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レクサス

レクサスに対して感じる不満まとめ|世間のレクサスオーナーの声を集めてみた

この記事を読んでいるあなたは、長年レクサスを愛用し、その素晴らしい品質とサービスに満足している一方で、「本当にこれでいいのか?」と心の中で少し不満を感じ始めているのではないでしょうか。

私自身、様々なメーカーの車を乗り継ぎ、レクサスとも10年以上の付き合いになります。

引用 : TOYOTA HP (https://lexus.jp/)

多くの車を所有してきたからこそ、レクサスの良い面も悪い面も深く理解しているつもりです。レクサスは間違いなく素晴らしいブランドですが、完璧な車やメーカーは存在しません。

今回は、私個人の経験に加え、多くのレクサスオーナーから寄せられたリアルな声を元に、レクサスが抱える課題や不満点について、正直なレビューをお届けしたいと思います。

記事のポイント

  • ナビのデザインやシステムがトヨタ車とほぼ同じ
  • セダンラインアップの停滞と、ブランドアイデンティティとしてのスピンドルグリルの迷走
  • 輸入車との技術革新のスピードに差が開いているように感じる
  • トヨタとレクサスのブランドの境界線が曖昧になっている
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レクサスオーナーが語るデザインとブランドへの不満

レクサスは、その洗練されたデザインと独自のブランド哲学で、多くの自動車愛好家を魅了してきました。しかし、所有期間が長くなるにつれて、初期の期待とは異なる現実が見えてくることもあります。ここでは、レクサスの顔ともいえるデザインや、ブランドイメージに関わる不満に焦点を当てて、深く掘り下げていきます。

ナビのデザインとシステムがトヨタと同じ問題の深層

レクサスが日本市場に参入した当初、多くのオーナーがその独自のナビゲーションシステムに感動を覚えました。トヨタとは一線を画す、高級感あふれるグラフィックと操作性は、まさに「プレミアムブランド」にふさわしいものでした。リモートタッチコントローラーの採用など、独自のインターフェースはレクサスの象徴であり、所有する喜びを増幅させてくれる重要な要素だったのです。

共通化されたインターフェースへの失望

しかし、最近のレクサス車に乗り込むと、多くのオーナーが最初に感じる不満の一つが、ナビゲーションシステムのデザインとシステムが、トヨタの主力車種とほとんど同じになってしまったことです。もちろん、システムの共通化は開発コストの削減や部品供給の効率化といったメーカー側のメリットが大きいことは理解できます。しかし、数百万円、ときには1千万円を超える車を所有するユーザーが求めているのは、コスト効率の良いシステムではありません。彼らが期待するのは、他の車とは一線を画す、唯一無二の体験です。

なぜプレミアム感が薄れるのか

ナビ画面を見るたびに、街中で頻繁に見かけるトヨタ車と同じデザインのインターフェースが表示される。これは、レクサスが築き上げてきた「特別感」を大きく損なう要因となります。高級な内装、上質なレザー、繊細なステッチといった視覚的な高級感は維持されているにも関わらず、デジタルな部分で他の大衆車と同じであるというのは、多くのオーナーにとって非常に残念なポイントです。レクサスのナビは機能的には優れていますが、それはもはや「トヨタの高性能ナビ」という位置づけに過ぎません。真のプレミアムブランドならば、たとえシステムを共有するにしても、レクサス専用の洗練されたグラフィックや、独自のユーザーインターフェースを開発する努力を怠るべきではないでしょう。

セダン軽視の姿勢と、SUVへの過度なシフト

レクサスは、日本でブランドを立ち上げた際、「高級車はセダンである」という強いメッセージを発信し、LS、GS、ISといったセダンモデルをブランドの核としてきました。日本におけるレクサスの歴史は、セダンとともに始まったと言っても過言ではありません。しかし、近年の市場動向を背景に、この哲学は大きく揺らいでいるように感じます。

セダンラインアップの現状とオーナーの不安

今やレクサスのラインアップは、RX、NX、UXといったSUVモデルが主役となり、セダンよりもはるかに多くのモデルが提供されています。一方、セダンはモデルチェンジのサイクルが非常に長くなり、中にはモデルチェンジが行われずに生産終了となる車種も増えました。直近でフルモデルチェンジが行われたセダンはESが最後であり、GSの生産終了は多くのファンに衝撃を与えました。

