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メルセデス

ベンツGLBの燃費のリアル|街乗りと高速道路の実測値と改善のテクニック

モータージャーナリスト兼コラムニストの二階堂仁です。今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、メルセデス・ベンツのSUV「GLB」に魅力を感じつつも、「実際のところ燃費はどうなんだろう?」「ネットのレビューを見ると燃費が悪いという声もあって不安…」といった点が気になっていることと思います。

引用 : メルセデスベンツHP (https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/glb/overview.html)

私も実際にGLB 200 d 4MATICを所有しているので、その気になる気持ちはよくわかります。特に維持費に直結する燃費は、購入前にしっかりと把握しておきたい重要なポイントですよね。

この記事を読み終える頃には、ベンツGLBの燃費に対するあなたの疑問や不安が解決しているはずです。

記事のポイント

  • GLBのグレード別カタログ燃費とリアルな実燃費の比較
  • 街乗りと高速道路におけるシーン別の実測燃費データ
  • ライバルSUVとの徹底的な燃費性能の比較
  • オーナーだからこそわかる明日から使える燃費改善テクニック
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ベンツGLBの燃費は本当に悪い?カタログ燃費と実燃費のリアル

まず結論からお伝えすると、ベンツGLBの燃費は「乗り方やモデルによっては決して悪くない、むしろ優秀」というのが私の見解です。特にディーゼルモデルである「GLB 200 d 4MATIC」の燃費性能は、このクラスのSUVとしては非常に高いレベルにあります。

引用 : メルセデスベンツHP (https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/glb/overview.html)

巷で「燃費が悪い」という声が聞かれる背景には、いくつかの理由が考えられます。ここでは、公式のカタログ燃費から、オーナーたちが記録したリアルな実燃費、そしてシーン別の燃費性能まで、深く掘り下げていきましょう。

まずは基本から!ベンツGLBのグレード別カタログ燃費(WLTCモード)

車の燃費を比較する上で基本となるのが、メーカーが公表しているカタログ燃費です。現在、日本の燃費測定基準は「WLTCモード」が採用されています。これは「市街地」「郊外」「高速道路」という3つの走行モードを平均化した、より実燃費に近い数値とされています。

2025年現在、日本で新車販売されている主なGLBのグレードと、そのWLTCモード燃費は以下の通りです。

グレード名 エンジン種類 駆動方式 カタログ燃費(WLTCモード)
GLB 180 1.4L 直列4気筒ガソリンターボ FF 13.6 km/L
GLB 200 d 4MATIC 2.0L 直列4気筒ディーゼルターボ 4WD 15.9 km/L

この表を見ると、ディーゼルモデルのGLB 200 d 4MATICの方が、ガソリンモデルのGLB 180よりも1Lあたり2.3kmも燃費が良いことがわかります。これはディーゼルエンジンの特性と、燃料である軽油のエネルギー効率の高さによるものです。さらに、GLB 200 dは4WDでありながら、FFのガソリンモデルより燃費が良いという点は特筆すべきでしょう。

【本音レビュー】オーナーが語るGLBのリアルな実燃費

カタログ燃費はあくまで一つの目安。本当に知りたいのは、実際にオーナーたちが日々運転して記録している「実燃費」ですよね。

様々な燃費記録サイトやSNSの投稿を総合すると、GLBの実燃費の平均値はおおよそ以下のようになります。

グレード名 平均実燃費 カタログ燃費達成率
GLB 180 10.0~12.5 km/L 約74%~92%
GLB 200 d 4MATIC 13.0~16.0 km/L 約82%~101%

私の所有するGLB 200 d 4MATICも、普段の使い方で平均して14.5km/L前後を記録しており、このデータとほぼ一致します。特にディーゼルモデルは、乗り方次第でカタログ燃費を超える数値を叩き出すことも珍しくなく、そのポテンシャルの高さがうかがえます。

