モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、ベントレーの正規ディーラーは敷居が高いのではないか、一見さんでは相手にされないのではないか、と気になっていると思います。 私もオーナーになる前は、あの荘厳なショールームに入るのに少しばかり勇気が必要だったことを覚えていますので、そのお気持ちはよくわかります。
引用 : ベントレーHP
しかし、結論から言えば、その心配は全くの無用です。
この記事を読み終える頃には、ベントレー正規ディーラー訪問に関するあらゆる疑問や不安が解決しているはずです。
記事のポイント
- 一見さんお断りという噂の真実
- ディーラー訪問時に最適な服装
- 予約がもたらす計り知れないメリット
- 特別な空間で得られる最高の体験
【結論】ベントレー正規ディーラーが「一見さんお断り」というのは完全な誤解
多くの人が憧れる英国の最高級自動車メーカー、ベントレー。 その価格は最もベーシックなモデルでも2,000万円を超え、オプションを追加すればあっという間に3,000万円、4,000万円の世界が広がります。
この価格帯と、宮殿のような荘厳なショールームの佇まいから、「ベントレーのディーラーは一見さんお断りなのではないか」「冷やかしで行ったら恥をかくのではないか」といった不安の声を耳にすることが少なくありません。 SNSなどを見ても、面白おかしく誇張された体験談が散見され、そのイメージに拍車をかけているようです。
Lexury Motors Journal イメージ
しかし、自動車ジャーナリストとして、そして一人のベントレーオーナーとして、はっきり断言します。 ベントレーの正規ディーラーが「一見さんお断り」ということは絶対にありません。 むしろ、彼らは新しいお客様の訪問を心から歓迎しています。 このセクションでは、なぜそのような誤解が生まれてしまったのか、そして現代のディーラーがどのような姿勢でお客様を迎えているのか、私の実体験も交えながら詳しく解説していきます。
噂の出所は？なぜ敷居が高いイメージがあるのか
では、なぜこれほどまでに「敷居が高い」というイメージが定着してしまったのでしょうか。 理由はいくつか考えられます。
圧倒的なブランドイメージと価格帯
最大の理由は、やはりベントレーというブランドが持つ圧倒的な高級感と、数千万円という価格帯でしょう。 誰でも気軽に買える車ではないからこそ、「選ばれた人しか入れない場所」という先入観が生まれてしまうのは自然なことです。 実際にショールームに足を踏み入れれば、そこには静かで落ち着いた、日常とはかけ離れた空間が広がっています。 その特別な雰囲気が、かえって一部の人々を萎縮させてしまうのかもしれません。
過去の輸入車販売店のイメージ
かつて、一部の高級輸入車販売店、特に特定の輸入代理店が独占的に扱っていた時代には、既存の顧客との関係性を重視するあまり、新規の顧客、いわゆる「一見さん」に対して、やや排他的な雰囲気があったことも事実です。 「紹介がないと買えない」といった都市伝説が囁かれた時代もありました。
こうした過去のイメージが、今なお根強く残っていることも一因でしょう。 しかし、時代は変わりました。 現代のベントレーは、より多くの人々にその魅力を知ってもらおうと門戸を広げており、販売店の体制や考え方も大きく変化しています。
SNSでの誇張された情報
インターネット、特にSNSの普及は、情報の拡散を加速させましたが、同時に誤った情報や誇張された体験談も広まりやすくなりました。 「Tシャツで行ったら無視された」といった類の書き込みは、面白おかしく脚色されていたり、特定のスタッフの個人的な対応が、あたかもディーラー全体の姿勢であるかのように語られていたりするケースがほとんどです。 こうした断片的な情報だけを鵜呑みにして、過度な不安を抱く必要は全くありません。
現代のベントレーディーラーは歓迎ムード
前述の通り、現代のベントレー正規ディーラーは、新規のお客様に対して非常にオープンで、歓迎ムードに満ちています。 その背景には、ベントレーモーターズジャパンの明確なブランド戦略があります。