競合メーカーとの比較

BMWやメルセデス・ベンツといった欧州のプレミアムブランドは、SUV人気が高まる中でも、セダンをブランドの顔として大切に扱っています。5シリーズ、Eクラスといった基幹モデルは定期的にモデルチェンジを行い、常に最先端の技術とデザインを取り入れています。たとえ販売台数がSUVほどでなくても、セダンの持つブランドイメージや、熱心なセダンファンを大切にする姿勢は、レクサスも見習うべき点ではないでしょうか。セダンを愛する多くのレクサスオーナーは、このままセダンのラインアップが縮小していくのではないかという不安を抱えています。

迷走するスピンドルグリルのデザインとブランドの未来

スピンドルグリルは、2012年に発表されたGSで本格的に採用されて以来、レクサスのブランドアイコンとして世界中に認知されてきました。その大胆で個性的なデザインは、一目でレクサスとわかる強い個性を生み出し、ブランドイメージの確立に大きく貢献しました。

電気自動車時代のデザイン課題

しかし、電気自動車(EV)への移行が加速するにつれて、このスピンドルグリルも大きな転換期を迎えています。EVは内燃機関のような冷却機構が不要なため、従来のグリルデザインをそのまま踏襲する必要がありません。このため、最近のEVコンセプトカーでは、スピンドルグリルが単なる装飾的な要素になったり、グリルとボディの境目が曖昧になったりするデザインが見られます。

ブランドアイデンティティの喪失への懸念

せっかく長年の努力でブランドの顔として定着させたスピンドルグリルを、このタイミングで大きく変えてしまうのは、ブランドのアイデンティティを自ら手放すことになりかねません。トヨタが世界中のユーザーに「レクサスといえばスピンドルグリル」と認識させるまでにかけた時間と労力は計り知れないものです。その象徴を安易に変えてしまうことは、多くのレクサスオーナーにとって、ブランドの方向性に対する不安を抱かせる要因となっています。

使い勝手が悪いと評判?リニューアル後の公式ホームページ

レクサスのホームページは、車と同様に洗練されたデザインが特徴です。しかし、数年前にリニューアルされて以来、多くのユーザーから「見づらい」「使いにくい」という声が聞かれるようになりました。スタイリッシュで美しいデザインは評価できるものの、ユーザーが本当に知りたい情報になかなかたどり着けない、という点が大きな不満となっています。

ユーザー中心ではないデザイン

レクサスのホームページは、どちらかというと「ブランドの世界観」を伝えることに重点を置いているように感じます。美しい画像や動画は多いものの、車の詳細なスペック、グレードごとの装備の違い、価格シミュレーションといった、購入を検討しているユーザーが最も知りたい情報が、奥深くに隠れてしまっている印象です。特に年配のユーザーにとっては、操作が複雑で直感的に使えないと感じる人も多いようです。

情報へのアクセス性の重要性

競合他社のホームページでは、車種ごとの情報が体系的に整理されており、知りたい情報にすぐにアクセスできるようになっています。レクサスのようなプレミアムブランドこそ、ユーザーがストレスなく情報を得られるような、洗練されたインターフェースを提供すべきです。見た目の美しさだけでなく、情報へのアクセス性という実用的な部分も、ブランド価値を構成する重要な要素であることを再認識してほしいと思います。

性能とサービスに対するレクサスへの不満

レクサスの不満点は、デザインやユーザーインターフェースに留まりません。世界に目を向けると、ライバルである輸入車メーカーとの間に、性能や技術面で少しずつ差が開いているように感じるという声も多く聞かれます。また、レクサスの大きな魅力であるディーラーサービスにも、一部で不満の声が聞かれることがあります。

輸入車に後れを取る技術革新のスピード

レクサスは、高い信頼性と完成度で海外の高級車メーカーに挑むために誕生しました。しかし、ここ数年の自動車業界の技術革新のスピードを考えると、レクサスは輸入車メーカーに後れを取っているのではないかという声が聞かれるようになりました。

電動化への対応の遅れ

特に顕著なのが、電気自動車(EV)への対応です。メルセデス・ベンツ、BMW、アウディといった輸入車メーカーは、すでに本格的なEVを次々と市場に投入し、ラインアップを拡充しています。それに対し、レクサスの本格的なEVはまだごくわずかです。ハイブリッド技術では世界をリードしてきましたが、EV時代へのシフトという点では、遅れを取っていると言わざるを得ません。

先進安全技術の導入の慎重さ

自動運転技術やコネクテッドサービスといった先進技術の導入についても、レクサスは非常に慎重な姿勢を見せています。これは、「完璧に仕上げた上で製品として出す」というレクサスの哲学の裏返しでもあります。確かに、輸入車が積極的に導入する最新技術の中には、まだ実用性に課題があったり、故障のリスクを伴うものもあります。しかし、技術革新のスピードが激しい現代において、この慎重さが「周回遅れ」と見られてしまうリスクも抱えています。

