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TOYOTA

ルーミー新車購入は損の噂の真相|フルモデルチェンジ前の正しい買い方

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、「トヨタルーミーがもうすぐフルモデルチェンジするらしいけど、今、新車で買ったら損するんじゃないか?」という点が気になっていると思います。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー

私も実際にルーミーを所有し、その使い勝手の良さを日々実感しているからこそ、モデルチェンジを前に購入を迷うその気持ちはよくわかります。 特に大きな買い物ですから、後悔はしたくないですよね。

この記事を読み終える頃には、フルモデルチェンジを控えた今、あなたにとってルーミーの最適な買い方は何なのか、その疑問が解決しているはずです。

記事のポイント

  • 2025年秋以降と噂される新型ルーミーの全貌
  • 現行型を今買うことのメリットとデメリット
  • モデル末期だからこそできる賢い購入戦略
  • あなたに最適なルーミーの購入タイミング
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Contents
  1. ルーミーのフルモデルチェンジはいつ?2025年秋以降の噂を徹底解説
    1. 現行ルーミーの販売状況と異例のロングセラーとなっている理由
    2. 新型ルーミーの登場時期に関する最新予測
    3. フルモデルチェンジ延期の背景にある事情とは?
    4. なぜ今、フルモデルチェンジ級の改良が噂されるのか
  2. フルモデルチェンジでこう変わる!新型ルーミーの進化ポイント予測
    1. 【エクステリア】ノア・ヴォクシー顔のミニサイズモデルへ
    2. 【インテリア】質感向上と10.5インチ大型ディスプレイ採用
    3. 【パワートレイン】待望のe-SMART HYBRID搭載で燃費向上
    4. 【燃費性能】クラストップレベルの30.0km/Lに迫る?
    5. 【安全性能】最新世代のスマートアシストで安全性が飛躍的に向上
    6. 【価格】ハイブリッド追加で価格はどうなる?
  3. フルモデルチェンジ前の今、ルーミーを買うのは本当に「損」なのか?
    1. モデル末期に購入するメリット:熟成された完成度と魅力的な購入条件
    2. モデル末期に購入するデメリット:避けられない陳腐化とリセールバリュー
    3. 新型と現行型、どっちを選ぶべき?あなたの使い方に合わせた判断基準
  4. 損しない!フルモデルチェンジ前のトヨタルーミー賢い購入戦略
    1. 戦略1:残価設定ローンを活用して新型へスムーズに乗り換える
    2. 戦略2:高価買取が期待できる今のうちに乗り換える
    3. 戦略3:あえて高品質な「登録済み未使用車」や「中古車」を狙う
  5. まとめ

ルーミーのフルモデルチェンジはいつ?2025年秋以降の噂を徹底解説

まず、皆さんが最も気にしている新型ルーミーの登場時期について、現状で分かっている情報を整理していきましょう。 車選びにおいて、モデルチェンジのタイミングは非常に重要な要素です。 私も仕事柄、常に最新の情報にアンテナを張っていますが、今回のルーミーに関しては様々な情報が飛び交っているのが実情です。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー

現行ルーミーの販売状況と異例のロングセラーとなっている理由

現行のトヨタルーミーは、2016年11月に登場しました。 通常、日本の自動車業界では5年〜7年でフルモデルチェンジが行われるのが一般的ですが、ルーミーはすでに8年以上が経過(2025年時点)しているにもかかわらず、その人気は衰えを知りません。

実際に、2025年に入っても月平均で6,000台から8,000台を安定して販売し続けており、これは異例のロングセラーモデルと言えます。 なぜ、これほどまでに長く支持され続けているのでしょうか。 私もオーナーとして、その理由は明確に理解できます。

最大の理由は、「絶妙なサイズ感とパッケージング」にあります。

  • 軽自動車では物足りない: 「軽スーパーハイトワゴンは便利だけど、長距離のパワーや室内の広さ、安全性の面で少し不安がある」
  • ミニバンは大きすぎる: 「スライドドアは欲しいけど、ノアやヴォクシー、セレナのようなミニバンは運転に気を使うし、価格も高い」

ルーミーは、まさにこの2つのニーズの隙間を的確に埋めたのです。 5ナンバーサイズ(全長3,700mm×全幅1,670mm)のコンパクトなボディでありながら、両側スライドドアと広大な室内空間を実現。 街中での取り回しの良さと、家族での利用にも十分応えられる実用性を両立させています。 この「ありそうでなかった」コンセプトが、子育て世代を中心に幅広い層から絶大な支持を得ているのです。

