※本ページにはプロモーションが含まれる場合があります

TOYOTA

【90系ノア】グレード別乗り出し価格まとめ|購入時の合計金額を解説

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、新型ノア(90系)の購入を具体的に検討されているものの、グレードが多すぎて「結局、自分にぴったりの一台をいくらで乗り出せるのか?」というリアルな金額が気になっていると思います。

引用 : メーカーHP

私も実際に現行型ノアを所有し、プライベートでも仕事でも使い倒しています。見積もり段階での悩みから、実際に所有して分かった維持費の推移など、気になる気持ちは本当によくわかります。カタログスペックだけでは見えてこない「生きた情報」をお届けします。

この記事を読み終える頃には、グレードごとの乗り出し価格から、ローン・残クレの支払額、さらには11年目までの車検費用といった長期的なコストの疑問がすべて解決しているはずです。

この記事の要約
  1. グレード別乗り出し価格の完全比較
  2. 残クレと通常ローンの返済シミュレーション
  3. 燃料代やタイヤ代を含む年間維持費の目安
  4. 11年目までのディーラー車検費用詳細

車買い替えのご検討中の方へ

新しい車に乗り換える際、今乗っている愛車をどれだけ高く売却できるかは、次の車の選択肢にも大きく影響します。

私自身、一括見積もりサイトを活用したことで、ホンダヴェゼルからレクサスRXに乗り換えることができました。

CTN

CTN一括査定は自動車業界紙にも多数掲載されているので、安心してご利用できます。

筆者おすすめ!一括見積もりサイトはこちらから

【一括査定サイト必勝法】ヴェゼルを驚愕の高額査定で売却した方法を徹底解説本投稿では、一括査定サイトを利用して高額査定で売却するための必勝法を徹底的に解説しています。車の買い替えをご検討中の方は是非一読してみてください。...

トヨタ ノアのグレード構成と車両本体価格の基本

まずは、ノアの複雑なラインナップを整理しましょう。 ノアには大きく分けて「標準ボディ」と「エアロボディ」の2種類があります。 これにハイブリッドかガソリンか、2WDか4WDかの組み合わせが加わります。

引用 : メーカーHP

ボディタイプによる違い

  • 標準ボディ(X, G, Z) 落ち着いたデザインで、街中に馴染むスタイルです。 全幅が抑えられており、取り回しの良さを重視する方に支持されています。
  • エアロボディ(S-G, S-Z) フロントマスクが強調された、迫力あるデザインです。 専用のバンパーやサイドマッドガードが装着され、リセールバリューも高い傾向にあります。

ノア 90系 グレード別車両本体価格一覧

※2024年〜2025年現在の目安価格(消費税込)です。

スタイル グレード エンジン 駆動方式 車両本体価格(約)
エアロ S-Z ハイブリッド 2WD 3,890,000円
ガソリン 2WD 3,320,000円
S-G ハイブリッド 2WD 3,390,000円
ガソリン 2WD 3,040,000円
標準 Z ハイブリッド 2WD 3,590,000円
ガソリン 2WD 3,240,000円
G ハイブリッド 2WD 3,320,000円
ガソリン 2WD 2,970,000円
X ハイブリッド 2WD 3,050,000円
ガソリン 2WD 2,670,000円

※4WD(E-Four)は約20万円のアップとなります。

専門家が教えるグレード選びの基準

現在、最も売れているのは「S-Z」のハイブリッドです。 しかし、あえて「Z」や「G」を選ぶという選択肢も非常に賢いものです。 なぜなら、内装の質感は「Z」以上であれば十分に高く、落ち着いた外観を好む層には標準ボディの方が満足度が高い場合があるからです。

ノアの「乗り出し価格」グレード別まとめ

乗り出し価格には、車両本体の他に「税金・諸費用」と「オプション代」が含まれます。 ここでは、多くの方が選択する約40万円分のオプションを装着した状態での概算を算出しました。

引用 : メーカーHP

代表的な装着オプションの例(合計 約40万円)

  • 10.5インチディスプレイオーディオ
  • ブラインドスポットモニター(BSM)
  • ETC2.0ユニット
  • フロアマット・サイドバイザー
  • コーティング費用

グレード別・リアルな乗り出し価格(目安)