彼らは、富裕層の中でも特に新しい世代や、これまでベントレーに馴染みのなかった層にも積極的にアピールしたいと考えています。 そのためには、まずディーラーに足を運んでもらい、実際に車に触れ、その世界観を体験してもらうことが何よりも重要だと理解しているのです。
私自身、初めてベントレーのディーラーを訪れた日のことを今でも鮮明に覚えています。 当時乗っていたのは国産のセダンで、服装もごく普通のビジネスカジュアル。 緊張しながらドアを開けると、すぐに受付の女性が笑顔で出迎えてくれ、セールスコンサルタントの方が非常に丁寧かつフレンドリーに接してくれました。
購入するかどうかさえ決めていない段階であると正直に伝えても、嫌な顔一つせず、各モデルの違いやブランドの歴史について熱心に語ってくれたのです。 この時の素晴らしい体験が、最終的に私の背中を押し、ベントレーオーナーになる決意を固めさせてくれました。 彼らは車のプロであると同時に、最高のおもてなしを提供するホスピタリティのプロでもあるのです。
冷やかしはNG？購入意欲はどれくらい必要か
「一見さんでも歓迎されるのはわかった。でも、全く買う気がないのに行くのは失礼ではないか？」という疑問も当然湧いてくるでしょう。
結論から言えば、現時点で具体的な購入計画がなくても、全く問題ありません。 「いつかはベントレーのオーナーになりたい」 「コンチネンタルGTのデザインに強く惹かれている」 「一度、本物のウッドパネルやレザーの質感に触れてみたい」 こうした純粋な憧れや興味も、ディーラーを訪れる立派な動機になります。
セールスコンサルタントも、お客様がすぐには購入しない可能性を十分に理解しています。 彼らの仕事は、単に車を売ることだけではありません。 お客様一人ひとりにベントレーの魅力を伝え、ファンになってもらうこと。 そして、将来的な顧客へと繋げていくことも重要なミッションなのです。 ですから、「今日は見に来ただけです」と正直に伝えても、丁寧に対応してくれます。
ただし、最低限の敬意とマナーは必要です。 あくまでも彼らはビジネスの場にいるわけですから、記念撮影だけが目的であったり、長時間にわたって購入意思のない質問を繰り返したりするのは避けるべきでしょう。 真摯な興味と敬意を持って接すれば、彼らも必ずそれに応えてくれます。
見た目や服装で判断されることはあるのか？
これは非常によく聞かれる質問ですが、服装そのものでお客様を判断するということは、まずあり得ません。 高級ホテルやレストランと同様に、彼らが最も重視するのは「清潔感」です。
もちろん、TPOをわきまえた服装であるに越したことはありません。 例えば、サンダルにショートパンツ、よれよれのTシャツといった、あまりにもラフすぎる格好は、特別な空間にふさわしいとは言えないかもしれません。 それは、ディーラー側が不快に思うというよりも、むしろ自分自身が周囲から浮いてしまい、居心地の悪い思いをする可能性があるからです。
推奨する服装の具体例
- 男性: ジャケットに襟付きのシャツ（ノーネクタイでOK）、スラックスやチノパン、革靴や綺麗なスニーカー。いわゆる「ビジネスカジュアル」や「スマートカジュアル」を意識すれば間違いありません。
- 女性: 上品なブラウスやニットに、スカートやパンツスタイル。ワンピースなども良いでしょう。足元はパンプスや綺麗なフラットシューズがおすすめです。
要するに、「少しお洒落なレストランに食事に行く」くらいの感覚で服装を選べば、何の問題もありません。 大切なのは、ブランドへの敬意を示すことであり、高価なブランド品で身を固める必要は全くないのです。
予約は必要？飛び込み訪問でも大丈夫？
予約なしの飛び込み訪問でも、基本的には対応してもらえます。 ショールームのドアは常に開かれていますし、手が空いているスタッフがいれば案内してくれるでしょう。
しかし、私はディーラー訪問の際には、必ず事前に予約を入れることを強く、強く推奨します。 その理由は、予約をすることで得られるメリットが計り知れないほど大きいからです。
予約を推奨する3つの理由
- 担当者があなたの為に時間を確保してくれる: 予約をしておけば、セールスコンサルタントがあなたの訪問時間に合わせてスケジュールを調整し、専属で対応してくれます。他のお客様を気にすることなく、じっくりと話を聞き、心ゆくまで車を見ることができます。
