額になりがちです。 エアバッグを1本交換するだけで、部品代と工賃を合わせて30万円~50万円程度かかることも珍しくありません。 四輪すべてを交換するとなれば、150万円~200万円を超えるケースもあります。 コンプレッサーが故障した場合は、さらに20万円~40万円程度の費用が上乗せされます。 修理期間は、国内に部品の在庫があれば1週間程度で完了しますが、本国(イギリス)からの取り寄せになると1ヶ月以上かかることも覚悟しておく必要があります。

定番の故障箇所②:電子制御システム

現代のロールスロイスは、無数のセンサーとコンピューター(ECU)によって制御されています。 これにより快適で安全な走行が可能になっていますが、同時に電子制御システム関連のトラブルも発生しやすくなっています。

故障の症状と原因

「突然エンジンがかからなくなる」「メーター内に様々な警告灯が一度に点灯する」「ナビゲーションやオーディオが正常に作動しない」といった症状が現れます。 原因は多岐にわたり、特定のセンサーの故障、配線の接触不良、あるいはECU本体の不具合などが考えられます。 原因を特定するためには、正規ディーラーや専門工場が持つ専用の診断機(テスター)による診断が不可欠です。

修理費用と期間

センサー1つの交換であれば、数万円で済むこともあります。 しかし、ECU本体の交換が必要になると、部品代だけで50万円~100万円以上と非常に高額になります。 原因特定に時間がかかることも多く、診断だけで数日、部品の取り寄せと交換作業で数週間を要することもあります。 私のゴーストも、一度パーキングセンサーの異常で警告灯が点灯したことがありますが、幸いにもセンサー交換(約8万円)だけで済みました。

定番の故障箇所③:オイル・冷却水漏れ

エンジンやトランスミッション、パワーステアリングなど、自動車には様々な油脂類が使われています。 これらの漏れも、特に年式の経過した車両では注意したいトラブルです。

故障の症状と原因

駐車している地面に黒や緑、赤色のシミができていれば、何らかの液体が漏れているサインです。 エンジンのヘッドカバーやオイルパンの継ぎ目にあるガスケット(パッキン)類、各種ホースが経年劣化で硬化し、そこからオイルや冷却水が滲み出てくるのが主な原因です。 V型12気筒という複雑なエンジンを搭載しているため、漏れの箇所を特定するだけでも大変な作業になることがあります。

修理費用と期間

単純なホース交換であれば数万円で済む場合もありますが、エンジンの奥深くにあるガスケットの交換となると、エンジンの一部を分解する必要があるため工賃が高騰します。 修理費用は漏れの箇所によりますが、10万円~50万円程度を見ておくと良いでしょう。 作業も数日から数週間かかることが一般的です。

その他のマイナートラブル事例

上記の他にも、以下のような比較的小規模なトラブルも報告されています。

  • パワードアクロージャーの不具合: 半ドア状態から自動でドアを引き込む機構の故障。モーターやセンサーの交換が必要になることがあります。(修理費用:5万円~15万円)
  • パワーウィンドウの故障: ウィンドウレギュレーターの故障で窓が動かなくなるトラブル。高級車では定番の故障の一つです。(修理費用:5万円~10万円/1箇所あたり)
  • インフォテインメントシステムのフリーズ: ナビゲーションや車両設定を行う画面が固まってしまう。ソフトウェアのアップデートで改善することもあれば、ユニット交換が必要になることもあります。(修理費用:5万円~大規模な場合は50万円以上)

修理費用の具体例をモデル別に比較

モデルによっても、故障の傾向や修理費用は異なります。 あくまで目安ですが、代表的なモデルの修理費用を表にまとめました。

故障箇所 ファントム (Phantom) ゴースト (Ghost) カリナン (Cullinan)
エアサス交換(1本) ¥400,000~¥600,000 ¥300,000~¥500,000 ¥350,000~¥550,000
ECU交換 ¥700,000~¥1,200,000 ¥500,000~¥900,000 ¥600,000~¥1,000,000
ヘッドライトユニット交換 ¥600,000~¥900,000 ¥400,000~¥700,000 ¥500,000~¥800,000
ブレーキパッド・ローター交換(前後) ¥500,000~¥800,000 ¥400,000~¥600,000 ¥500,000~¥700,000

※上記は部品代と工賃を含んだ概算費用です。車両の状態や依頼する工場によって変動します。

見ての通り、どの部品も非常に高額です。 これは、部品そのものの価格が高いことに加え、構造が複雑で交換作業に専門的な技術と時間を要するため、工賃も高くなる傾向にあるからです。

日本での修理はどこに依頼すべきか

万が一愛車が故障した際、どこに修理を依頼するかは非常に重要な問題です。 選択肢は主に「正規ディーラー」と「専門修理工場」の二つです。

引用 : ロールスロイスHP

正規ディーラー

メリット:

  • ロールスロイスに関する最も豊富な知識と経験を持つメカニックが在籍。
  • 専用の診断機や特殊工具が完備されている。
  • 交換部品はすべて信頼性の高い純正品。
  • 作業に対する保証が手厚い。

デメリット:

  • 工賃、部品代ともに最も高額。
  • 修理内容によっては、予防整備として関連部品の交換も推奨され、総額が高くなる傾向がある。

新車保証期間中や、とにかく安心と完璧を求めるのであれば、正規ディーラー一択でしょう。

専門修理工場

メリット:

