モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、トヨタから登場が噂される新型ルーミーのフルモデルチェンジ情報、特に「発売はいつ?」「価格はどれくらい上がるの?」「どんなスペックになるの?」といった点が気になっていると思います。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー
私も実際に次期愛車候補の一台として注目しており、皆さんと同じように最新情報を追いかけているので、その気になる気持ちはよくわかります。
この記事を読み終える頃には、新型ルーミーのフルモデルチェンジに関する大部分の疑問が解決しているはずです。
記事のポイント
- 待望のハイブリッド搭載で燃費が大幅向上
- 先進安全装備の充実で安全性が格段にアップ
- 内外装の質感向上と最新デジタル装備の採用
- 価格は現行比で30万円から50万円程度の上昇を予測

新しい車に乗り換える際、今乗っている愛車をどれだけ高く売却できるかは、次の車の選択肢にも大きく影響します。
私自身、一括見積もりサイトを活用したことで、ホンダヴェゼルからレクサスRXに乗り換えることができました。
新型ルーミーのフルモデルチェンジはいつ?発売時期を徹底予想
まず最も多く寄せられる質問が、新型ルーミーの発売時期についてです。 コンパクトトールワゴンという独自のポジションを確立し、長年にわたり人気を維持してきたルーミーだけに、次期モデルへの期待は非常に高まっています。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー
発売は2025年秋から末頃が最有力
結論から言うと、新型ルーミーのフルモデルチェンジは2025年の秋から年末にかけて行われる可能性が極めて高いと見ています。
当初はもう少し早い時期の登場も噂されていましたが、いくつかの要因が重なり、現在のスケジュールに落ち着いたようです。 トヨタおよび開発を担当するダイハツの内部情報や、部品メーカーの動向などを総合的に分析すると、2025年の10月頃に正式発表され、年末までには初期ロットの納車が始まる、というシナリオが最も現実的でしょう。
もちろん、これはあくまで現時点での予測です。 今後の社会情勢や開発の進捗によっては、若干の前後も考えられますが、大幅に遅れることはないと思われます。 私自身もディーラー関係者と定期的に情報交換をしていますが、現場レベルでも「2025年後半」という認識で準備が進められているようです。
なぜフルモデルチェンジが延期されたのか?
現行ルーミーは2016年に登場してから、一度もフルモデルチェンジを行っていません。 自動車業界のモデルサイクルを考えると、異例のロングセラーモデルと言えます。 ここまで次期モデルの登場が遅れた背景には、いくつかの理由が考えられます。
認証不正問題の影響
最も大きな要因は、開発を担当するダイハツ工業で発覚した認証不正問題です。 この問題への対応と、再発防止に向けた開発プロセスの見直しが最優先とされたため、新型車の開発スケジュール全体に遅れが生じました。 特に、新型ルーミーはダイハツの信頼回復を象徴する重要なモデルと位置づけられています。 そのため、開発には万全を期す必要があり、結果として発売時期が当初の予定から後ろ倒しになったと考えられます。
想定以上のロングセラーとなった現行モデル
もう一つの理由は、現行モデルが今なお高い販売台数を維持していることです。 通常、モデル末期になると販売台数は落ち込むものですが、ルーミーは2024年に入っても月平均で6,000台から8,000台を安定して販売しています。
これは、「軽自動車ではパワーや広さに少し物足りない、でもミニバンは大きすぎるし価格も高い」というユーザー層のニーズを的確に捉え続けている証拠です。 この絶妙なサイズ感と両側スライドドアというパッケージングは、ライバルがスズキ・ソリオくらいしか存在しない独壇場となっています。 メーカーとしては、売れ続けているモデルを急いで刷新する必要性が薄かった、という側面もあるでしょう。
これらの要因が重なり、当初の計画から変更が生じたものの、その分、開発・熟成に時間をかけることができたとも言えます。 満を持して登場する新型ルーミーは、私たちの期待を大きく上回る完成度で登場する可能性が高いでしょう。
新型ルーミーの価格をグレード別に大予想!値上がりは確実か