ガソリンモデルのGLB 180も、達成率を見ると決して悪い数値ではありません。しかし、ディーゼルモデルの優秀さが際立つため、相対的に「燃費が伸び悩む」という印象を持たれやすいのかもしれません。

街乗りの燃費は?ストップ&ゴーが多い都市部での実測値

引用 : メルセデスベンツHP (https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/glb/overview.html)

車の燃費が最も悪化しやすいのが、信号や渋滞で発進と停止を繰り返す「街乗り」です。

GLB 180(ガソリンモデル)の街乗り燃費

ガソリンモデルのGLB 180の場合、都心部での街乗り燃費は8.0~10.0 km/Lあたりに落ち着くことが多いようです。1.6トンを超える車重を1.4Lのエンジンで動かすため、発進時にはどうしてもアクセルを多めに踏む必要があり、燃費には厳しい状況と言えます。

GLB 200 d 4MATIC(ディーゼルモデル)の街乗り燃費

一方、私のGLB 200 d 4MATICは、同じような都心部の走行でも11.0~13.0 km/Lを記録します。これはディーゼルエンジンが持つ「低回転からの力強いトルク」のおかげです。ガソリン車ほどアクセルを踏み込まなくてもスムーズに発進できるため、ストップ&ゴーの場面でも燃費の悪化を最小限に抑えられます。アイドリングストップ機能からの復帰もスムーズで、街中でのストレスはほとんど感じません。

高速道路の燃費は?長距離ドライブでの驚きの実力

街乗りとは対照的に、一定の速度で走り続ける高速道路は、車の燃費性能を最も引き出せるステージです。

GLB 180(ガソリンモデル)の高速燃費

GLB 180は、高速道路を時速80km~100kmで巡航すると、14.0~16.0 km/Lという良好な数値を記録します。エンジン回転数を低く保ちながら走れるため、街乗りとは打って変わって燃費が大きく向上します。

GLB 200 d 4MATIC(ディーゼルモデル)の高速燃費

ディーゼルモデルの真骨頂は、まさにこの高速巡航にあります。GLB 200 d 4MATICの高速燃費は、驚くべきことに17.0~20.0 km/L、あるいはそれ以上に達することもあります。実際に私が長距離ドライブをした際には、メーターの燃費計が21.0km/Lを超えたこともありました。 8速デュアルクラッチトランスミッション(8G-DCT)が効率よくエンジンのおいしい領域を使い、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を使えば、さらに燃費を伸ばすことが可能です。満タンからの航続可能距離は1,000kmに迫ることもあり、長距離移動の際の給油回数が減るのは、精神的にも時間的にも大きなメリットです。

なぜ「燃費が悪い」と言われる?考えられる3つの理由

実燃費データを見ると、特にディーゼルモデルは非常に優秀であることがわかります。では、なぜ一部で「GLBは燃費が悪い」というイメージが持たれてしまうのでしょうか。私はジャーナリストとして、そして一人のオーナーとして、以下の3つの理由が考えられると分析しています。

理由1:スクエアなボディ形状と車両重量

GLBは、その武骨で魅力的なデザインを実現するために、スクエアな箱型のボディ形状をしています。これは空気抵抗の面では流線型のボディよりも不利になり、燃費に影響を与える一因です。また、3列シートも選択可能なSUVとしてしっかりとした骨格を持ち、車両重量もGLB 180で1,620kg、GLB 200 d 4MATICでは1,750kgと、決して軽量ではありません。こうした物理的な要因が、燃費性能に一定の影響を与えていることは事実です。

理由2:ガソリンモデルの印象の強さ

GLBが日本でデビューした当初、最初に導入されたのはガソリンモデルのGLB 250 4MATIC(後にGLB 180が追加)でした。これらのモデルは、ディーゼルほどの低燃費性能は持っていません。そのため、初期のレビューや口コミで形成された「GLB=ガソリン車の燃費」というイメージが、今もなお残っている可能性があります。

