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新型RAV4のリセールが向上するおすすめの付けるべきオプションまとめ

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、発表されたばかりの新型RAV4、特にそのリセールバリューを最大化するオプションについて気になっていることでしょう。 私も歴代RAV4を所有し、その価値の高さは身をもって体験してきましたので、その気になる気持ちはよくわかります。

引用 : トヨタHP (https://toyota.jp/rav4/)

この記事を読み終える頃には、あなたが選ぶべき新型RAV4のオプションに関する疑問が、明確に解決しているはずです。

記事のポイント

  • 新型RAV4の驚くべき進化とリセールへの期待
  • リセール価値を左右する必須メーカーオプション徹底解説
  • グレードとパワートレインがリセールに与える影響
  • 購入前に知るべき注意点と賢い購入戦略
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新型RAV4のリセールバリューはなぜ高いのか

引用 : トヨタ式HP (https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/42758102.html)

フルモデルチェンジを果たした新型RAV4は、まさに革命的な進化を遂げました。 しかし、その価値を最大限に引き出すためには、リセールバリュー、つまり将来売却する際の価値を意識したクルマ選びが不可欠です。 ここでは、まず新型RAV4が持つポテンシャルと、リセール市場でなぜこれほどまでに期待されているのかを深掘りしていきましょう。

新型RAV4の注目すべき変更点

今回の6代目となる新型RAV4は、まさに「別物」と言えるほどの変貌を遂げています。 エクステリアは、最新のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッド」デザインを採用し、より直線的で力強いフォルムへと生まれ変わりました。 一見するとサイズが拡大したかのような迫力を持ちながら、実は全長・全幅は現行モデルと変わらないというのですから驚きです。 これは、デザインの妙としか言いようがありません。

プラットフォームは改良型のGA-Kを採用し、ねじり剛性を約10%向上。 さらにレクサスにも採用される高性能ショックアブソーバーを搭載するなど、乗り心地と静粛性も大幅に進化しています。 インテリアも同様に刷新され、トヨタ初採用となる新世代OS「アリーン」を搭載した12.9インチの大型ディスプレイが目を引きます。 パワートレインはガソリンエンジンモデルが廃止され、第6世代に進化した2.5Lハイブリッドシステムと、航続距離150kmを誇るプラグインハイブリッド(PHEV)のみのラインナップとなりました。 まさに、走り、快適性、先進性のすべてにおいて、クラスの基準を塗り替える一台と言えるでしょう。

現行モデルから見るRAV4のリセール実績

新型を語る上で、現行モデルのリセール実績を無視することはできません。 RAV4は、トヨタの世界戦略SUVとして、日本国内はもちろん、世界中で絶大な人気を誇ります。 その人気は中古車市場にも色濃く反映されており、非常に高いリセールバリューを維持しているのが特徴です。

参考までに、現行RAV4(50系)の3年後の残価率(新車価格に対する中古車価格の割合)は、グレードや状態にもよりますが、平均して70%を超えることも珍しくありません。 特に人気のグレードやオプションを備えた車両では、80%に迫るケースも見られます。

グレード例 3年後残価率(目安) 5年後残価率(目安)
Adventure 75%~85% 60%~70%
G “Z package” 70%~80% 55%~65%
HYBRID G 70%~78% 55%~63%

※上記はあくまで市場動向に基づく目安です。

この高いリセールバリューの背景には、SUVというカテゴリー自体の人気、トヨタブランドへの信頼性、そしてRAV4ならではのスタイリッシュなデザインと使い勝手の良さが挙げられます。 悪路走破性と燃費性能を両立させたバランスの良さも、幅広い層から支持される理由でしょう。

新型RAV4のリセールバリュー専門家予測

では、これらの要素を踏まえた上で、新型RAV4のリセールバリューはどうなるのでしょうか。 結論から言えば、「現行モデルを上回る、極めて高い水準を維持する」と私は予測しています。