次に気になるのが価格です。 今回のフルモデルチェンジでは、待望のハイブリッドモデルが追加されるほか、内外装の質感向上や最新の安全・快適装備が多数搭載されます。 そのため、残念ながら現行モデルからの価格上昇は避けられないでしょう。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー
予想価格一覧
現行モデルの価格帯や、ライバル車であるスズキ・ソリオの価格設定、そして新たに追加される装備の内容から、新型ルーミーの価格を予想しました。
グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 予想価格(万円) |
---|---|---|---|
X | 1.0L NA | 2WD (FF) | 180~185 |
X | 1.0L NA | 4WD | 198~203 |
G | 1.0L NA | 2WD (FF) | 195~200 |
G | 1.0L NA | 4WD | 213~218 |
カスタムG | 1.0L NA | 2WD (FF) | 210~215 |
カスタムG | 1.0L NA | 4WD | 228~233 |
カスタムG-T | 1.0L ターボ | 2WD (FF) | 220~225 |
G (HYBRID) | 1.2L HV | 2WD (FF) | 215~220 |
カスタムG (HYBRID) | 1.2L HV | 2WD (FF) | 240~245 |
※上記はあくまで個人的な予想です。正式な価格は発表をお待ちください。
ガソリンモデルで約30万円、新設されるハイブリッドモデルは、同等のガソリンモデルに対して30~40万円高い設定になると予想しています。 全体として、180万円~245万円の価格レンジに収まるのではないでしょうか。
価格上昇の主な要因は?
では、なぜこれほどの価格上昇が見込まれるのでしょうか。 主な要因は以下の3つです。
e-SMART HYBRIDの搭載
最大の要因は、新開発のシリーズ式ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」の搭載です。 エンジンを発電に使い、100%モーターで走行するこのシステムは、優れた燃費性能とEVのような滑らかな走行フィールを実現しますが、その分コストもかかります。 モーター、バッテリー、インバーターといった部品が追加されるため、価格上昇は必然と言えます。
最新の安全装備と快適装備の追加
安全性能の大幅な向上も価格を押し上げる要因です。 最新世代の予防安全機能「スマートアシスト」が搭載され、衝突回避支援ブレーキの検知対象が拡大(自転車、二輪車、夜間歩行者など)されます。 さらに、これまで上級車種にしか採用されていなかったブラインドスポットモニターや、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールなども搭載される見込みです。 インテリアでも、大型ディスプレイオーディオや電子パーキングブレーキといった先進装備が採用されるため、これらのコストが車両価格に反映されます。
原材料費や輸送費の高騰
近年の世界的なインフレにより、自動車を製造するための鋼材や半導体、樹脂といった原材料の価格が高騰しています。 また、輸送費や人件費も上昇しており、これらのコスト増が車両価格に転嫁されるのは避けられない状況です。
現行モデルと新型モデルの価格比較
主力グレードになると予想される「G」グレードで、現行モデルと新型モデルの価格を比較してみましょう。
モデル | グレード | 駆動方式 | 価格(万円) | 価格差(万円) |
---|---|---|---|---|
現行 | G | 2WD (FF) | 175.35 | – |
新型 (予想) | G | 2WD (FF) | 195~200 | +19.65~24.65 |
新型 (予想) | G (HYBRID) | 2WD (FF) | 215~220 | +39.65~44.65 |
このように、約20万円から45万円ほどの上昇が見込まれます。 しかし、後述する燃費性能の向上による燃料費の削減や、安全性能の向上による安心感を考慮すれば、十分に納得できる価格設定と言えるのではないでしょうか。
新型ルーミーのスペックを徹底解説!注目のパワートレイン
今回のフルモデルチェンジにおける最大の目玉は、間違いなくパワートレインの刷新です。 特に、待望のハイブリッドモデルの追加は、ルーミーの魅力を大きく引き上げる要素となります。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー
ついに登場!e-SMART HYBRIDの実力