  • ディーラーに比べて工賃が安価な場合が多い。
  • OEM品(純正品と同等の品質を持つ社外品)や中古部品の使用など、予算に応じた柔軟な修理方法を提案してくれることがある。
  • ディーラーでは対応できないような、より踏み込んだ修理(部品の現物修理など)に対応してくれる場合がある。

デメリット:

  • 工場の技術レベルに差があり、信頼できる工場を見極める必要がある。
  • ロールスロイス専用の診断機を持っていない工場もある。
  • 最新モデルへの対応が遅れている場合がある。

保証が切れた後の車両や、少しでも費用を抑えたい場合には、信頼できる専門修理工場を探すのが良い選択肢となります。 重要なのは、単に「外車に強い」というだけでなく、「ロールスロイスの入庫実績が豊富か」という点です。

車検費用はいくらかかるのか

故障修理だけでなく、定期的に必要となる車検費用も気になるところでしょう。 ロールスロイスの車検費用は、最低でも50万円、状態によっては100万円~200万円を超えることも珍しくありません。

内訳としては、以下のようになります。

  • 法定費用: 自動車重量税、自賠責保険料、印紙代など。これはどの車でも同じですが、車両重量が重いため重量税は最高額クラスになります。(約8万円~10万円)
  • 車検基本料・点検整備費用: 24ヶ月点検などの基本料金。ディーラーでは20万円~30万円程度が相場です。
  • 消耗品・交換部品代: ここが最も費用を左右する部分です。エンジンオイル、ブレーキフルード、フィルター類といった定期交換部品だけでも10万円以上かかります。さらに点検の結果、ブレーキパッドやタイヤ、その他劣化部品の交換が必要になれば、前述の通り数十万円単位で費用が加算されていきます。

「何も交換部品がなければ安い」と考えるかもしれませんが、ロールスロイスの場合、安全かつ最高の状態で乗り続けるために、ディーラーでは予防的な観点から早めの部品交換を推奨されることがほとんどです。 これが、結果的に車検費用を高額にする大きな要因となっています。

ロールスロイスを賢く維持するためのポイント

ここまで読んで、やはり維持費が心配になった方もいるかもしれません。 しかし、いくつかのポイントを押さえることで、リスクを管理し、賢くロールスロイスを維持することは可能です。

引用 : ロールスロイスHP

  1. 信頼できるパートナーを見つける: 購入後のメンテナンスを任せられる正規ディーラーや専門工場との良好な関係を築くことが最も重要です。購入前に、アフターサービスについてもしっかりと相談しておきましょう。
  2. 新車・認定中古車と保証の活用: 予算が許すのであれば、4年間の新車保証が付帯する新車か、手厚い保証が付く正規ディーラーの認定中古車(プロビナンス)を選ぶのが最も安心です。保証期間中は、突発的な高額修理のリスクをほぼゼロにできます。
  3. 定期的なメンテナンスを怠らない: トラブルの多くは、小さな不具合の放置から発展します。メーカーが推奨する定期点検をきちんと受け、油脂類の交換を怠らないことが、結果的に大きな故障を防ぎ、維持費を抑えることに繋がります。
  4. 維持費のための予算を確保しておく: 年間にかかる保険や税金とは別に、突発的な修理や車検に備え、年間100万円~200万円程度の予算を確保しておくことを強くお勧めします。この心構えがあるだけで、万が一の際にも慌てずに対処できます。

ロールスロイスを所有するということは、車両本体価格だけでなく、その最高の品質を維持するためのコストも受け入れるということです。 この覚悟さえあれば、これほどまでに満足感と感動を与えてくれる車は他にないと、私は断言します。

まとめ

今回は、「ロールスロイスは壊れやすい」という噂の真相について、私の経験を交えながら詳しく解説してきました。

この記事の要点を改めてまとめます。

  • 現代のロールスロイスは壊れにくい: BMW傘下に入り、品質と信頼性は世界最高レベルに向上した。
  • 「壊れやすい」イメージは過去のもの: 複雑な機構を持つ旧世代モデルの印象が、噂の原因となっている。
  • しかし修理費用は高額: 故障は少ないものの、一度トラブルが発生すると部品代・工賃ともに高額になることは事実。特にエアサスや電子制御系には注意が必要。
  • 維持には覚悟と計画性が必要: 車検費用や突発的な出費に備え、年間100万円以上の維持費を念頭に置くべき。
  • 信頼できるパートナーが成功の鍵: 正規ディーラーや実績豊富な専門工場との関係構築が、安心したカーライフに繋がる。

ロールスロイスは、単なる移動手段ではありません。 それは最高の素材と技術、そして職人の情熱が注ぎ込まれた走る芸術品であり、オーナーにしか味わうことのできない特別な時間と空間を提供してくれます。

確かに、その維持には相応のコストと覚悟が必要です。 しかし、本稿で解説したようなリスクを正しく理解し、計画的に向き合うことで、その不安は大きく軽減できるはずです。 そして、そのハードルを乗り越えた先には、日常が非日常に変わる、至高のドライビング体験が待っています。

この記事が、あなたのロールスロイス購入への一助となれば、これほど嬉しいことはありません。 素晴らしいカーライフを送られることを心から願っています。

テキストのコピーはできません。