その理由はいくつかあります。 第一に、デザインの大幅な刷新です。 ハンマーヘッドデザインは先進的でありながら、SUVらしい力強さも兼ね備えており、今後数年間は古さを感じさせないでしょう。 第二に、パワートレインの電動化です。 ガソリンモデルを廃止し、高性能なハイブリッドとPHEVに絞ったことで、環境性能や燃費を重視する現代のニーズに完全に応えています。 第三に、内装の質感と先進装備の向上です。 新OS「アリーン」や大型ディスプレイは、数年後の中古車市場においても大きなアピールポイントとなります。

これらの革新的な進化は、新車としての魅力を高めるだけでなく、中古車としての価値をも大きく引き上げることになるはずです。 特に、後述する「リセールに効くオプション」を的確に選択することで、その価値を盤石なものにできるでしょう。

新型RAV4でリセールを上げるおすすめオプション

Lexury Motors Journal イメージ

さて、ここからが本題です。 新型RAV4のリセールバリューを最大化するために、どのオプションを選ぶべきか。 メーカーオプションは後付けができないため、新車購入時の選択がすべてを決定します。 ここでは、私がジャーナリストとして、そして一人のRAV4オーナーとして、絶対におすすめしたいオプションを費用対効果の視点も交えながら徹底的に解説します。

ボディカラー:王道のパールとブラックは鉄板

リセールバリューを最も左右すると言っても過言ではないのがボディカラーです。 奇抜な色は個性を表現できますが、中古車市場では敬遠されがち。 高く売ることを考えるなら、万人受けする定番カラーを選ぶのが鉄則です。

間違いない選択「プラチナホワイトパールマイカ」

有償色(33,000円程度)ではありますが、その価値は十分にあります。 清潔感と高級感を両立し、性別や年齢を問わず好まれるパールホワイトは、査定額で最も安定した高評価を得られるカラーです。 汚れや傷が目立ちにくいという実用的なメリットもあります。 迷ったら、まずこの色を選んでおけば間違いありません。

精悍な印象「アティチュードブラックマイカ」

パールホワイトと双璧をなす人気カラーがブラックです。 引き締まった精悍な印象を与え、特にGR SPORTのようなスポーティなグレードとの相性は抜群。 ただし、洗車傷や汚れが目立ちやすいというデメリットもあるため、日頃の手入れが査定額に影響する可能性も考慮しておきましょう。

Adventureグレードなら新色も狙い目

オフロード色の強い「Adventure」グレードを選ぶなら、少し冒険してみるのも面白い選択です。 情報ソースによると、今回の新型ではメタリックフレークの入った新色のグレーが設定されるようです。 こういったアーバンオフロード系のカラーは、近年のアウトドアブームを背景に人気が高まっています。 ただし、あくまで定番はパールとブラックであることは念頭に置いておきましょう。

サンルーフ:開放感と圧倒的なリセール価値

サンルーフ、特にRAV4に設定される「パノラマムーンルーフ」は、リセールバリューを大きく引き上げる最強オプションの一つです。 オプション価格は10万円を超えますが、売却時にはその価格以上のプラス査定が期待できることも珍しくありません。

開放的な車内空間はドライブの満足度を格段に向上させますし、中古車を探しているユーザーにとっても「サンルーフ付き」は非常に魅力的な条件となります。 特にファミリー層からの需要が高く、市場での引き合いが強いのが特徴です。 予算に余裕があるなら、絶対に付けておきたいオプションの筆頭です。

ディスプレイオーディオ:大画面と新OSは未来への投資

新型RAV4のインテリアの目玉は、12.9インチの大型ディスプレイと新OS「アリーン」です。 標準装備のディスプレイサイズがどうなるかはまだ不明ですが、もし複数のサイズが用意されるのであれば、迷わず最も大きなサイズを選択することをおすすめします。

新OS「アリーン」の価値

「アリーン」は、従来のナビシステムとは一線を画します。 スマートフォンのように直感的な操作が可能で、音声認識の応答速度も大幅に向上。 さらに重要なのがOTA(Over The Air)によるソフトウェアアップデートに対応している点です。 これにより、将来的にもナビ機能や安全支援システムを最新の状態に保つことができます。 これは、数年後の中古車市場において「型落ち感が少ない」という大きなアドバンテージになるでしょう。 まさに未来への投資と言えるオプションです。