新型ルーミーに搭載されるのは、ダイハツが開発した1.2Lのシリーズ式ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」です。 このシステムは、すでに同社のロッキーやトヨタ・ライズに搭載され、高い評価を得ています。
システムの仕組みと特徴
シリーズ式ハイブリッドとは、エンジンを発電専用として使い、その電力でモーターを駆動させて走行する方式です。 エンジンの力で直接タイヤを駆動させる瞬間はなく、100%モーターの力だけで走るのが最大の特徴です。 そのため「ほとんど電気自動車(EV)」と表現されることもあります。
- エンジン: 発電に特化した1.2L 3気筒エンジン (最高出力82ps/最大トルク10.7kgm)
- モーター: 駆動用のパワフルなモーター (最高出力106ps/最大トルク17.3kgm)
この構成により、エンジンは常に最も効率の良い回転域で運転できるため、燃費効率が非常に高くなります。 また、モーター駆動ならではの静かで滑らかな加速、そして発進時から最大トルクを発生させる力強い走りを実現します。 最高出力はモーターの106psとなり、現行の1.0Lターボエンジン(98ps)を上回るパワーを発揮します。 特に最大トルク17.3kgmは、1.7Lクラスの自然吸気ガソリンエンジンに匹敵する力強さであり、街乗りから高速道路の合流まで、あらゆるシーンで余裕のある走りを提供してくれるでしょう。
モーター駆動によるEVライクな走り
e-SMART HYBRIDのもう一つの魅力は、アクセルペダルの操作だけで加減速をコントロールできる「スマートペダル」機能です。 アクセルを緩めると、回生ブレーキが強く働き、ブレーキペダルを踏んだかのような減速が得られます。 慣れればペダルの踏み替え頻度が大幅に減り、特に渋滞時や市街地での運転疲労を大きく軽減してくれます。 このワンペダル感覚のドライブフィールは、一度体験するとやみつきになる快適さです。
ガソリンモデルも健在!NAとターボの違い
もちろん、ガソリンモデルも引き続きラインナップされます。 自身の使い方や予算に合わせて最適なパワートレインを選べるのは嬉しいポイントです。
- 1.0L 自然吸気(NA)エンジン: 最高出力69ps/最大トルク9.4kgm。FFと4WDが設定され、扱いやすさと価格のバランスが魅力です。年間走行距離が短い方や、初期費用を抑えたい方におすすめです。
- 1.0L ターボエンジン: 最高出力98ps/最大トルク14.3kgm。力強さと軽快さを両立し、よりアクティブな走りを求めるユーザーに適しています。高速道路を走る機会が多い方にはこちらが良いでしょう。
これらのガソリンエンジンも、今回の改良で燃費性能や排出ガス特性の向上が図られる可能性があります。
驚異の燃費性能!ライバル車との比較
新型ルーミーのハイブリッドモデルは、燃費性能においてもクラストップレベルを実現すると期待されています。
WLTCモード燃費は30.0km/Lに迫る?
最新の情報によると、ハイブリッドモデルのWLTCモード燃費は28.0km/L~30.0km/Lに達すると予測されています。 これは、先行して同じシステムを搭載するロッキー/ライズの実績値(28.0km/L)をベースにした数値です。 ルーミーはロッキー/ライズに比べて車重が若干重くなる可能性がありますが、ボディ形状の違いによる空力特性の改善や、システムの最適化によって、同等かそれ以上の数値を達成する可能性も十分にあります。
もし30.0km/L近い燃費が実現すれば、コンパクトトールワゴンとしては驚異的な数値です。 燃料タンク容量を40Lと仮定した場合、単純計算で1回の満タン給油で1,200kmも走行できることになり、給油の手間が大幅に削減されます。
ライバル(ソリオ)との燃費比較
最大のライバルであるスズキ・ソリオの燃費と比較してみましょう。
車種 | グレード | WLTCモード燃費 |
---|---|---|
新型ルーミー (予想) | HYBRID | 28.0~30.0 km/L |
スズキ ソリオ | HYBRID SZ (ストロングHV) | 22.3 km/L |
スズキ ソリオ | HYBRID MX/MZ (マイルドHV) | 19.6 km/L |
このように、新型ルーミーはソリオのストロングハイブリッドモデルと比較しても、圧倒的な優位性を持つことになります。 ハイブリッド技術の導入では後れを取りましたが、その分、最新かつ最も効率的なシステムを搭載できるというアドバンテージを活かした形です。
年間のガソリン代はどれくらいお得になる?