理由3:輸入車=燃費が悪いという根強い先入観

これはGLBに限りませんが、未だに「輸入車はハイオク仕様で燃費も悪い」という先入観をお持ちの方が少なくありません。しかし、近年の欧州車、特にディーゼルエンジンの技術革新は目覚ましく、国産車と比較しても遜色ない、あるいは凌駕するほどの燃費性能を持つモデルが多数存在します。GLB 200 d 4MATICは、まさにその代表格と言えるでしょう。

ディーゼル(200d)とガソリン(180)どっちを選ぶべき?燃費と走りから徹底比較

燃費性能に大きな違いがあるガソリンモデルとディーゼルモデル。どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。ここでは燃料代と走りのキャラクターという2つの観点から、どちらがあなたに合っているかを考察します。

年間走行距離で見る燃料代シミュレーション

車の維持費で大きな割合を占める燃料代。軽油はハイオクガソリンよりも1Lあたりの価格が安いため、燃費性能と合わせて考えると、その差はさらに大きくなります。

仮にハイオクガソリンを185円/L、軽油を155円/L、実燃費をGLB 180が11km/L、GLB 200 dが14.5km/Lと仮定して、年間の燃料代をシミュレーションしてみましょう。

年間走行距離 GLB 180(ガソリン)の燃料代 GLB 200 d(ディーゼル)の燃料代 差額
5,000 km 約 84,091 円 約 53,448 円 約 30,643 円
10,000 km 約 168,182 円 約 106,897 円 約 61,285 円
15,000 km 約 252,273 円 約 160,345 円 約 91,928 円

このように、年間1万km走る方であれば、ディーゼルモデルを選ぶだけで燃料代を年間約6万円も節約できる計算になります。走行距離が多ければ多いほど、ディーゼルモデルの経済的なメリットは大きくなります。

走りのキャラクターの違い

  • GLB 180(ガソリン):エンジンは非常に静かで、軽やかに高回転まで吹け上がります。街中でのストップ&ゴーもスムーズで、メルセデス・ベンツらしい上質な乗り心地を純粋に楽しみたい方に向いています。発進時の力強さではディーゼルに一歩譲りますが、一度スピードに乗ってしまえば必要十分なパワーを発揮します。
  • GLB 200 d 4MATIC(ディーゼル):最大の魅力は、アクセルを少し踏んだだけでグッと前に出る力強いトルク感です。特に坂道や高速道路の合流などでは、その余裕のあるパワーが頼もしく感じられます。アイドリング中はディーゼル特有の音がしますが、走り出してしまえば室内は非常に静か。長距離を楽に、そして経済的に移動したい方には最適な選択と言えるでしょう。4MATICによる走行安定性の高さも魅力です。

ベンツGLBの維持費と燃費を改善するテクニック

GLBの燃費性能について理解が深まったところで、次に気になるのはライバル車との比較や、実際の維持費、そして燃費をさらに良くするための具体的なテクニックではないでしょうか。ここでは、より実践的な情報をお届けします。

引用 : メルセデスベンツHP (https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/glb/overview.html)

【徹底比較】ライバルSUVと燃費はどれくらい違う?

GLBが属するコンパクト~ミドルクラスの輸入SUVセグメントは、強豪ひしめく激戦区です。主要なライバル車とカタログ燃費(WLTCモード)を比較してみましょう。

車種名 エンジン種類 駆動方式 カタログ燃費(WLTCモード)
ベンツ GLB 180 1.4L ガソリンターボ FF 13.6 km/L
ベンツ GLB 200 d 4MATIC 2.0L ディーゼルターボ 4WD 15.9 km/L
BMW X1 sDrive18i 1.5L ガソリンターボ FF 14.2 km/L
BMW X1 xDrive20d 2.0L ディーゼルターボ 4WD 17.9 km/L
アウディ Q3 35 TFSI 1.5L ガソリンターボ FF 14.2 km/L
アウディ Q3 35 TDI quattro 2.0L ディーゼルターボ 4WD 15.4 km/L
VW ティグアン TSI Active 1.5L ガソリンターボ FF 14.3 km/L
VW ティグアン TDI 4MOTION 2.0L ディーゼルターボ 4WD 14.8 km/L

