新型クラウンエステート購入後に後悔する声｜タイヤ交換代など維持費の詳細

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、待望の新型クラウンエステートについて、その魅力的なスタイリングや広大な室内空間に惹かれつつも、「購入後に後悔しないか」「特に維持費や日々の使い勝手は実際のところどうなのか」といった点が気になっていることでしょう。

私自身もクラウンエステートを所有しており、その懸念や期待感は痛いほどよくわかります。

引用 : TOYOTA HP (https://toyota.jp/crownestate/)

ウェブ上のレビューやSNSでは、「タイヤが大きくて交換費用が心配」「車体が大きくて運転が大変そう」といった声も見受けられます。しかし、そういった断片的な情報だけで判断してしまうのは時期尚早です。

この記事を読み終える頃には、新型クラウンエステートに関するあなたの疑問や不安が解消され、ご自身のカーライフに最適な一台かどうかを判断できるようになっているはずです。

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新型クラウンエステートで後悔するポイント【維持費・メンテナンス編】

車を所有する上で、購入費用と同じくらい重要なのが維持費です。特にクラウンエステートのようなプレミアムカーとなると、その金額も気になるところ。ここでは、多くの方が懸念しているタイヤ交換費用から、日々の燃料代、税金、保険料、そして車検費用まで、維持費に関する「後悔ポイント」の真相を、具体的な数字を交えながら徹底的に解説していきます。

引用 : TOYOTA HP (https://toyota.jp/crownestate/)

新型クラウンエステートのタイヤ交換費用は本当に高いのか

結論から言うと、標準装備の21インチタイヤの交換費用は、一般的な車種と比較して高額になる傾向があります。 これが「後悔する」と言われる最大の要因の一つでしょう。しかし、その理由と対策を理解すれば、過度に恐れる必要はありません。

なぜタイヤ交換費用が高くなるのか？

高額になる主な理由は以下の3つです。

1. 大口径サイズ: クラウンエステートには235/45R21という大口径かつ特殊なサイズのタイヤが標準装備されています。このサイズはまだ市場での流通量が少なく、量産効果が働きにくいため、タイヤ1本あたりの価格が高くなります。
2. 高性能タイヤの採用: 新車装着タイヤは、燃費性能、静粛性、グリップ性能などを高次元でバランスさせた高性能なものが選ばれています。同等の性能を求めると、交換時も必然的にハイグレードなタイヤを選ぶことになり、価格が上がります。
3. 選択肢の少なさ: 21インチというサイズは、数年前まではカスタムカー用のサイズでした。そのため、スタッドレスタイヤを含め、選べるタイヤメーカーやブランドがまだ限られており、価格競争が起きにくい状況です。

具体的な費用と安く抑えるための対策

では、実際にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。まずは夏用タイヤの交換費用目安です。

交換場所	タイヤの種類	費用目安（4本・工賃込）	特徴
ディーラー	純正同等品	250,000円～400,000円	安心感は高いが、価格は最も高額。
タイヤ専門店	国産ハイグレード	200,000円～350,000円	専門知識が豊富。ディーラーよりは安価。
タイヤ専門店	アジアンブランド等	120,000円～200,000円	価格を重視するなら。性能は要確認。
ネット購入・持込交換	各種	100,000円～ + 工賃	最も安価だが、店舗探しや保証面の確認が必要。

ご覧の通り、選択肢によって価格は大きく変動します。費用を抑えるための具体的な対策としては、以下のような方法が考えられます。

• セカンドグレードのタイヤを選ぶ: 純正装着タイヤと同等のトップブランドでなくても、国内メーカーのセカンドグレードや、性能評価の高いアジアンタイヤを選ぶことで、コストを大幅に削減できます。
• 複数の店舗で見積もりを取る: タイヤ専門店やカー用品店など、複数の店舗で見積もりを取り、価格を比較検討することが重要です。

雪国では必須！スタッドレスタイヤとホイールの費用

特に降雪地域にお住まいの方にとっては、スタッドレスタイヤは必需品です。夏用タイヤとは別にホイールセットで用意するのが一般的ですが、その際の費用は大きな関心事でしょう。標準の21インチのままスタッドレスタイヤとホイールを揃えようとすると、選択肢の少なさから非常に高額（40万円以上）になる可能性があります。

そこで最も現実的かつ賢明な選択となるのが**「インチダウン」**です。

項目	内容	メリット	費用目安（19インチセット）
インチダウン	21インチから19インチなどにホイールごと交換	・タイヤ、ホイール共に選択肢が豊富<br>・トータルコストを大幅に抑制<br>・乗り心地がよりマイルドに<br>・雪道での走行安定性向上	200,000円～350,000円