この燃費性能は、家計にどれくらいのメリットをもたらすのでしょうか。 現行のガソリンモデル(NA・FF、WLTCモード18.4km/L)と比較してみます。
【条件】
- 年間走行距離: 10,000km
- ガソリン価格: 170円/L
モデル | 年間ガソリン消費量 | 年間ガソリン代 |
---|---|---|
現行ガソリンモデル (18.4km/L) | 約543 L | 約92,310 円 |
新型ハイブリッド (29.0km/Lと仮定) | 約345 L | 約58,650 円 |
差額 | -198 L | -33,660 円 |
年間で約3.4万円、5年間乗り続ければ約17万円もの燃料費を節約できる計算になります。 これは、ハイブリッドモデルの価格上昇分を十分に相殺できるほどの経済効果と言えるでしょう。
新型ルーミーのデザインはどう変わる?内外装の進化をチェック
パワートレインと並んで大きく進化するのが、エクステリアとインテリアのデザインです。 実用性を維持しながら、質感と先進性を大幅に高めてくることが予想されます。
エクステリア|ノア・ヴォクシー顔のミニサイズモデルへ
新型ルーミーの外観は、現行モデルの親しみやすいボクシーなスタイルを継承しつつ、トヨタの上級ミニバンであるノアやヴォクシーを彷彿とさせる、シャープで上質なデザインへと進化する見込みです。
フロントマスクはよりシャープで都会的な印象に
最も大きく変わるのがフロントマスクです。 薄型化されたシャープなLEDヘッドライトと、大型化されたグリルが組み合わされ、存在感のある顔つきになります。 標準モデルは洗練されたメッシュパターン、人気のカスタムモデルはメッキ加飾を多用した迫力のあるデザインとなり、明確な差別化が図られるでしょう。 まるで「小さなアルファード」とも言えるような高級感をまとう可能性もあります。
サイドビューとリアビューの変更点
サイドビューは、両側スライドドアという機能性を最優先しながらも、伸びやかなキャラクターラインが加えられ、引き締まった印象になります。 ホイールも新デザインとなり、足元をスタイリッシュに演出します。 リアデザインも、ノア/ヴォクシーのように縦基調のLEDテールランプが採用され、左右をつなぐガーニッシュによってワイド感が強調されると予想されます。
ボディカラーのラインナップ予想
ボディカラーも刷新され、トレンドのアースカラーや、深みのあるメタリックカラーなどが追加されるでしょう。 また、ルーフをブラックにした2トーンカラーの選択肢も増え、より個性的なスタイリングを選ぶ楽しみが広がります。
インテリア|質感向上と先進装備が満載
インテリアは、コンパクトカーの常識を覆すほどの質感向上と、先進装備の充実に注目です。
10.5インチの大型ディスプレイオーディオ
インパネ中央には、10.5インチの大型ディスプレイオーディオが搭載される可能性があります。 画面が大きくなることで地図の視認性が向上し、操作性も高まります。 もちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応し、ワイヤレス接続が可能になることで、スマートフォンの機能をよりシームレスに使えるようになるでしょう。
電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド
上位グレードには、電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が採用される見込みです。 これにより、足元のレバー式パーキングブレーキがなくなり、すっきりとした空間が生まれます。 特に、信号待ちなどでブレーキペダルを踏み続けなくても停止状態を保持してくれるオートブレーキホールドは、市街地走行での疲労を大幅に軽減してくれる画期的な装備です。
フルデジタルメーターの採用
メーターも、アナログ式からフルデジタルの液晶メーターへと進化する可能性があります。 これにより、速度や燃料計といった基本情報に加え、ナビの案内表示や安全装備の作動状況など、多彩な情報をドライバーに分かりやすく表示できるようになります。 表示モードを好みに合わせてカスタマイズできる楽しさも加わるでしょう。
変わらぬ魅力!広大な室内空間とシートアレンジ
もちろん、ルーミーの最大の魅力である広大な室内空間と、多彩なシートアレンジは新型でも健在です。 低床設計による乗り降りのしやすさや、豊富な収納スペースといった実用性はさらに磨きがかかり、日常使いから週末のレジャーまで、あらゆるシーンで活躍してくれるはずです。
新型ルーミーの安全性能と快適装備は?