安全装備:全方位の安心は価値に変わる

トヨタの先進安全装備「Toyota Safety Sense」は標準装備ですが、さらに安全性を高めるオプションはリセールにもプラスに働きます。

パーキングサポートブレーキとパノラミックビューモニター

運転が苦手な方だけでなく、すべての人にとって安心感を高めてくれる装備です。 特にパノラミックビューモニター(PVM)は、車体を上から見下ろしたような映像で周囲の状況を確認できるため、駐車時や狭い道でのすれ違いに絶大な効果を発揮します。 新OS「アリーン」との連携で描画性能も向上しているとのことで、その価値はさらに高まっています。 中古車市場でも、これらの安全装備の有無は査定額に明確に反映されます。

シート関連:快適性はリセールの武器になる

直接肌に触れるシート周りの装備も、快適性とリセールを両立させる重要なポイントです。

シートヒーター&シートベンチレーション

冬場のシートヒーター、夏場のシートベンチレーション(シートからの送風機能)は、一度使うと手放せなくなる快適装備です。 特にレザーシートとの組み合わせで真価を発揮します。 中古車を探すユーザーも、これらの快適装備の有無を重視する傾向が強く、査定士からの評価も高くなります。

合成皮革シート

上級グレードに標準装備されることが多いですが、もしオプションで選択できるのであれば積極的に選びたいところです。 ファブリックシートに比べて質感が格段に向上し、高級感が増します。 また、汚れに強く手入れがしやすいという実用面も、中古車としての価値を維持する上で有利に働きます。

その他:あると嬉しい付加価値オプション

上記の主要オプション以外にも、リセールにプラスに働く装備はいくつかあります。

  • ハンズフリーパワーバックドア:両手がふさがっていても足の操作でバックドアを開閉できる機能。ファミリー層やアウトドアを楽しむユーザーからの需要が高いです。
  • デジタルインナーミラー:後席に人や荷物が乗っていても、後方のカメラ映像でクリアな視界を確保できるミラー。安全性の向上に繋がり、評価されます。
  • AC100V・1500Wアクセサリーコンセント:ハイブリッド車ならではの装備。アウトドアレジャーや災害時に家電製品が使えるため、非常に人気が高いオプションです。PHEVではV2H(車から家へ給電)にも対応しており、その価値は計り知れません。

これらのオプションは、単体での査定額アップは限定的かもしれませんが、複数装備されていることで車両全体の魅力が高まり、結果的に高値売却に繋がります。

新型RAV4のグレード・パワートレインとリセールの関係

引用 : トヨタ式HP (https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/42758102.html)

オプション選びと並行して考えなければならないのが、グレードとパワートレインの選択です。 これらもリセールバリューに大きな影響を与えます。

各グレードの特徴とリセール予測

新型RAV4では、大きく分けて3つのグレードが展開されることが発表されています。

  • コア(CORE):標準グレード。都会的で洗練されたデザインが特徴。ハイブリッドとPHEVの両方が選択可能で、幅広いニーズに応えます。リセールは安定していますが、突出して高くはならない可能性があります。
  • アドベンチャー(ADVENTURE):オフロード志向を強めたグレード。専用バンパーや樹脂フェンダー、大型ルーフレールなどを装備し、ワイルドな印象。ハイブリッドのみの設定。現行モデルでも絶大な人気を誇り、新型でも最も高いリセールが期待できる本命グレードと見ています。
  • GR SPORT:スポーティな走りを追求したグレード。専用チューニングのサスペンションやワイドトレッド化など、走りに特化した装備が魅力。PHEVのみの設定。高価格帯になりますが、その希少性とパフォーマンスから、コアなファンに支持され、高リセールを維持する可能性が高いです。

リセール最強は「アドベンチャー」か

総合的に判断すると、最もリセールバリューが期待できるのは「アドベンチャー」グレードでしょう。 近年のアウトドアブームとSUV人気が追い風となり、その個性的なスタイリングは中古車市場で非常に強い求心力を持ちます。 ハイブリッド専用という点も、燃費と走りのバランスを求める多くのユーザーに響くはずです。