新型ルーミーの登場時期に関する最新予測

さて、本題のフルモデルチェンジの時期ですが、多くのメディアや自動車専門家の間では**「2025年秋から年末頃、あるいは2026年初頭」**という見方が最も有力視されています。

当初は2024年中という予測もありましたが、ご存知の通り、開発を担当しているダイハツ工業の認証不正問題の影響で、新型車の開発スケジュールに大幅な遅れが生じていると考えられます。 現在は、失われた信頼を回復すべく、より一層慎重かつ確実な車づくりが進められている段階です。 そのため、登場時期が後ろ倒しになっているというわけです。

トヨタおよびダイハツからの公式なアナウンスはまだありませんが、現行モデルの販売期間を考慮しても、2025年から2026年にかけての登場はほぼ確実と見ていいでしょう。

フルモデルチェンジ延期の背景にある事情とは?

前述の通り、最大の理由はダイハツの認証不正問題です。 ルーミーは、ダイハツが開発・生産を担当し、トヨタにOEM供給しているモデル(ダイハツでは「トール」として販売)です。 そのため、ダイハツの社内体制の再構築や、開発プロセスの見直しが完了するまでは、新型モデルを市場に投入できないという事情があります。

これはユーザーにとってはもどかしい状況ですが、見方を変えれば、**「次期モデルは安全性や品質において、これまでにないほど徹底的に検証された上で登場する」**とも言えます。 ダイハツの信頼回復をかけた象徴的な一台となるはずですから、その完成度には大いに期待が持てます。

なぜ今、フルモデルチェンジ級の改良が噂されるのか

「マイナーチェンジ」ではなく、「フルモデルチェンジ」と噂されるのには理由があります。 それは、パワートレインの刷新をはじめ、プラットフォーム(車の骨格)から内外装、安全装備に至るまで、全てが一新されると予測されているからです。

特に最大の目玉は、待望のハイブリッドモデルの追加です。 現行モデルの弱点として指摘されがちだった燃費性能を大幅に向上させることで、ライバルであるスズキ・ソリオに対抗する狙いがあります。 これは単なる一部改良では実現不可能な、まさに「フルモデルチェンジ」でなければ行えない大変革なのです。

フルモデルチェンジでこう変わる!新型ルーミーの進化ポイント予測

では、具体的に新型ルーミーはどのように進化するのでしょうか。 各メディアの情報や、ベースとなるであろうダイハツの最新技術から、その全貌を予測していきます。 これは、もはや「コンパクトカーの革命」と言っても過言ではないほどの進化を遂げるかもしれません。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー

【エクステリア】ノア・ヴォクシー顔のミニサイズモデルへ

デザインは、車の第一印象を決める重要な要素です。 新型ルーミーは、現行モデルのボクシーなシルエットと親しみやすさを継承しつつ、より上質で洗練されたスタイルへと進化すると予想されます。

フロントマスクの劇的変化

特に大きく変わるのがフロントマスクです。 近年のトヨタのデザイン言語を取り入れ、大人気のミニバン「ノア」や「ヴォクシー」を彷彿とさせる、大型のグリルとシャープな薄型LEDヘッドランプが採用されるでしょう。 これにより、コンパクトなサイズながらも存在感と高級感を大幅に向上させます。 特に、メッキ加飾を多用したカスタム系のグレードは、さらに迫力のある顔つきになり、若い世代からの支持も集めそうです。

サイドとリアの洗練

サイドビューは、両側スライドドアという実用性を維持しながら、ボディに伸びやかなキャラクターラインを入れることで、躍動感と安定感を両立。 リアデザインも、縦基調のLEDテールランプを高い位置に配置し、左右を繋ぐようなガーニッシュが加わることで、ワイド感を強調したモダンな印象になると考えられます。

全体として、「小さな高級ミニバン」とも呼べるような、クラスを超えた質感を手に入れることになるでしょう。

【インテリア】質感向上と10.5インチ大型ディスプレイ採用

内装の進化も目覚ましいものになりそうです。 ルーミー最大の魅力である広大な室内空間はそのままに、質感と先進性が大幅にアップデートされます。

水平基調のインパネと素材の見直し

インパネは、視覚的な広がりを感じさせる水平基調のデザインが採用される見込みです。 そして、現行モデルで指摘されがちだったプラスチックの質感も大きく改善されるでしょう。 手が触れる部分にはソフトパッド素材が多用され、視覚的にも触覚的にも上質さを感じられる空間になります。