- 試乗車や希望の車を準備してもらえる: 特に試乗を希望する場合、予約は必須です。希望のモデルが必ずしも常時用意されているとは限りません。事前に連絡をしておくことで、ディーラー側も万全の態勢であなたを迎えることができます。
- よりスムーズで濃密な時間を過ごせる: 予約時に訪問の目的（例：「ベンテイガに興味があり、一度実車を見てみたい」）を伝えておけば、担当者も事前に資料を準備するなど、的確な対応が可能になります。結果として、限られた時間の中で、非常に満足度の高い体験ができるのです。
予約は、ディーラーのウェブサイトや電話一本で簡単に行えます。 ほんの少しの手間をかけるだけで、得られる体験の質が格段に向上するのですから、利用しない手はありません。
ディーラー訪問時に持っていくと良いものは？
特に必須のものはありませんが、以下のようなものがあると、より話がスムーズに進み、有意義な時間を過ごせる可能性があります。
- 現在お乗りの車の車検証: 下取りを少しでも考えている場合、車検証があるとすぐに概算の査定額を提示してもらえます。話のきっかけにもなります。
- 気になるモデルの写真や情報: スマートフォンなどで、公式サイトのコンフィギュレーターで作ったイメージ画像や、雑誌の記事などを見せると、あなたの好みや希望が担当者に伝わりやすくなります。
- メモ帳とペン: 意外とこれが重要です。担当者の説明を聞いていると、専門用語や多くの数字が出てきます。後で冷静に検討するためにも、気になった点はメモを取る習慣をつけておくと良いでしょう。
女性一人での訪問は？
全く心配ありません。 むしろ、近年は女性のオーナーも増えており、ディーラー側も大歓迎です。 ショールームは非常に洗練されていて安全な空間ですし、スタッフの対応も紳士的です。
もし、男性スタッフだと少し緊張してしまうという方は、予約の際にその旨を伝えてみてください。 店舗によっては、女性のセールスコンサルタントが在籍している場合もありますし、仮に不在であっても、より細やかな配慮をしてもらえるはずです。
年収は関係ある？正直に伝えるべき？
ディーラーのスタッフが、初対面でいきなりお客様の年収を尋ねるような無粋なことはありません。
ただし、ローンの利用を検討しており、具体的な資金計画の相談をする段階になれば、当然ながら収入に関する情報が必要になります。 ベントレーは、独自のファイナンシャルサービスも提供しており、お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なプランを提案してくれます。
その際には、見栄を張ったり嘘をついたりせず、正直に自身の状況を伝えることが何よりも大切です。 無理のない支払いプランを立てることが、豊かなベントレーライフを送るための第一歩です。 専門家である彼らに相談することで、自分では思いつかなかった購入方法が見つかるかもしれません。
ちなみに、ベントレーオーナーの平均年収は3,000万円以上とも言われていますが、これはあくまで平均値です。 事業が成功している経営者や医師、弁護士といった職業の方が多いのは事実ですが、すべての方がそうであるわけではありません。 大切なのは、ご自身のライフプランの中で、ベントレーを所有することが可能かどうかを冷静に判断することです。
初めてのベントレー正規ディーラー訪問 完全ガイド
さて、ディーラー訪問への心理的なハードルが下がったところで、ここからは実際にディーラーを訪れる際の具体的な流れを、ステップ・バイ・ステップで詳しくご紹介します。 この流れを頭に入れておけば、当日は自信を持って、心からその体験を楽しむことができるでしょう。
引用 : ベントレーHP
STEP1：ディーラーを探し、予約を入れる
まずは、お近くの正規ディーラーを探すところから始まります。 ベントレーモーターズの公式サイトにアクセスすれば、全国の正規ディーラーのリストと連絡先を簡単に見つけることができます。
ディーラーを見つけたら、電話またはウェブサイトの予約フォームから連絡を取ります。 その際に、以下の点を明確に伝えると、当日の対応が非常にスムーズになります。