グレード エンジン 乗り出し価格(税込・目安)
S-Z ハイブリッド 約4,450,000円
ガソリン 約3,950,000円
S-G ハイブリッド 約3,950,000円
ガソリン 約3,650,000円
Z ハイブリッド 約4,150,000円
ガソリン 約3,850,000円
G ハイブリッド 約3,850,000円
ガソリン 約3,550,000円

エコカー減税の威力

ハイブリッド車は重量税が100%免税となるため、ガソリン車よりも購入時の諸費用が3〜5万円程度安くなります。 車両本体価格の差を完全に埋めることはできませんが、毎月の燃料代と合わせると、5〜7年程度で差額が大幅に縮小します。

残クレ(残価設定型クレジット)で買う場合の月々の支払額

ノアの残価率は非常に高く設定されています。 そのため、残クレを利用すると、高額な車両価格の割に月々の支払いを抑えることが可能です。 ※金利4.9%(ディーラー平均)、頭金・ボーナス払いなし、60回(5年)払いの場合。

引用 : メーカーHP

残クレ支払額シミュレーション

グレード 乗り出し総額 残価(5年後) 月々の支払額
S-Z (HV) 445万円 180万円 約59,000円
S-Z (ガソリン) 395万円 150万円 約54,000円
S-G (HV) 395万円 155万円 約53,000円
Z (HV) 415万円 160万円 約56,000円

残クレ活用のテクニック

ノアのような人気車は、5年後の買取価格がディーラーの設定した残価を上回ることが多々あります。 つまり、最終回に車を返却するのではなく、買取店に売却することで差額を手元に残し、次の車の頭金にするという「わらしべ長者」的な乗り換えが可能です。

通常ローン(フルローン)で買う場合の月々の支払額

「返却義務や走行距離制限を気にせず、自分の資産として持ちたい」という方は、通常のオートローンが推奨されます。 ※金利4.9%、頭金・ボーナス払いなしでの計算。

通常ローン・期間別支払額

グレード 5年(60回) 7年(84回) 10年(120回)
S-Z (HV) 約83,800円 約62,600円 約47,000円
S-Z (ガソリン) 約74,400円 約55,600円 約41,800円
Z (HV) 約78,200円 約58,400円 約43,900円

長期ローンのメリットとデメリット

最近では10年ローン(120回)を利用する方も増えています。 月々の支払いは楽になりますが、支払総額(利息分)は100万円近く膨らむこともあります。 可能な限り銀行の低金利ローン(1〜2%台)を併用することを強くお勧めします。

ノアの年間維持費を徹底分析

維持費には、ガソリン代、メンテナンス、税金、任意保険が含まれます。 年間10,000km走行を想定し、レギュラーガソリン170円/Lで算出しました。

1. ガソリン代(燃料代)

  • ハイブリッド(実燃費20km/L):年間 85,000円
  • ガソリン(実燃費12km/L):年間 142,000円
  • 燃料コストの差:年間 57,000円の差

2. タイヤ代・消耗品

  • 17インチタイヤ(S-Z):4本交換 8〜12万円
  • 16インチタイヤ(他):4本交換 6〜8万円 タイヤは3〜4年に一度の交換が必要なため、年間2.5万円程度の積み立てが必要です。

3. オイル交換・点検費用

トヨタの「メンテナンスパック」に加入している場合、初回の車検までの点検費用は無料(前払い)ですが、未加入の場合は年間3〜4万円程度かかります。

4. 自動車税・任意保険

  • 自動車税:36,000円(2.0L以下)
  • 任意保険:約60,000円〜(車両保険込み、等級による)

維持費合計(目安)

  • ハイブリッド車約28〜33万円 / 年
  • ガソリン車約34〜39万円 / 年

トヨタディーラーでの車検費用(11年目まで)

ディーラーでの車検は、トヨタ専用の診断機を用いるため、安全機能のアップデートも同時に行われます。

車検費用推移カレンダー

回数 年数 費用の目安 主な整備内容
1回目 3年目 約100,000円 ブレーキフルード、油脂類交換
2回目 5年目 約130,000円 バッテリー、タイヤ交換検討
3回目 7年目 約150,000円 各種ベルト、冷却水(LLC)交換
4回目 9年目 約180,000円 足回りゴム部品、ブレーキパッド交換
5回目 11年目 約220,000円 HVバッテリー点検、重整備

ハイブリッド特有のメンテナンス

11年目(約10〜15万km走行後)には、ハイブリッドの「駆動用バッテリー」の交換を検討する時期に入ります。 交換費用は工賃込みで約15〜20万円程度。 ここを乗り切れば、さらに15年、20万kmと乗り続けることも可能です。

【深掘り】ガソリン車 vs ハイブリッド車、結局どっち?