こうして比較すると、GLB 200 d 4MATICの燃費性能は、ライバルのディーゼル・4WDモデルと比較しても遜色のない、非常に競争力のあるレベルにあることがわかります。一方で、ガソリンモデルのGLB 180は、ライバルに対してやや見劣りする数値となっています。このクラスで燃費を重視するなら、やはりディーゼルモデルが優位と言えるでしょう。

年間維持費はいくら?燃料代・税金・保険料シミュレーション

引用 : メルセデスベンツHP (https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/glb/overview.html)

車を所有するには、燃料代以外にも税金や保険料、メンテナンス費用がかかります。GLB 200 d 4MATIC(年間1万km走行と仮定)のおおよその年間維持費を算出してみました。

項目 金額(目安) 備考
燃料代(軽油) 約 107,000 円 14.5km/L, 155円/Lで計算
自動車税 36,000 円 1.5L超~2.0L以下
自動車重量税 16,400 円 エコカー減税適用後(1年あたり)
自賠責保険料 約 10,000 円 1年あたり
任意保険料 約 80,000 円~ 年齢・等級・補償内容による
メンテナンス費用 約 50,000 円~ オイル交換、AdBlue補充など
合計 約 299,400 円~

もちろん、駐車場代や高速道路料金、任意保険の条件などによって総額は大きく変動しますが、一つの目安として参考にしてください。ディーゼルモデルはAdBlue(尿素水)の補充が定期的に必要になりますが、それを考慮しても燃料代の安さによる経済的メリットは大きいと言えます。

今日からできる!ベンツGLBの燃費を伸ばす5つの運転テクニック

GLBは、ドライバーの乗り方次第で燃費が大きく変わる車です。ここでは、私が普段から実践している、誰でも簡単にできる燃費改善テクニックを5つご紹介します。

テクニック1:「DYNAMIC SELECT」で「ECOモード」を積極的に活用

GLBには、走行モードを切り替えられる「DYNAMIC SELECT」が標準装備されています。街乗りや高速道路での巡航時など、急を要さない場面では積極的に「ECOモード」を選びましょう。ECOモードにすると、アクセル操作に対する反応が穏やかになり、エアコンの効きも抑制され、無駄な燃料消費を抑えることができます。また、アクセルをオフにした際にエンジンとトランスミッションを切り離して惰性で走る「コースティング機能」も作動し、燃費向上に大きく貢献します。

テクニック2:穏やかなアクセル・ブレーキ操作を心がける

これは燃費運転の基本中の基本ですが、「急」がつく操作(急発進、急加速、急ブレーキ)は燃費を著しく悪化させます。特にGLBのような重量のある車ではその影響が顕著です。発進時はアクセルをじわりと踏み込み、ディーゼル車ならその力強いトルクを活かしてスムーズに流れに乗ることを意識しましょう。車間距離を十分に取り、先の信号を予測して早めにアクセルをオフにする「予測運転」も非常に効果的です。

テクニック3:アダプティブクルーズコントロール(ACC)を賢く使う

高速道路や空いたバイパスなどでは、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を積極的に使いましょう。機械が自動で加減速を行うため、人間が操作するよりも無駄のないスムーズな速度制御が可能になり、燃費向上につながります。ただし、交通量の多い場面や勾配のきつい場所では、かえって燃費が悪化することもあるため、状況に応じた使い分けが重要です。

テクニック4:アイドリングストップ機能を止めない

信号待ちなどで自動的にエンジンを停止するアイドリングストップ機能。再始動時の振動やタイムラグが気になるという方もいますが、燃費改善効果は絶大です。メルセデス・ベンツのアイドリングストップは非常に洗練されており、復帰もスムーズなので、慣れればほとんど気にならなくなるはずです。燃料を節約するためにも、オフにせず活用することをおすすめします。