- 訪問の目的: (例) 「コンチネンタルGTの実車が見たい」「ベンテイガの試乗がしたい」「購入に向けた具体的な相談がしたい」など。
- 興味のある車種: 具体的なモデル名やグレードを伝えます。
- 希望日時: 複数の候補日を伝えると、日程調整がしやすくなります。
- その他要望: (例) 「妻と二人で伺います」「車で行くので駐車場はありますか？」など。
STEP2：来店から受付、担当者との挨拶
予約した日時にディーラーへ到着すると、まずその壮麗な建物に圧倒されるかもしれません。 しかし、臆することなく中へ入りましょう。 多くの場合、受付スタッフが笑顔で迎えてくれ、名前を告げると担当のセールスコンサルタントへと引き継いでくれます。
席に案内されると、ウェルカムドリンクのサービスがあります。 コーヒーや紅茶、ジュースなど、まるで高級ホテルのラウンジのようなおもてなしを受けながら、まずは担当者と名刺交換をし、簡単な雑談を交わしてリラックスしましょう。 ここで、改めて本日の訪問目的などを共有します。
STEP3：車両見学とコンフィギュレーター体験
いよいよ、ショールームに展示されている実車との対面です。 写真や動画では伝わりきらない、ベントレーならではの圧倒的な存在感、塗装の深み、そして細部にまで宿るクラフトマンシップを、ぜひご自身の目で確かめてください。
引用 : ベントレーHP
ドアを開け、車内に乗り込むことを勧められます。 ためらわずに運転席に座り、ステアリングを握ってみましょう。 手に吸い付くようなレザーの感触、ずっしりとした金属製スイッチの操作感、そして車内を包み込む上質な革の香りは、五感を強く刺激するはずです。
一通り展示車を見学した後は、「コンフィギュレーター」の体験をさせてもらえることがよくあります。 これは、大型モニターを使い、ボディカラーやホイール、インテリアのレザーやウッドパネルの色、ステッチの組み合わせなどを、シミュレーションしながら自分だけの一台を作り上げていくというものです。 その組み合わせは、文字通り無限大。
この体験は、ベントレーを購入する大きな楽しみの一つであり、夢が膨らむ至福の時間です。 ここで、ベントレーのビスポーク（特注）部門である「マリナー」の存在を知ることになるでしょう。 マリナーに依頼すれば、理論上、法律や安全基準に抵触しない限り、あらゆる要望を形にすることが可能です。 自分だけの特別な一台を創造する、その奥深い世界の入り口にぜひ触れてみてください。
STEP4：試乗体験でベントレーの世界観を五感で味わう
もし試乗を予約していれば、いよいよ公道でベントレーのステアリングを握る時間がやってきます。 多くの場合、セールスコンサルタントが助手席に同乗し、ルートの案内や車両の機能説明をしてくれます。
走り出してすぐに気づくのは、その圧倒的な静粛性と、まるで魔法の絨毯のような滑らかな乗り心地でしょう。 街中の喧騒は遠のき、外界とは完全に遮断された静謐な空間が広がります。 しかし、ひとたびアクセルを踏み込めば、W12気筒やV8気筒エンジンが秘めた猛烈なパワーが、重厚かつスムーズに巨体を押し出します。 その加速は暴力的なものではなく、どこまでもジェントルでありながら、気づいた時にはとんでもない速度域に達している、まさに「大人のスポーツカー」の真骨頂です。
試乗コースには、市街地だけでなく、高速道路やワインディングロードが含まれていることもあります。 様々なシチュエーションで、ベントレーが誇る走行性能の高さを存分に味わってください。 この試乗体験は、どんなカタログスペックやレビュー記事を読むよりも、雄弁にベントレーの魅力を語ってくれるはずです。
STEP5：見積もりと資金計画の相談
ショールームに戻り、興奮冷めやらぬ中で、具体的な商談へと進みます。 コンフィギュレーターで作成した仕様を基に、見積もりを作成してもらいましょう。
見積もりには、車両本体価格の他に、様々なオプション料金、そして税金や登録諸費用などが含まれます。 一つ一つの項目について、担当者が丁寧に説明してくれますので、不明な点があれば遠慮なく質問しましょう。