先進装備の積極的な採用

インテリアの進化で最も注目すべきは、先進装備の充実です。

  • 大型ディスプレイオーディオ: インパネ中央には、10.5インチの大型ディスプレイオーディオが搭載される可能性が高いです。これにより、ナビの視認性や操作性が格段に向上。Apple CarPlayやAndroid Autoもワイヤレス接続に対応し、利便性が飛躍的に高まります。
  • 電子パーキングブレーキ&オートブレーキホールド: 上級グレードには、ついに電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が採用される見込みです。渋滞時のドライバーの疲労を大幅に軽減してくれるこの機能は、一度使うと手放せない便利な装備です。
  • フルデジタルメーター: メーターもフルデジタル化され、ドライバーの好みに合わせて表示をカスタマイズできるようになるでしょう。

これらの装備は、これまで上級車種にしか搭載されていなかったものばかり。 新型ルーミーは、コンパクトカーの常識を覆すほどの快適性と先進性を手に入れることになります。

【パワートレイン】待望のe-SMART HYBRID搭載で燃費向上

新型ルーミーにおける最大の進化点が、このパワートレインの刷新です。 ダイハツが開発したシリーズ式ハイブリッドシステム**「e-SMART HYBRID(e-スマートハイブリッド)」**が搭載されることが確実視されています。

e-SMART HYBRIDとは?

このシステムは、エンジンを発電専用として使い、100%モーターの力で走行する仕組みです。 日産の「e-POWER」に近い方式と言えば分かりやすいかもしれません。 すでにトヨタ・ライズやダイハツ・ロッキーに搭載され、そのスムーズな加速と静粛性、そして優れた燃費性能で高い評価を得ています。

e-SMART HYBRIDの主な特徴:

  • モーター駆動ならではの、EVのような滑らかで力強い加速。
  • エンジンは発電に徹するため、常に最も効率の良い回転域で作動し、低燃費に貢献。
  • アクセル操作だけで加減速をコントロールできる「スマートペダル」機能。

搭載されるエンジンは1.2Lの3気筒エンジン、モーターは最高出力106PS、最大トルク17.3kgmと、現行の1.0Lターボエンジン(98PS, 14.3kgm)を上回るスペックです。 このパワフルなモーターが、コンパクトなルーミーのボディを軽々と加速させ、高速道路の合流や追い越しでもストレスのない走りを提供してくれるでしょう。

【燃費性能】クラストップレベルの30.0km/Lに迫る?

e-SMART HYBRIDの搭載により、燃費性能は劇的に向上します。 WLTCモードで28.0km/L〜30.0km/Lという、驚異的な数値を実現すると予測されています。

車種 パワートレイン WLTCモード燃費
新型ルーミー (予測) ハイブリッド 28.0〜30.0 km/L
スズキ ソリオ ハイブリッド (ストロング) 22.3 km/L
スズキ ソリオ ハイブリッド (マイルド) 19.6 km/L
ホンダ フィット e:HEV (ハイブリッド) 27.4 km/L
現行ルーミー ガソリン (NA) 18.4 km/L

ライバルであるスズキ・ソリオのストロングハイブリッド(22.3km/L)を大きく上回り、クラストップの低燃費性能を誇ることになります。 近年のガソリン価格の高騰を考えると、この燃費性能は家計にとって非常に大きなメリットとなるでしょう。 単純計算で、現行のガソリンモデルと比較して燃料費を約40%も削減できる可能性があります。

【安全性能】最新世代のスマートアシストで安全性が飛躍的に向上

安全性能も、最新世代の予防安全機能「スマートアシスト」が搭載されることで、飛躍的に進化します。

現行モデルにも衝突回避支援ブレーキなどは搭載されていますが、新型ではステレオカメラの性能が向上。 検知できる対象が、車両や歩行者に加えて自転車や二輪車にも拡大され、夜間の検知能力も高まります。 これにより、より複雑な交通状況下での安全性が向上します。

さらに、以下のような高度な運転支援機能の追加も期待されます。

  • ブラインドスポットモニター: 車線変更時に死角にいる車両を検知し、ドライバーに警告。
  • リアクロストラフィックアラート: 駐車場からバックで出る際に、左右からの接近車両を知らせる。
  • 全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC): 高速道路などで、先行車との車間距離を保ちながら追従走行。渋滞時のストップ&ゴーにも対応。

これらの機能が備わることで、コンパクトカーの枠を超えた、極めて高いレベルの安全・安心性能を実現します。

【価格】ハイブリッド追加で価格はどうなる?