家族を乗せる機会が多いコンパクトトールワゴンだからこそ、安全性能は妥協できません。 新型ルーミーは、最新世代の安全装備を搭載し、クラストップレベルの安全性を実現します。
最新世代のスマートアシストを搭載
ベースとなるダイハツ・トールに準じて、最新世代の予防安全機能「スマートアシスト」が採用されます。 これにより、危険を検知し、事故を未然に防ぐ能力が大幅に向上します。
検知範囲が拡大された衝突回避支援ブレーキ
従来のシステムでも歩行者や車両を検知できましたが、新型ではステレオカメラの性能が向上し、自転車や二輪車、さらに夜間の歩行者まで検知対象が拡大されます。 作動する速度域も広がり、より幅広いシーンで衝突の回避や被害の軽減をサポートしてくれます。
ブラインドスポットモニターなどを新採用
これまでコンパクトカークラスでは採用が少なかった、高度な運転支援機能も追加されます。
- ブラインドスポットモニター(BSM): 車線変更時に、死角になりやすい後側方の車両を検知し、ドアミラーのインジケーターで知らせてくれます。
- リアクロストラフィックアラート(RCTA): 駐車場からバックで出る際に、左右から接近する車両を検知し、警報で注意を促します。
これらの機能は、日常の「ヒヤリ」とする場面を減らし、安全運転を強力にサポートします。
高速道路の運転をサポートする先進機能
高速道路での運転を快適にし、疲労を軽減する機能も充実します。
- 全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC): 先行車との車間距離を保ちながら、自動で追従走行します。渋滞時のノロノロ運転にも対応するため、長距離ドライブが格段に楽になります。
- レーンキープコントロール(LKC): 車線の中央を走行するように、ステアリング操作をアシストします。
これらの機能により、もはやコンパクトカーとは思えないほどの快適な長距離移動が可能になります。
あると嬉しい快適実用装備
安全装備だけでなく、日々の使い勝手を高める快適装備も進化します。
- スマートフォンとの連携強化: スマートフォンの専用アプリから、ドアのロック/アンロックやエアコンの事前操作などが可能になる見込みです。
- 空気清浄機能: ナノイーXなどの空気清浄機能が搭載され、車内の空気を常にクリーンに保ちます。
- シートヒーターやステアリングヒーター: 上位グレードには、冬場に嬉しいシートヒーターやステアリングヒーターが装備される可能性もあります。
まとめ
今回は、2025年にフルモデルチェンジが予測される新型ルーミーについて、現時点で判明している情報と私の考察を交えて詳しくレビューしてきました。
- 発売時期: 2025年秋から末頃が有力
- 価格: 現行比で30~50万円ほど上昇し、180万円~245万円の価格帯に
- パワートレイン: 待望の「e-SMART HYBRID」を搭載し、燃費はクラストップの30.0km/Lに迫る
- デザイン: ノア/ヴォクシーのような上質でシャープな内外装に進化
- 安全性能: 最新の「スマートアシスト」を搭載し、安全性が大幅に向上
価格の上昇は避けられませんが、それを補って余りあるほどの進化を遂げることは間違いありません。 特にハイブリッドモデルの追加は、燃費や走行性能を重視するユーザーにとって、まさに待望の選択肢となるでしょう。 私自身も、このサイズ感でこの性能、そしてこの燃費が実現するなら、間違いなく「買い」の一台だと考えています。
コンパクトカー市場に新たな基準を打ち立てるであろう新型ルーミー。 正式発表が今から待ち遠しい一台です。 今後も新たな情報が入り次第、随時アップデートしていきますので、ぜひご期待ください。