パワートレイン(HV vs PHEV)のリセールへの影響

新型RAV4はハイブリッド(HV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2本立てです。

主流はやはりハイブリッド(HV)

販売台数の中心となり、中古車市場での流通量も多くなるのは間違いなくハイブリッドモデルです。 充電環境を必要とせず、誰でも気軽に低燃費の恩恵を受けられるため、万人受けします。 リセールバリューも非常に安定しており、安心して選べるパワートレインと言えます。

PHEVは今後のインフラ次第

PHEVは、320馬力という圧倒的な動力性能と、150kmというEV航続距離が魅力です。 急速充電やV2Hにも対応し、未来を感じさせるスペックを持っています。 しかし、車両価格が高額になること、自宅に充電設備が必要となることなどから、ユーザー層は限定されます。 リセールバリューは、数年後の充電インフラの普及状況や、電動車に対する補助金などの政策にも左右されるため、HVに比べると不確定要素が多いと言えます。 ただし、GR SPORTのような付加価値の高いグレードであれば、その希少性から高値を維持する可能性も十分にあります。

新型RAV4のリセールを下げないための注意点

リセールに有利なオプションやグレードを選ぶだけでなく、「価値を下げない」ための乗り方も重要です。 ここでは、売却時のマイナス査定を避けるためのポイントをいくつかご紹介します。

避けるべきオプションやカスタム

  • 奇抜なボディカラーや内装色:前述の通り、個性的な色は中古車市場ではマイナス評価に繋がりやすいです。
  • ディーラーオプションのナビ:メーカーオプションの大型ディスプレイオーディオが主流となる中で、ディーラーオプションのナビは型落ち感が出やすくなります。
  • 過度な社外品カスタム:車高の変更、インチアップしすぎたホイール、エアロパーツなど、純正の状態から大きく逸脱するカスタムは、多くの購入者から敬遠されます。カスタムをするなら、純正オプションの範囲に留めるのが賢明です。

定期的なメンテナンスの重要性

当然のことですが、車のコンディションは査定額に直結します。 定期的なエンジンオイルの交換や点検を怠らないようにしましょう。 その際、ディーラーで点検整備記録簿にしっかりと記録を残しておくことが重要です。 「ディーラーでしっかりメンテナンスされてきた車」という事実は、次のオーナーへの大きな安心材料となり、査定額アップに繋がります。

内外装の綺麗さを保つ

内外装の状態も査定の重要なポイントです。 定期的な洗車や車内清掃を心がけ、傷や汚れを防ぎましょう。 特に、シートのシミやタバコのヤニ汚れ、ペットの毛や臭いは大幅な減点対象となります。 禁煙車であることは、それだけでプラス査定の要因になるほどです。 大切に乗ってきたことが伝わる綺麗な状態を維持することが、高額査定への近道です。

まとめ

今回は、新型RAV4のリセールバリューを最大化するためのオプション選びと、賢い購入戦略について詳しく解説してきました。

新型RAV4は、その革新的なデザインと性能から、現行モデル以上に高いリセールバリューが期待できる、まさに「買って損はない」一台です。 その価値を最大限に引き出すためには、

  • グレード:「アドベンチャー」を本命に検討する。
  • ボディカラー:「プラチナホワイトパールマイカ」か「アティチュードブラックマイカ」を選ぶ。
  • 必須オプション:「パノラマムーンルーフ」「大画面ディスプレイオーディオ」「パノラミックビューモニター」「シートヒーター&ベンチレーション」「アクセサリーコンセント」を積極的に選択する。

これらのポイントを押さえることが非常に重要です。

もちろん、車はリセールのためだけに買うものではありません。 ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、最高のカーライフを送れる一台を選ぶことが何よりも大切です。 しかし、どうせ買うなら、将来の価値まで見据えた賢い選択をしたいもの。 このレビューが、あなたの後悔しないRAV4選びの一助となれば幸いです。

発売は2025年度内と少し先ですが、今からじっくりと戦略を練り、最高の新型RAV4を手に入れてください。