テクニック5:タイヤの空気圧を適正に保つ

意外と見落としがちなのがタイヤの空気圧です。空気圧が低下するとタイヤの転がり抵抗が増大し、燃費が悪化する原因になります。GLBの適正空気圧は、運転席のドアを開けたところに貼られているシールで確認できます。月に一度はガソリンスタンドなどでチェックする習慣をつけましょう。燃費だけでなく、走行安定性や安全性にも関わる重要なポイントです。

運転以外でできる燃費改善策とは?

運転技術だけでなく、日頃のメンテナンスも燃費に影響します。

  • 不要な荷物を降ろす:車重は燃費に直結します。使わないゴルフバッグやキャンプ道具などを積みっぱなしにせず、こまめに降ろしましょう。
  • 定期的なエンジンオイル交換:エンジンオイルはエンジンの潤滑を担う重要な要素です。劣化すると潤滑性能が落ちてエンジン内部の摩擦抵抗が増え、燃費悪化につながります。メーカー推奨の交換サイクルを守りましょう。
  • 燃費性能に優れたタイヤを選ぶ:タイヤには「低燃費タイヤ」と呼ばれる、転がり抵抗を低減させた製品があります。タイヤ交換の際には、こうしたエコタイヤを選択するのも有効な手段です。

GLBの燃費に関するよくある質問(Q&A)

最後に、GLBの燃費に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 冬場の燃費は悪化しますか? はい、悪化する傾向にあります。理由は主に2つあり、1つはエンジンが温まるまでに時間がかかり、燃料を多く消費するため。もう1つは、スタッドレスタイヤが夏用タイヤに比べて転がり抵抗が大きいことです。一般的に10%~20%程度悪化すると考えておくと良いでしょう。

Q2. エアコンの使用は燃費にどれくらい影響しますか? エアコン(特に冷房)の使用は燃費を悪化させます。コンプレッサーを動かすためにエンジンの力を使うためで、外気温や設定温度にもよりますが、一般的に10%前後燃費が悪化すると言われています。特に夏場の渋滞路などでは影響が大きくなります。

Q3. 3列目シートの使用は燃費に関係ありますか? はい、関係します。3列目シートに人が乗れば、その分車重が増えるため燃費は悪化します。ただし、日常的に大人数を乗せる機会が少ないのであれば、その影響は限定的です。普段は格納しておき、いざという時に使えるという利便性は、燃費のデメリットを上回る大きな魅力と言えるでしょう。

まとめ

今回は、メルセデス・ベンツGLBの燃費について、オーナーとしての視点も交えながら徹底的にレビューしました。

  • ディーゼルモデル(GLB 200 d 4MATIC)の燃費は非常に優秀で、特に高速道路では20.0km/Lを超えることもある。
  • **ガソリンモデル(GLB 180)**はディーゼルほどの低燃費ではないが、街乗り中心で静粛性を重視するなら魅力的な選択肢。
  • 「燃費が悪い」というイメージは、ガソリンモデルの印象や車両重量、そして先入観による部分が大きい
  • 年間走行距離が多いなら、燃料代の安さも相まってディーゼルモデルが経済的に圧倒的に有利
  • 「ECOモード」の活用や穏やかな運転を心がけることで、誰でも燃費を向上させることが可能

ベンツGLBは、燃費性能だけが魅力の車ではありません。スクエアで存在感のあるデザイン、7人乗りも可能な優れたパッケージング、そしてメルセデス・ベンツならではの高い安全性と上質な乗り心地など、多くの魅力を持ったオールラウンドな一台です。

「燃費が悪いかもしれない」という一点の不安でこの素晴らしい車を諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。特にディーゼルモデルを選び、少しだけエコな運転を心がければ、きっとあなたはその経済性と走りの楽しさに満足するはずです。

このレビューが、あなたの車選びの一助となれば幸いです。

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