ベントレーの値引きは？
ここで気になるのが「値引き」についてですが、基本的にベントレーのような超高級車において、国産車のような大幅な値引きは期待できません。 ブランド価値を維持するため、価格は厳格に管理されています。 ただし、オプション品のサービスや、下取り価格での調整など、何らかの形で誠意を示してくれる可能性はあります。 過度な期待はせず、あくまでも担当者との信頼関係の中で相談してみるのが良いでしょう。
支払い方法についても、現金一括、ローン、リースなど、様々な選択肢があります。 ベントレー・ファイナンシャルサービスが提供する専用のローンプログラムは、金利などの面で優遇されている場合もありますので、詳しく話を聞いてみることをお勧めします。
STEP6：契約から納車までの流れ
仕様と金額に納得し、購入の意思が固まれば、いよいよ契約です。 必要書類に署名・捺印し、手付金を支払うことで、正式にオーダーが確定します。
イギリスのクルー工場で、あなただけの一台がハンドメイドで生産されるため、納車までにはある程度の時間が必要です。 仕様や時期にもよりますが、一般的にはオーダーから6ヶ月から8ヶ月ほどが目安とされています。 この待っている時間も、期待に胸を膨らませる、オーナーになるための特別なプロセスの一部です。
そして、ついに訪れる納車の日。 多くのディーラーでは、特別な納車セレモニーを用意してくれます。 ベールに包まれた愛車との対面、担当者からの詳細な車両説明、そしてシャンパンでの乾杯。 この感動的な瞬間は、きっと一生の思い出になることでしょう。
認定中古車という選択肢も検討しよう
新車には手が届かないけれど、どうしてもベントレーに乗りたい、という方には「認定中古車」という素晴らしい選択肢があります。 正規ディーラーでは、厳しい基準をクリアした高品質な中古車も取り扱っています。
認定中古車「CERTIFIED BY BENTLEY」のメリット
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 厳格な品質基準 | ベントレーの専門テクニシャンによる厳密な点検・整備が実施されている。 |
| 充実した保証 | 12ヶ月以上の車両保証が付帯し、全国の正規ディーラーで保証修理が可能（走行距離無制限）。 |
| 安心の車両履歴 | 新車時からの正規整備記録が完備されており、事故車や改造車は排除されている。 |
| 24時間ロードアシスタンス | 万が一のトラブルの際も、24時間体制でサポートを受けられる。 |
| 新車に近い体験 | 高品質な車両を、正規ディーラーならではの上質なサービスとともに購入できる。 |
年式や走行距離にもよりますが、認定中古車であれば、新車価格の6〜8割程度の価格でオーナーになることも可能です。 初めてのベントレーとして、まずは認定中古車からカーライフをスタートさせるというのも、非常に賢明な選択と言えるでしょう。
まとめ
今回のレビューでは、ベントレーの正規ディーラー訪問に関する様々な噂や不安について、その真実と具体的な対処法を詳しく解説してきました。
結論として、「一見さんお断り」という噂は完全な都市伝説であり、現代の正規ディーラーは、ベントレーに興味を持つすべての人々を心から歓迎しています。
服装で判断されることもなく、現時点で具体的な購入計画がなくても、真摯な興味さえあれば、彼らは喜んでその素晴らしい世界観を体験させてくれます。 ただし、その特別な体験を最大限に楽しむためには、事前に予約を入れ、TPOに合わせた清潔感のある服装で臨むことをお勧めします。
ベントレーのショールームは、単に車を売る場所ではありません。 それは、英国が誇る最高峰のクラフトマンシップと、100年以上にわたるブランドの歴史、そして未来のビジョンを体感できる特別な空間です。 そこに足を踏み入れることは、あなたにとって忘れられない体験となるはずです。
この記事が、あなたの背中をそっと押し、夢への第一歩を踏み出すきっかけとなれば、これに勝る喜びはありません。 まずは勇気を出して、お近くのディーラーに電話を一本入れてみてください。 きっと、想像以上に温かく、素晴らしい世界があなたを待っていますよ。