これだけの進化を遂げるとなると、気になるのが車両価格です。 結論から言うと、価格の上昇は避けられないでしょう。 最新の装備やハイブリッドシステムを搭載するため、全体的に現行モデルよりも高価になると予想されます。

新型ルーミーの価格予測

  • ガソリンモデル: 約180万円〜235万円
  • ハイブリッドモデル: 約215万円〜245万円

現行モデル(約156万円〜210万円)と比較すると、30万円〜50万円ほど高くなる計算です。 特に、注目のハイブリッドモデルは、同等グレードのガソリンモデルに対して30万円〜40万円高い設定になると考えられます。

しかし、前述した燃費性能の向上による燃料費の削減や、エコカー減税などの税制優遇を考慮すれば、数年乗るだけで十分に価格差を回収できる可能性があります。 装備の充実度を考えれば、むしろコストパフォーマンスは高いと言えるかもしれません。

フルモデルチェンジ前の今、ルーミーを買うのは本当に「損」なのか?

さて、新型の魅力的な進化ポイントを見て、「やっぱり新型を待つべきか…」と思った方も多いでしょう。 しかし、結論を出すのはまだ早いです。 モデルチェンジ前の現行型を「あえて今買う」ことにも、実は大きなメリットが存在するのです。 ここからは、私がジャーナリストとして、そして一人のオーナーとして、冷静な視点でメリットとデメリットを分析していきます。

引用 : トヨタ HP 現行ルーミー

モデル末期に購入するメリット:熟成された完成度と魅力的な購入条件

モデル末期の車には、新型車にはない独自の価値があります。

メリット1:大幅な値引きが期待できる

ディーラーにとって、モデルチェンジ前に在庫を売り切りたいというのは本音です。 そのため、通常時よりも大幅な値引きが期待できます。 オプションや諸費用を含めた総額で、新型モデルよりも数十万円安く購入できるケースも少なくありません。 これは、購入費用を少しでも抑えたい方にとって最大のメリットと言えるでしょう。

メリット2:納期が早い

半導体不足の影響も落ち着きつつありますが、新型車は注文が殺到し、納車まで半年から1年以上待つことも珍しくありません。 その点、モデル末期の現行型は生産も安定しており、在庫車があれば数週間で納車されることも可能です。 「車検が近い」「すぐに車が必要」といった事情がある方には、非常に大きなアドバンテージです。

メリット3:熟成された高い品質と信頼性

現行ルーミーは、8年以上も市場で販売され続けてきました。 これはつまり、長年にわたって細かな改良が繰り返され、初期の不具合や弱点が徹底的に洗い出されている「完成形のモデル」であることを意味します。 リコールなどのトラブルに遭うリスクが極めて低く、安心して長く乗ることができます。 これは、新型車にはない、モデル末期ならではの隠れた美点です。

モデル末期に購入するデメリット:避けられない陳腐化とリセールバリュー

もちろん、デメリットも存在します。 これを理解した上で判断することが重要です。

デメリット1:購入後すぐに「旧型」になる

最大のデメリットは、やはりこれでしょう。 納車されて間もなく、街でデザインも性能も新しい新型ルーミーを見かけると、少し寂しい気持ちになるかもしれません。 最新のデザインや技術にこだわりたい方にとっては、大きなマイナスポイントです。

デメリット2:リセールバリューの下落

一般的に、フルモデルチェンジが行われると、旧型モデルの中古車相場は下落する傾向にあります。 数年後に車を売却する際の査定額(リセールバリュー)が、新型モデルに比べて低くなる可能性が高いです。 ただし、ルーミーは非常に人気が高い車種なので、他の不人気車に比べれば下落幅は緩やかだと予測されます。

デメリット3:先進安全装備や燃費性能の見劣り

前述の通り、新型は安全装備や燃費性能が劇的に進化します。 現行モデルでも日常使いに不満はありませんが、最新の性能と比較すると、どうしても見劣りする点は否めません。 特に燃費性能は、日々のランニングコストに直結するため、年間走行距離が多い方は慎重に検討すべきポイントです。

新型と現行型、どっちを選ぶべき?あなたの使い方に合わせた判断基準

結局のところ、どちらを選ぶべきかは、あなたの価値観やライフスタイルによって決まります。 以下のチャートを参考に、ご自身がどちらのタイプに近いか考えてみてください。

【現行型ルーミーがおすすめな人】

  • とにかく初期費用を抑えたい
  • すぐに車が必要な事情がある
  • 最新技術よりも、使い慣れた安心感や信頼性を重視する
  • 年間走行距離がそれほど多くない
  • 車のデザインに強いこだわりはない

【新型ルーミー(待つべき)がおすすめな人】

  • 最新のデザインや先進機能に魅力を感じる
  • 多少価格が高くても、最高の性能を手に入れたい
  • 燃費を最優先し、ランニングコストを抑えたい
  • 年間走行距離が多い
  • 納車まで気長に待つことができる