拡大するトヨタとレクサスの共通部品

レクサスは、トヨタのプレミアムブランドとして発足しましたが、近年ではトヨタとレクサスの間で共通部品があまりにも増えすぎているのではないか、という意見も少なくありません。特にコンパクトなSUVや一部のセダンでは、トヨタのプラットフォームを流用している部分が多く見られます。

ブランド間の境界線が曖昧になる危険性

もちろん、プラットフォームを共有することでコストを抑え、価格をある程度抑えることは、メーカーとしては正しい判断かもしれません。しかし、レクサスに期待するのは、単なる「トヨタの上位互換」ではありません。多くのオーナーは、トヨタ車とは一線を画す、レクサス独自の乗り味、デザイン、技術を求めています。

「バッジエンジニアリング」と揶揄されることの不満

エンブレムを変えただけの「バッジエンジニアリング」と揶揄されるような車種が増えてしまうと、レクサスのブランドイメージそのものが揺らいでしまいかねません。せっかくプレミアムブランドとして独立したアイデンティティを確立しようとしているのですから、もっとレクサス独自の「オリジナル」な部分を増やしてほしいというのが、多くのオーナーの本音ではないでしょうか。コストの問題は理解できますが、ブランド価値を守るためには、ある程度のコストをかけることも必要だと思います。

期待に応えきれない?ディーラーの接客姿勢

レクサスのディーラーといえば、徹底したおもてなしの接客で有名です。しかし、その接客姿勢にも、一部で不満の声が聞かれることがあります。もちろん、多くのディーラーでは素晴らしいサービスを提供してくれていますが、中には「レクサスの接客は行き過ぎていて疲れる」「少し上から目線に感じる」といった意見も聞かれます。

「おもてなし」の価値観の多様化

特に、ディーラーに入った瞬間の過剰なまでの歓迎や、購入後の定期的な連絡の多さに戸惑う方もいるようです。確かに、レクサスの接客は、他社にはない「特別感」を演出する上で重要な要素です。しかし、すべてのオーナーが同じレベルのサービスを求めているわけではありません。中には、もっと気軽に、自分のペースで車と向き合いたいと考える人もいます。レクサスのディーラーには、一律のサービスを提供するのではなく、一人ひとりのオーナーのニーズに合わせた、より柔軟な対応を期待したいところです。

オーナーズデスクの課題:待ち時間と急な用事への対応

また、レクサスの大きな魅力の一つであるオーナーズデスクについても、不満の声が聞かれることがあります。特に、交通情報やレストランの予約など、急いで情報を得たい時に電話がつながりにくかったり、長い時間待たされることがある、という意見です。もちろん、多くのオーナーが利用するため、回線が混雑するのは仕方のないことかもしれません。しかし、「いざという時に頼れる存在」としてオーナーズデスクを信頼しているユーザーにとって、この待ち時間は大きなストレスとなります。プレミアムブランドとしての価値を維持するためには、ピーク時でもスムーズに対応できる体制づくりが求められています。

サービス体験のばらつき

ディーラーによってサービスの質にばらつきがあるという声も聞かれます。レクサスというブランドを冠している以上、どのディーラーでも一貫して高い水準のサービスが提供されることを期待するのは当然のことです。このばらつきが、オーナーの不満につながることもあります。

まとめ

ここまで、レクサスに対して感じる様々な不満点について、率直に述べさせていただきました。ナビゲーションシステム、セダンラインアップの停滞、スピンドルグリルの迷走、そして輸入車との技術的な差など、様々な課題があることは否めません。

しかし、これらの不満を抱えながらも、私を含め多くのレクサスオーナーがこのブランドを愛し続けているのは、それ以上の魅力があるからです。どんなに過酷な使い方をしても壊れにくい圧倒的な信頼性、そして何よりも、オーナーのカーライフを大切にするディーラーのホスピタリティは、他のブランドにはないレクサスだけの強みです。

完璧な車など存在しません。不満点があるからこそ、その車に愛着がわき、メーカーに改善を期待する気持ちが生まれるのだと思います。レクサスは、オーナーの不満の声に耳を傾け、それを改善点として、より良い車づくりに活かしていくでしょう。それが、レクサスというブランドが、これからも日本の、そして世界のプレミアムブランドとしてあり続けるための道だと信じています。

このレビューが、長年レクサスを愛用している方や、これからレクサスオーナーになることを検討している方の一助となれば幸いです。