19インチであれば、タイヤ・ホイール共に豊富な種類から選ぶことができ、性能と価格のバランスが取れた製品を見つけやすくなります。また、タイヤの厚み（扁平率）が増すことで、乗り心地がよりマイルドになり、雪道や荒れた路面での走行安定性が向上するというメリットもあります。

私自身は、サマータイヤは純正の乗り味を尊重して21インチのハイグレード品を、スタッドレスタイヤは19インチにインチダウンしてコストと冬道での実用性を両立させる、という使い分けをしています。ご自身の価値観や予算に合わせて最適な方法を選択することが、後悔しないための鍵となります。

新型クラウンエステートの燃費性能とガソリン代

クラウンエステートには、2.5Lハイブリッド（HEV）と2.5Lプラグインハイブリッド（PHEV）の2種類のパワートレインが用意されています。当然、どちらを選ぶかによって燃料代は大きく変わってきます。

カタログ燃費と実燃費の比較

まずは公式発表されているカタログ燃費（WLTCモード）を見てみましょう。

パワートレイン	グレード	駆動方式	カタログ燃費（WLTCモード）
HEV	G / X	E-Four	18.0km/L
PHEV	RS	E-Four	19.1km/L

カタログ燃費はあくまで参考値です。実際の燃費（実燃費）は、運転スタイルや道路状況によって変動します。私の所有するHEVモデルの経験や、オーナーからの情報を総合すると、実燃費はおおよそ以下のようになります。

• 市街地: 13～16km/L
• 郊外路: 16～19km/L
• 高速道路: 15～18km/L

2トンを超える車重を考えれば、非常に優秀な数値と言えるでしょう。PHEVモデルの場合、満充電からのEV走行可能距離が73kmとされており、日常的な移動の多くを電気だけで賄える可能性があります。自宅に充電設備があり、近距離移動がメインの方であれば、ガソリン代を劇的に節約できます。

年間ガソリン代シミュレーション

年間10,000km走行した場合のガソリン代をシミュレーションしてみましょう。（レギュラーガソリン価格を170円/Lとして計算）

パワートレイン	実燃費 (想定)	年間消費ガソリン量	年間ガソリン代
HEV	15.0km/L	約667L	約113,390円
PHEV	50.0km/L ※	約200L	約34,000円

※PHEVはEV走行の割合で大きく変動するため、あくまで一例です。

車両価格の差は大きいですが、PHEVは燃料代の安さに加え、各種補助金や税金の優遇が受けられるメリットがあります。ご自身の年間走行距離やライフスタイルを考慮して、どちらがトータルコストで有利になるかを検討することが重要です。

新型クラウンエステートの税金（自動車税・重量税）

次に、毎年納める必要がある税金についてです。クラウンエステートは環境性能に優れた車なので、税金の優遇措置（エコカー減税など）が適用されます。

自動車税（種別割）

自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に課せられる税金で、排気量によって税額が決まります。

• 排気量: 2,487cc
• 税額（標準）: 43,500円/年

HEV、PHEVともにグリーン化特例の対象となる可能性が高く、新車登録翌年度の自動車税が減税される見込みです。

自動車重量税

自動車重量税は、車両重量に応じて課せられる税金で、新車購入時と車検時に納めます。

• 車両重量: 約2,000kg～2,100kg
• 税額（標準・2年分）: 32,800円

クラウンエステートはエコカー減税の対象となり、**新車購入時の重量税は免税（100%減税）**となる可能性が非常に高いです。その後の車検時も減税措置が適用される場合があります。

新型クラウンエステートの任意保険料

任意保険料は、年齢、等級、車両料率クラス、補償内容などによって大きく変動するため一概には言えませんが、クラウンエステートの車両料率クラスは比較的高めに設定されることが予想されます。

車両料率クラスとは、車種ごとの事故リスクを統計に基づいてクラス分けしたもので、保険料を算出する際の基準となります。クラウンシリーズは盗難リスクなども考慮され、車両保険の料率が高くなる傾向があります。

保険料を抑えるポイント:

• 複数の保険会社で見積もりを取る: ネット系の保険会社も含め、複数の会社を比較検討するのが最も効果的です。
• 運転者の範囲や年齢条件を限定する: 運転者を限定することで、保険料を安くできます。
• 車両保険の免責金額を設定する: 自己負担額（免責金額）を設定すると、保険料が割引されます。

30代でゴールド免許、日常レジャー使用、車両保険ありといった一般的な条件の場合、年間保険料は80,000円～150,000円程度が一つの目安となるでしょう。

新型クラウンエステートの車検費用

新車購入後、最初の車検は3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。車検費用は大きく分けて「法定費用」と「車検基本料・整備費用」で構成されます。