このように、一概に「今買うのは損」とは言えないのです。 むしろ、モデル末期だからこそのメリットを最大限に活かせば、非常に賢い買い物ができる可能性も十分にあります。

損しない!フルモデルチェンジ前のトヨタルーミー賢い購入戦略

「現行型も魅力的だけど、やっぱり新型も気になる…」 そんなあなたのために、モデルチェンジという過渡期を乗り切るための、さらに踏み込んだ賢い購入戦略を3つご紹介します。

戦略1:残価設定ローンを活用して新型へスムーズに乗り換える

もし、数年後には新型に乗り換えたいと考えているなら、「残価設定型クレジット(残クレ)」の活用が非常に有効です。

これは、あらかじめ数年後(3年や5年後)の下取り価格(残価)を設定し、車両本体価格からその残価を差し引いた金額を分割で支払うローンです。

残クレ活用のメリット

  • 月々の支払額を安く抑えられる。
  • ローンの最終回で、「車を返却(新型に乗り換え)」「乗り続ける(残価を支払う)」「売却する」の3つから選べる。

例えば、3年プランの残クレで現行ルーミーを購入します。 3年後、ちょうど新型ルーミーの初期ロットの評判も固まり、中古車市場にも出回り始める頃です。 そのタイミングで現行ルーミーをディーラーに返却し、頭金にして新型ルーミーに乗り換える、という非常にスムーズな移行が可能です。 これにより、「すぐに車を使いたい」というニーズと、「将来的には新型に乗りたい」という希望の両方を満たすことができます。

戦略2:高価買取が期待できる今のうちに乗り換える

もしあなたが今、何らかの車に乗っていて乗り換えを検討しているなら、モデルチェンジ前の「今」が絶好のタイミングかもしれません。

ルーミーのフルモデルチェンジが発表されると、現行ルーミーの中古車相場が下落する可能性があります。 それはつまり、現在ルーミーの購入を検討している人が、「新型が出るまで待とう」と考え、中古車市場の需要が一時的に落ち込むからです。 逆に言えば、フルモデルチェンジが正式発表される前の今が、最も中古車市場が活発であり、現行ルーミーを求める人が多いため、高価買取が期待できる時期なのです。

今乗っている車の下取り価格が高いうちに売却し、その資金を頭金にして現行ルーミーの新車を安く購入する。 これは、トータルの出費を抑える上で非常に合理的な戦略です。 複数の買取業者に査定を依頼し、最も高い価格を提示した業者に売却することをおすすめします。

戦略3:あえて高品質な「登録済み未使用車」や「中古車」を狙う

新車にこだわらないのであれば、高品質な中古車、特に「登録済み未使用車」を狙うのも賢い選択です。

登録済み未使用車とは? ディーラーなどが販売目標達成のために自社で登録だけした、誰も使用していない新品同様の車のことです。 法律上は中古車扱いになるため、新車よりも安く購入でき、かつ納期も非常に早いのが特徴です。

フルモデルチェンジが近づくと、ディーラーは在庫の現行型を未使用車として市場に流すことがあります。 新車同様のコンディションの車を、新車よりも安く、しかもすぐに手に入れられる可能性があるのです。 中古車情報サイトなどをこまめにチェックしてみる価値は十分にあります。

まとめ

今回は、トヨタルーミーのフルモデルチェンジを前に、今、新車を購入するのは損なのか、そして賢い買い方は何かについて、詳しくレビューしてきました。

結論として、フルモデルチェンジ前の現行ルーミー購入は、決して「損」ではありません。 むしろ、あなたの価値観や車の使い方によっては、最も「得」な選択肢にさえなり得ます。

【現行型がベストな選択となる人】

  • コストパフォーマンスを最優先し、お得に信頼性の高い車を手に入れたい方。
  • 車検やライフスタイルの変化で、すぐにスライドドア付きのコンパクトカーが必要な方。

【新型を待つべき人】

  • 最新の技術やデザインに価値を感じ、高くても最高のものを手に入れたい方。
  • 燃費性能を絶対的に重視し、長期的なランニングコストを抑えたい方。

大切なのは、噂に惑わされるのではなく、ご自身の状況と照らし合わせて、それぞれのメリット・デメリットを冷静に判断することです。 現行ルーミーは、8年以上も売れ続けていることからも分かる通り、非常に完成度が高く、誰にでもお勧めできる素晴らしい車です。 私もオーナーとして、その使い勝手の良さには日々満足しています。

この記事が、あなたの後悔のない車選びの一助となれば幸いです。 ぜひ、ご自身にとって最高の選択をして、素晴らしいカーライフを送ってください。