多くのユーザーが悩むこの問題について、ジャーナリストの視点で解説します。

ガソリン車のメリット

  • 初期投資が安く、その分をオプションや趣味に回せる。
  • 走行距離が少ない(年間5,000km以下)場合、燃料代の差を埋めるのが難しいため経済的。
  • メカニズムがシンプルなため、15年以上の超長期保有では故障リスクが低い。

ハイブリッド車のメリット

  • 圧倒的な静粛性。特に早朝の住宅街での発進などは、家族への配慮にもなる。
  • 災害時の非常用電源(AC100V・1500W)として活用できる。
  • リセールバリューがガソリン車よりも数段階高い。

結論:選びのチェックリスト

  • 年間走行1万km以上なら迷わずハイブリッド
  • リセール重視ならS-Z ハイブリッド
  • 初期費用を抑えて長く乗り潰すならガソリン車

ノア 90系の安全機能「Toyota Safety Sense」の進化

新型ノアを語る上で外せないのが、最新の安全装備です。 プロアクティブドライビングアシスト(PDA)は、前の車との距離やカーブに合わせて、アクセルを離すだけで自然に減速をサポートしてくれます。 この機能により、運転の疲労が劇的に軽減されます。

注意すべき「オプション設定」

標準装備でも優秀ですが、「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」などはメーカーオプションです。 高速道路の渋滞でハンドルから手を離せるこの機能は、長距離移動が多い家族には「魔法のような快適さ」をもたらします。 購入時にしか付けられない装備なので、見積もり時には必ず確認してください。

ノアのリセールバリューを最大化する方法

「数年後に高く売る」ことを前提にするなら、以下の3点は必須です。

  1. ボディカラーは「ホワイトパール」か「ブラック」 これ以外のカラーを選ぶと、査定で10万円以上の差が出ることがあります。
  2. S-Zグレードの選択 エアロボディの最上級グレードは、中古車市場での需要が圧倒的です。
  3. 純正オプションの「10.5インチナビ」 社外品でも良いですが、純正の大画面ナビは査定時の評価が非常に高いです。

家族構成別の推奨グレード

  • 乳幼児がいる4人家族 お勧め:S-Z(7人乗り) 2列目キャプテンシートのロングスライド機能が神。オムツ替えや着替えが車内で容易に完結します。
  • 3世代同居、または子供が3人の5人以上家族 お勧め:G(8人乗り) あえてベンチシート(8人乗り)を選ぶことで、最大乗車人数を確保。8人乗りはGとXにしか設定がないため注意。

競合車種(セレナ・ステップワゴン)との価格比較

ノアのライバルとなる日産セレナ、ホンダ・ステップワゴン。 乗り出し価格で見ると、ノアはちょうど中間、あるいは若干高めになることがあります。 しかし、燃費性能(特にハイブリッド)とリセールバリューを考慮すると、トータルコスト(TCO)ではノアが最も優秀という結果になることが多いです。

まとめ

トヨタ・ノアは、単なる移動手段を超えた「家族の最高のツール」です。

  • 乗り出し価格は約330万円〜450万円。
  • 維持費はハイブリッドなら年間約30万円程度。
  • リセールが強いため、実は上位グレードの方が「実質のコスト」は安い。

自分のライフスタイルに最適な一台を選んで、素晴らしいカーライフをスタートさせてください。

筆者情報

二階堂 仁 モータージャーナリスト兼コラムニストとして活動。慶應義塾大学卒業後、大手自動車会社に就職。車両開発に携わり、その後出版業界へ転身。自動車ジャーナリストへの憧れから独立し、現在に至る。愛車はレクサスLFA、日産GTR R34、そして今回紹介したトヨタ・ノア S-Z。現場主義を貫き、常にユーザー目線でのレビューを心がけている。

error: Content is protected !!
テキストのコピーはできません。