• 法定費用: 自賠責保険料、自動車重量税、印紙代など。どこで受けても金額は同じです。
• 車検基本料・整備費用: 点検や整備にかかる費用。依頼する業者によって大きく異なります。

依頼先	費用目安（法定費用除く）	特徴
ディーラー	80,000円～150,000円	安心感が高い。交換部品は純正品。
車検専門店	40,000円～80,000円	スピードと価格を両立。
整備工場	50,000円～100,000円	融通が利きやすい。リビルド品なども活用。

ディーラーでの車検は安心感がありますが、費用は最も高くなる傾向があります。費用を抑えたい場合は、車検専門店や信頼できる整備工場に見積もりを依頼するのがおすすめです。ただし、クラウンエステートは先進安全装備も多数搭載しているため、それらの点検・調整に対応できる設備と技術力を持った業者を選ぶことが重要です。

新型クラウンエステートのその他メンテナンス費用

上記以外にも、定期的なメンテナンス費用が発生します。

• エンジンオイル交換: 10,000円～20,000円（5,000km～10,000km毎）
• オイルフィルター交換: 3,000円～5,000円（オイル交換2回に1回）
• ブレーキパッド交換: 30,000円～50,000円（フロント・走行状況による）
• バッテリー交換（補機）: 30,000円～60,000円（3～5年毎）

これらの費用は一般的な国産車と比較してやや高めですが、極端に高額というわけではありません。定期的なメンテナンスをしっかり行うことが、車を長く良い状態で維持し、結果的に大きな出費を防ぐことに繋がります。

新型クラウンエステートで後悔するポイント【日常使い・シチュエーション編】

維持費と並んで気になるのが、日々の使い勝手です。全長約5m、全幅約1.9mという堂々としたボディサイズは、果たして日本の道路事情にマッチしているのでしょうか。ここでは、取り回しや乗り心地、室内空間の実用性など、様々なシチュエーションにおける「後悔ポイント」の真相に迫ります。

引用 : TOYOTA HP (https://toyota.jp/crownestate/)

新型クラウンエステートのボディサイズと取り回し

クラウンエステートの購入を躊躇する要因として、その大きさは無視できません。まずは主要なスペックを確認しましょう。

	新型クラウンエステート	トヨタ ハリアー	マツダ CX-60
全長	4,930mm	4,740mm	4,740mm
全幅	1,880mm	1,855mm	1,890mm
全高	1,620mm	1,660mm	1,685mm
最小回転半径	5.7m	5.5m～5.7m	5.4m

競合の国産SUVと比較しても、全長が突出して長いことがわかります。特に都市部の狭い路地や、昔ながらの機械式駐車場では、気を使う場面があることは否定できません。

実際に運転してみて感じる「大きさ」

私も所有する上で最も懸念していたのがこの点です。しかし、実際に運転してみると、その不安は良い意味で裏切られました。

• 視界の良さ: SUVならではの着座位置の高さと、比較的スクエアな視界のおかげで、車両感覚は掴みやすいです。
• 運転支援機能の充実: 「パノラミックビューモニター」は、駐車時や狭い道でのすれ違いに絶大な効果を発揮します。カメラ映像が非常に鮮明で、まるで車を真上から見ているかのように周囲の状況を把握できます。
• 後輪操舵システム「DRS」: 一定の速度域で後輪が前輪と逆向きに切れることで、回転半径を小さくする効果があります。これにより、Uターン時などではスペック以上に小回りが利くと感じられます。

もちろん、物理的な大きさが変わるわけではないので、コインパーキングの枠内に収める際などは、ハリアーなどのミドルサイズSUVに比べてシビアになります。しかし、最新のテクノロジーがそのネガティブな部分を巧みにカバーしており、「大きすぎて運転できない」と感じることはまずないでしょう。購入前には、必ずご自身の生活圏での試乗をおすすめします。

新型クラウンエステートの乗り心地と静粛性

「クラウン」の名を冠する以上、乗り心地と静粛性への期待は大きいでしょう。この点に関しては、期待を裏切らない、あるいは期待以上の快適性を実現していると断言できます。

大径の21インチタイヤを履いているにもかかわらず、路面の凹凸を拾った際の当たりは非常にマイルドです。サスペンションがしなやかに動き、不快な突き上げ感を巧みにいなしてくれます。これは、新開発のプラットフォーム（TNGA-K）の剛性の高さと、入念なチューニングの賜物でしょう。

静粛性も特筆すべきレベルです。エンジン音の侵入はもちろん、ロードノイズや風切り音も徹底的に抑え込まれており、高速巡航中でも同乗者と普通の声量で会話ができます。この静かで滑らかな乗り味は、長距離ドライブでの疲労を大幅に軽減してくれます。まさに「プレミアム・エステート」の名にふさわしい快適性です。

新型クラウンエステートの室内空間とラゲッジスペースの使い勝手

クラウンエステートの最大の魅力の一つが、広大で上質な室内空間です。

後席の快適性はクラストップレベル

特に後席の広さは特筆ものです。ホイールベースが長いため、足元空間には圧倒的な余裕があります。大柄な男性が足を組んでも全く窮屈さを感じません。シートの座り心地も良く、リクライニング機能も備わっているため、後席の同乗者からは間違いなく喜ばれるでしょう。

広大で使いやすいラゲッジスペース

ラゲッジスペースは、まさに「エステート」の真骨頂。後席を使用した状態でも、ゴルフバッグが4つ積載可能とアナウンスされています。さらに、後席を倒せばフルフラットに近い広大な空間が出現し、長尺物や大量の荷物を積むことができます。開口部も広く、床面も低いため、重い荷物の積み下ろしも容易です。

キャンプやスキー、サーフィンといったアクティブな趣味を持つ方にとって、これ以上ないパートナーとなるでしょう。また、車中泊を考えている方にも最適な一台と言えます。

新型クラウンエステートの運転支援システムと安全性

安全性に関しても、トヨタの最新技術が惜しみなく投入されています。予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、検知範囲の拡大や機能向上を果たした最新世代のものを搭載。

• プリクラッシュセーフティ: 車両、歩行者、自転車、自動二輪車を検知。交差点での出会い頭の事故にも対応。
• レーダークルーズコントロール（全車速追従機能付）: カーブでの速度抑制機能も備わり、より自然でスムーズな追従走行を実現。
• レーントレーシングアシスト（LTA）: 高速道路での運転疲労を大幅に軽減。

さらに、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」も設定されており、「アドバンスト ドライブ（渋滞時支援）」や「アドバンスト パーク」といった機能により、渋滞時や駐車時のドライバーの負担を劇的に軽減します。これらの先進機能は、万が一の事故を防ぐだけでなく、日々の運転をより安全で快適なものにしてくれます。

新型クラウンエステートのデザインと質感

デザインに関しては個人の好みが大きい部分ですが、伝統的なクラウンのイメージを覆す、先進的でスタイリッシュなエクステリアは多くの人を魅了しています。SUVの力強さと、ワゴンの流麗さを融合させた唯一無二のスタイリングです。

インテリアも、水平基調でクリーンなデザイン。華美な装飾はありませんが、素材の質感は高く、スイッチ類の操作感も含めて丁寧に作り込まれている印象です。ただし、一部のプラスチックパーツに物足りなさを感じるという声も聞かれます。このあたりは、レクサスブランドとの差別化点と言えるかもしれません。

新型クラウンエステートのリセールバリュー

購入後の後悔を避ける上で、リセールバリュー（再販価値）は重要な要素です。クラウンエステートのリセールバリューは、非常に高くなることが予想されます。

その理由は以下の通りです。

• 人気のSUVスタイル: 現在の自動車市場で最も人気のあるボディタイプです。
• 「クラウン」ブランドの信頼性: 長年にわたって築き上げてきた高いブランドイメージ。
• 供給量の少なさ: 半導体不足などの影響もあり、新車の供給が需要に追いつかない状況が続くと予想され、中古車市場での価値が下がりにくい。
• PHEVモデルの設定: 環境性能の高いPHEVは、将来的に中古車市場でも高い需要が見込めます。

3年後や5年後の残価率は、一般的な国産車を大きく上回る可能性が高いでしょう。これは、乗り換え時の負担を軽減してくれる大きなメリットとなります。

まとめ

今回は、新型クラウンエステートを購入した後に後悔する可能性のあるポイントについて、維持費と日常使いの両面から徹底的に掘り下げてきました。

確かに、21インチのタイヤ交換費用や大柄なボディサイズなど、事前に理解しておくべき注意点は存在します。しかし、それらの多くは、対策を講じたり、最新のテクノロジーによってカバーされたりしており、致命的な欠点とは言えません。

むしろ、それらの懸念点を補って余りあるほどの、圧倒的な快適性、広大な実用性、そして所有する満足感を、クラウンエステートは提供してくれます。

• 維持費が心配な方: タイヤのインチダウンやPHEVモデルの選択、保険の見直しなどで、コストを賢くコントロールできます。
• 運転に不安がある方: 充実した運転支援システムが、あなたの運転を力強くサポートしてくれます。まずは試乗でその実力を体感してください。

新型クラウンエステートは、伝統と革新が融合した、新しい時代のプレミアムカーです。断片的な情報に惑わされることなく、ご自身の目でその価値を確かめ、後悔のない車選びをしていただければと思います。この記事が、その一助となれば幸いです。